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もっと、子どもの心に寄り添う教育と行政を。

自由民主党・民主党・日本維新の会・公明党・みんなの党・生活の党の6党が、いじめ対策推進基本法案を衆議院に共同提出しました。

いじめ対策推進基本法案

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/183/pdf/t071830021830.pdf

児童生徒等をいじめることを禁止するというが、ただ禁止しただけでは、より巧妙化、陰湿化する危険はないでしょうか。

何故いじめたくなったのかをちゃんと突き止め、必要な手立てを講じないと抜本的対策ではないと言う発想は、ここには全く見られないようです。

いじめと言うのは、価値観や倫理観の問題以前に、心の生活習慣病と言う気がしてならないです。

感情や心の葛藤の処理が未熟な人が、どうしていいかわからないときに取る行動の一つがいじめや暴力ではないのでしょうか。

 気になる相手の気をどうして引いていいか分からない幼い子は、意地悪や悪戯でそれをやろうとするでしょ。

 いじめもまた、自分の心の葛藤やもやもやに気づいて欲しいと言うシグナルではないでしょうか。

問題は弱い子が被害にあい、心の傷を負うばかりか死ぬことさえあることです。
 加減を知らないから、そうなるのでしょう。

つまり、いじめ問題の解決に求められるのは、コミュニケ―ション力をいかに、一人一人に寄り添いながら育てるかにあるのではないでしょうか。

家庭の教育力や、学園と保護者の連携強化こそ必要であり、少人数学級と教員の教育に直接関係ない雑務からの解放こそ、急務と思われるのです。
この種の発想の次に来るのは、教育勅語や軍人勅諭の復活と感じるのは、杞憂でしょうか。
追記
いじめっ子予備軍になりそうな子を早期に見つけ出し、心のうちに真正面から向かい合って予防する手立てを講じる事こそ、必要と言う発想がないのか。
頑なになってい居るであろう彼らの心を開かせるには、時間はかかるだろう。
だが、あなたを愛している、あなたも大事なんだ、というメッセージが本当に必要なのは、誤解を恐れずに言えば、いじめている子の方だろう。
もちろん、いじめている子に手を差し伸べるだけではなく、いじめられている子を守る手だてや立ち直らせる支援が大事なのは言うもまでない。
いじめられている子もまた、恐怖から閉ざしてしまった心を開かせるのは容易ではない。
断固あなたを守ると言う、信頼が得られないと、告発してくれないだろう。
この法律は、いじめられている子を守ることを口実に、教育に介入することしか考えてない下劣な政治屋のパフーマンスと呼ぶにはあまりにひどい。
暗澹たる気持ちになる。
いじめ防止法が成立、学校に通報義務…今秋施行

読売新聞 6月21日(金)11時17分配信
いじめ防止対策推進法が可決、成立した参院本会議(21日午前、国会で)=吉岡毅撮影

 いじめ防止対策推進法は21日午前、参院本会議で自民、公明、民主各党の賛成多数で可決、成立した。

 今秋施行される。

 同法では、いじめの定義を「児童生徒が心身の苦痛を感じている」とするなど、客観性よりもいじめを受ける側の意向を重視した。
いじめに遭った子どもの生命や財産に重大な被害が出るおそれがある場合に、学校から警察への通報を義務づけるとともに、学校に対し、教職員や心理の専門家などによるいじめ防止のための組織設置を求めた。
保護者については、子どもの教育に「第一義的責任を有する」とし、規範意識を養うための指導を求める。インターネットを通じたいじめ対策の推進も打ち出した。

 付帯決議には、いじめ防止のための組織に第三者を入れて公平性を確保することも盛り込まれた。
文部科学省は、同法に基づき、対策の基本方針を定める。

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