頭を冷やすほうが先?-火花と冷却?-
ふと思ったんだけど、私たちの体の中では、まるで入れ子のように大きな現象がより小さな現象に支えられる構造が続いてるでしょ。
究極はミクロの量子力学の世界にまで、行きつきますね。
ということは。ミクロの現象は常に、よりマクロな世界に取り囲まれているわけでしょ。
マクロな世界はニュートン力学で記述できますね。
ならば、ミクロの世界の現象も、よりマクロな世界の中で記述する場合、ニュートン力学で記述できるのでしょうか。
E=mc²
これから次の式が導けます。
mc²=E
m=E/c²
つまり、エネルギーは常に質量を持つわけです。
そして、この式があります。
E=hν
ここで、こう書いても良くなります。
m=hν/c²
周波数は、それに見合ったエネルギーと質量を持つとなりませんか。
アインシュタインは時空の歪みとして、重力を考えています。
時空の歪みは質量=物質が生み出すのでしたね。
量子力学でも、真空にはエネルギーが満ちていると言う指摘が理論の誕生時からあるのです。
重力とは、真空に満ちているエネルギーが時空の歪みによって作りだしている現象である。
そうなると、どうなるでしょう。
世界を支えるフェルミ粒子(フェルミオン)は、エネルギーを担当するボーズ粒子(ボソン)より、波長が短いですね。
つまり、エネルギー密度が高い=強度が高い、エネルギー密度が低い=強度が低い、そうなりませんか。
エネルギー密度が高く強度が十分にあれば、空間の中に安定して存在できますね。
エネルギー密度が低く強度が足りなければ、空間の中に安定して存在できませんね。
となると、エネルギーを、質量として安定できるかできないかのギリギリの境目の強度の密度で、急激に空間の中に送り出すとどうなるかです。
崩壊すれば、破片は火花として観測できるでしょうね。
温度は、どうなるでしょう。
氷であれば、溶けたり砕けたりすると、冷たく感じますね。
固体、あるいは、それに近い状態は、冷却された物質と見なせるので、基本的には氷のときと似た状態になると想定できます。
この現象を用いれば、火花を最小限に抑えながら、冷却できる可能性がある。
高温超伝導の冷却などに、活用できないでしょうかね。
冷凍庫や冷蔵庫、冷房にも、使えたら画期的ですね。
さらに、これを磁場で行えば、誘導電流が取り出せて、自給自足の冷却装置が出来るかもしれない。
誰か作らないかな。
その気になれば、町工場でも可能かも。
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コメント
2013/9/5 >この現象を用いれば、火花を最小限に抑えながら、冷却できる可能性がある。高温超伝導の冷却などに、活用できないでしょうかね。
このご提案について
2014/5/22 私がお知らせした貴志氏の研究した静電冷却現象は直流放電の放電電光(空気中をポテンシャルの井戸、障壁とした電子のトンネル現象)によってその周囲が急激に吸熱される現象です。条件によっては発熱も起きるそうです。論文作成者は原理に気が付いていませんが、あなた様の提案されていることが実現されています。昨日お知らせした論文は著者たちが人工に起こした現象なのにこの原理には全く気付いていません。
天然の自然現象ではトンネル現象を伴ったのかが確認できませんが、私の見たところその特徴からCrop Circleがそれのようです。
投稿: 伴 公伸 | 2014年5月23日 (金) 09時52分
正規に認められている現象として、あるわけですね。
ありがとうございます。
投稿: cova | 2014年5月28日 (水) 00時10分