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2013年9月

竜田揚げと製鉄と龍や蛇?

立田揚げとも記される竜田揚げとは、鶏肉・魚肉・鯨肉などに醤油と味醂で下味をつけ、片栗粉をまぶして油で揚げたものです。

この竜田は、奈良県の北西部を流れる竜田川から来ています。

竜田川は、大和川水系の支流で奈良県を流れる一級河川です。

上流を生駒川(いこまがわ)、中流を平群川(へぐりがわ)とも称します。

だが、竜田揚げは竜田川流域が発祥ではないのです。

竜田川は百人一首にも「ちはやふる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」の一首があることでもわかるように、古くから紅葉の名所として知られています。

この紅葉の下を流れる竜田川に、赤褐色に揚がり所々に片栗粉の白い部分のある姿を見立てたので竜田揚げと言うのが通説です。

一説には、旧日本海軍の軽巡洋艦龍田の厨房長が、小麦粉の代わりに片栗粉を使って唐揚げを揚げたことことから龍田揚げとも言うとされます。

 気になるのは、竜田と言う地名ですね。

竜田川流域には、竜田山と総称される紅葉が美しく、万葉集に読まれた事で有名な山々があります。

竜田山の山々は、生駒山地の最南端、信貴山の南に連なる大和川北岸に位置します。

現代には竜田山という地名は存在しないが、竜田神社、竜田川、竜田道という名は現存しています。

竜田山の位置は、大阪府南部(河内国)と奈良県(大和国)の境に近い、奈良県生駒郡の西方に比定されて紹介されていることが多いです。

日本書紀によると、神武天皇は即位前に竜田山に入ったが、峻険で狭い道に行軍が難航し、また、履中天皇も即位前に住吉仲皇子の反乱に遭い、平群木菟に助けられ難波から竜田山を経て大和国へ入っているというのです。

「扶桑略記」昌泰元年10月28日条(898年11月15日)には、昌泰元年(898年)には宇多上皇が吉野から摂津国に向かう途中、竜田山を越えて河内国に入ったという記録があるそうです。

