いまだに日本のメディアが報じない事実がある。
日本では、いまだに、こんな国際会議が行われていることが報じられていないです。
凝集系核科学に関する国際会議です。
しかしインドなどは有数なメディアが報道していたのです。
例えばこれは、THE TIMES OF INDIA。
英字新聞としての発行数は世界最多であり、 2008年時点で世界の新聞発行数8位の314万部が発行されているのでしょ。
インドの著名な科学者も、参加したと伝えています。
cold fusionは、常温核融合のことです。
Nuclear conference begins today
Feb 6, 2011, 01.12am IST
CHENNAI: The 16th International Conference on Condensed Matter Nuclear Science ( cold fusion) begins in the city on Sunday.
The national steering committee for the five-day conference, which will kick off at the GRT Grand Convention Centre in T Nagar, includes a number of distinguished Indian Scientists.
Addressing a press conference on Saturday, chairman of the organising committee M Srinivasan said the conference was being organised by the International Society for Condensed Matter Nuclear Science (www.iscmns.org) in collaboration with the Indian Physics Association (IPA) and the Indian Nuclear Society (INS).
Dr S Banerjee, chairman, Atomic Energy Commission has agreed to inaugurate the conference.
こんなことでは、アメリカで商品化されて日本が何年も遅れた輸入するはめになりそうです。
アメリカでも、常温核融合はトンデモ扱いという人がいるでしょ。
だが、Cold Fusion(常温核融合)を堂々と歌った日本からの申請が受理されていたのです。
Development of "DS-Reactor" as a practical
reactor of "Cold Fusion" based on
the "DS-cell" with "DS-Cathode"
United States Patent [19] [11]Patent Number:5,647,970
[45]Date of Patent:Jul..15,1997
http://lenr-canr.org/acrobat/ArataYdevelopmenb.pdf
もちろん日本でも、特許を取得しているです。
ところが、常温核融合の記載は見落としそうなくらい控えめで、アメリカとは対照的です。
常温核融合については、こんなビデオがネットで流されているのです。
Cold Fusion is Hot again http://www.cbsnews.com/video/watch/?id=4955212n
日本がトンデモ扱いしているうちに、アメリカではニュースサイトで常温核融合のビデオを世界中に発信しているのです。
日本でも、TBSが日本語版を放送したでしょ。
ところが日本では、自分のサイトでそのことを残していないです。
日本では、メディアは自分のサイトで流さないので動画投稿サイトで探すしかないです。
例えばここです。
http://www.dailymotion.com/video/x9r978_yyyyyyyyyyyyyyyyyyy_tech
ここだって、偶然気が付いたのです。
アメリカ化学会が、「低エネルギー核反応と新エネルギー技術」を出版しているようですね。
Low-Energy Nuclear Reactions and New Energy Technologies Sourcebook Volume 2
http://pubs.acs.org/isbn/9780841224544
世界最大の化学系学術団体アメリカ化学会は、最初にCF、つまり常温核融合を否定したところだったですけど。
高橋亮人大阪大学名誉教授も執筆を担当しているそうね。
常温核融合の水野忠彦工学博士も、2009年に招待講演しているのです。
水野忠彦は、超高圧の環境で起きる水素の核融合を、試験管の中で実現するという常温核融合に研究者人生を捧げ続けている科学者ですよね。
水野忠彦には、アメリカ物理学会からも論文の執筆依頼があるのですと。
災害現場へのロボット投入も、受け入れ態勢がないので長期待機という事態が続きました。
アメリカの9.11では、ロボットが大活躍だったというのにですよ。
軍事技術の平和への応用という側面はあるにしても…。
技術あって活用無しでは、日本はますます自力で宇宙開発さえしている中国にもおいて行かれるでしょうね。
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コメント
一般に
技術を開発するのは理系の力
技術を商用利用するのが文系の力。
日本の理系は素晴らしい技術を開発しますが
商用化の要である文系のレベルがあまりにも低く技術を理解できないため
応用も利かず、全くうまく回りません。
文系職からは日本人を捨てて、ドイツ人やアメリカ人を持ってきた方がいいと思いますよ。
その上で、もっと理系が優遇され、報われる社会になるよう、政府が努力しなくてはなりません。
投稿: ばしくし | 2013年5月10日 (金) 08時56分
そもそも、日本的な理系と文系の分け方を根本から見直すほうが良いでしょう。
もっと、総合学習力強化を考えないと、今のような変化が激しく、かつ技術の進んだ時代に柔軟に対応できる人材は育たないでしょうね。
投稿: cova | 2013年5月10日 (金) 11時34分