河内国古市郡の嶽山から竜田山にかけての地域は、古代に製鉄・鍛冶が盛んであった地域として知られています。

古代に製鉄・鍛冶が盛んであった地域と言うのは、地名の由来としては何とも気になります。

ヤマタノオロチ伝承は、製鉄に因むとも言われます。

竜の伝承は、様々な文化とともに中国から伝来し、元々日本にあった蛇神信仰と融合しました。

ちなみに 竜とはもとは、冠をかぶった蛇の姿で、さまざまな模様・装飾を加えられ、「龍」となりました。

意符としての基本義は「うねる」。

この、うねるものという印象から、竜と蛇の混同は起きたのかも知れないです。

中世以降の解釈では、日本神話に登場する八岐大蛇も竜の一種とされることがあります。

余談であるが、竜は体を上下にくねらせ角や耳や爪のある四肢も描かれるところから、飛鳥昭雄や三神たけるのように未確認生物の一種であり哺乳類であるとの指摘もあります。

竜ではないかと言われる写真も、一部書籍に掲載されているので、見かけたらじっくり見てください。

ヤマタノオロチには、この地の製鉄の歴史が反映されていると言う説があります。

剣が出てくるのは、八岐大蛇が鉄の流れの象徴だからであり、酒で酔わせる描写は水で冷却するさまを表すのではないかと言うわけです。

実際、ヤマタノオロチ伝承のある一体は、製鉄で古来より知られた地域なのです。

このヤマタノオロチを、八つの三又に囲まれた形である箱を指すと突っ込みを入れてるのは、飛鳥昭雄と三神たけるです。

でてきた草薙の剣とも呼ばれる天叢雲剣の正体は、アロンの杖であり、ヤマタノオロチとは聖櫃だと、彼らは主張します。

話を戻します。

奈良県桜井市には、出雲という地名が残っています。

竜田山の山々を北岸に臨む大和河は、奈良県桜井市の北東部、標高822mの貝ヶ平山(かいがひらやま)近辺を源流としており、上流部では初瀬川と称されます。

 この二つの出雲は、製鉄で繋がるのですね。

出雲と製鉄と言えば、伊豆半島にも出雲の地名があり、やはり製鉄の技術が古来から伝わっています。

面白いことに、伊豆にも竜宮島だの竜宮窟だのという地名があるのです。

竜宮島は、白浜の北、国道から500mほどはずれた海岸にあるそうです。

岩礁に囲まれた小さな陸続きの島だが、 干潮時には広大なテラスが出現し、天然プールで水中生物を観察できるといいます。

一方、竜宮窟は下田市田牛にあります。

国道136号「吉佐美大浜」看板を左折、吉佐美大浜の先にあり、10台ほどとめられる駐車場から階段を下ると磯遊びも楽しめる浜に通じる洞窟内へ。

駐車場に面して立つ鳥居の向こうは、洞窟の天井を1周できる場所に通じるロープをつたいながら登る急な階段。

どうも、出雲の名がつく地域には製鉄の歴史と龍や蛇に纏わる伝承や地名が、関わってきそうです。

そして、竜伝承は大陸由来である事を思えば、出雲と製鉄と龍や蛇と、大陸との繋がりが見えてきます。

その繋がりを解く鍵は、今回も秦氏が握っているのでしょうか。

 伊豆を含む関東は、秦氏の一大拠点でしたね。

出雲の地名にも、秦氏が深く関わっているのでしょうかね

竜田揚げの語源探しは、古代への謎探しにまで、誘ってくれました。

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頭を冷やすほうが先?-火花と冷却?-

ふと思ったんだけど、私たちの体の中では、まるで入れ子のように大きな現象がより小さな現象に支えられる構造が続いてるでしょ。

 究極はミクロの量子力学の世界にまで、行きつきますね。

ということは。ミクロの現象は常に、よりマクロな世界に取り囲まれているわけでしょ。

 マクロな世界はニュートン力学で記述できますね。

ならば、ミクロの世界の現象も、よりマクロな世界の中で記述する場合、ニュートン力学で記述できるのでしょうか。

E=mc²

これから次の式が導けます。

mc²=E

m=E/c²

つまり、エネルギーは常に質量を持つわけです。

そして、この式があります。

E=hν

ここで、こう書いても良くなります。

m=hν/c²

周波数は、それに見合ったエネルギーと質量を持つとなりませんか。

アインシュタインは時空の歪みとして、重力を考えています。

 時空の歪みは質量=物質が生み出すのでしたね。

量子力学でも、真空にはエネルギーが満ちていると言う指摘が理論の誕生時からあるのです。

 重力とは、真空に満ちているエネルギーが時空の歪みによって作りだしている現象である。

そうなると、どうなるでしょう。

 世界を支えるフェルミ粒子(フェルミオン)は、エネルギーを担当するボーズ粒子(ボソン)より、波長が短いですね。

つまり、エネルギー密度が高い=強度が高い、エネルギー密度が低い=強度が低い、そうなりませんか。

 エネルギー密度が高く強度が十分にあれば、空間の中に安定して存在できますね。

 エネルギー密度が低く強度が足りなければ、空間の中に安定して存在できませんね。

となると、エネルギーを、質量として安定できるかできないかのギリギリの境目の強度の密度で、急激に空間の中に送り出すとどうなるかです。

 崩壊すれば、破片は火花として観測できるでしょうね。

温度は、どうなるでしょう。

 氷であれば、溶けたり砕けたりすると、冷たく感じますね。

固体、あるいは、それに近い状態は、冷却された物質と見なせるので、基本的には氷のときと似た状態になると想定できます。

 この現象を用いれば、火花を最小限に抑えながら、冷却できる可能性がある。

高温超伝導の冷却などに、活用できないでしょうかね。

 冷凍庫や冷蔵庫、冷房にも、使えたら画期的ですね。

さらに、これを磁場で行えば、誘導電流が取り出せて、自給自足の冷却装置が出来るかもしれない。

 誰か作らないかな。

その気になれば、町工場でも可能かも。

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