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2014年8月

チュロス

チュロスは、スペインではホットチョコレートに浸して食べるのが朝の定番とされている断面が星形の揚げ菓子です。

星形の理由は、チュロを丸い搾り器で形成すると、揚げた際に内部の固まっていない生地が急激に膨張し、爆発を起こし高温の油と共に飛び散る危険が有るからです。
これは、生地を熱湯で練って作るために粘り気が大きく、結果閉じ込められた水分が気化して急激に膨張して水蒸気爆発に近い現象が発生するのが原因です。
それを防ぐため、星形にして表面積を大きくし、油から素早く伝熱することにより均等に固まりやすくすると共に効率よく生地外へ水分を放出・蒸発させ、膨張を回避しているのです。

製法および理由により、断面が円形な一般の揚げドーナツに比べ硬い食感が特徴です。

チュロは、小麦粉と水と少量の砂糖・塩を混ぜた生地を星型の搾り器から搾り出して油で揚げ、ハチミツ、砂糖、シナモンなどをまとわせたもので、形は真っ直ぐなものと湾曲したものがあります。
生地にココアなどを混ぜて味付けすることもあるようです。

正確に言うと、チュロス(Churros)は複数形で単数形はチュロ(Churro)で、スペイン・ポルトガルおよびラテンアメリカ各国で広く食べられている揚げ菓子です。

スペイン語ではチュロのロはrrで巻き舌で発音します。

チュ(Chu)にアクセントがあり少し長く発音されるため、日本語でチューロと表示されることもあるが長音ではないから注意しましょう。

調理には搾り器と揚鍋がセットになった専用の調理機が用いられることもあります。
特に大量に作るチェレリアでは専用の調理機は必需品です。

ちなみにチュレリア(Chureria)とはチュロ屋のことで、作っている職人はチュレロ(churrero)と呼ばれます。
店頭にはしばしば、チュロ(Churro)、ブニュエロ(bunuelos)、ポラ(porras)の表示があります。
ポラはチュロと良く似ているが、ポラとは警棒のことで長い形が連想できると言うことでしょう。
プニュエロは、チュロやポロ以外の揚げ菓子です。
スペインのチュレリアでは、朝食にチュロやポラを、濃くいれたホットチョコレートに浸して食べる姿が多く見られるようです。

チュロの起源については諸説あり、代表的なものはスペイン起源とポルトガル起源です。

ポルトガル起源説は、16世紀初頭に明に到達したポルトガル人により、中国の揚げパン油条が知られることとなり、それを模したものとしてチュロが作られ始め、その後スペインにも広まった

というものです。

スペイン起源説は、スペインの羊飼いが長期に渡る野外生活の中で始めた簡易にできるパンの代用として、チュロが作られ始め、チュロという名前もヒツジのナバホ・チュロの角にこの揚げパ

ンが似ていることから名付けられたというものです。
17世紀にはスペインでチュロ作りが職業として確立されており、1621年の文献にチュレロがチュロの値上げを申請したとの記録が残っているそうです。

面白いことにwikiのスペイン語版では、チュロのルーツについての参考図譜として古代エジプトの、ポラに似ている揚げ菓子作りの図を載せていました。
説明には“Escenas de elaboración de pan y «porras». Tumba de Ramsés III. Valle de los Reyes. Egipto.”と添えてあります。

ポルトガル起源説で指摘される油条とは、は中国式の細長い揚げパンのことです。

食塩、重炭酸アンモニウムを水で混ぜたものに小麦粉(薄力粉)を少しずつ加えながらこねて生地を作ります。

重炭酸アンモニウムの代わりに重曹を使う場合もあるが、発泡が少ないので、パフのような独特の食感を出しにくくなります。

しばらく寝かせた生地をのしてから包丁で 20-30cm ほどの棒状に切って伸ばし、半分に折って、高温の油でキツネ色になるまでさっと揚げます。

中国や香港、台湾などでの朝食に、豆腐脳(zh)、粥や豆乳の添え物としてよく食べられるそうです。
また中国料理の点心や飲茶の際に供されることもある。また、天津煎餅の中に巻いたり、飯糰(ファントゥアン)というおにぎりに包んで食べることも一般的であるといいます。

朝食を提供する食堂などで作られる食品で、パン屋で作られることはないと言うから専門店が出来るスペインを思うとちょっと面白いかも。

日本と英語圏では中華パンの一種として紹介されるが、中華圏では麺包(パン)とは呼ばれないし、その製法からも厳密にはパンの仲間ではありません。

腸粉で包んだものを炸兩(拼音: zha2 liang3, 粤拼: zaa3 loeng5)といい、広東で食べられるそうです。
発音の後の数字は中国語の発音の種類で、順番に平声・上声・去声・入声・軽声のことです。

誤解無いように説明しておくと、腸粉(ちょうふん、広東語 チョンファン cheung2fan2、 北京語 チャンフェン chángfěn)は、コメを原料に作る広東式点心の一種です。
猪腸粉(ちょちょうふん。広東語 ジューチョンファン jyu1cheung2fan2、 北京語 ジューチャンフェン zhūchángfěn)ともいい、中国語では「拉腸」(ラーチャン、lācháng)ともいいます。

別名炸油条、油炸鬼(粤拼: yau4 ja3, ヤウザーグァイ)、油炸檜ともいうそうです。
名前のいわれとして、中国・宋の時代に、敵国であった金と内通して忠臣・岳飛将軍を冤罪で処刑したとされる宰相・秦檜夫婦の不正を憎むあまりに、人々が彼らに見立てて小麦粉で二本の棒を作り、油で揚げて「釜煎りの刑」にすることで恨みを晴らしたためと伝えられているというから、ちょっと怖いですね。

古代中国文明は、最近では長江文明が黄河文明より古いと注目されています。

その古代中国の風習を探ると埋葬形式に古代エジプトを思わせるものがあるなど、興味の惹かれる発見があります。
ひょっとしたら、チュロはエジプトから中国経由でポルトガルに伝わり、民間レベルの交流の中でスペインへと広まったのかも知れません。

これはどこまでも、憶測ですけど。

いずれにせよ新大陸へは、ポルトガル・スペインにより持ち込まれたわけです。

ラテンアメリカ各国では様々に発展し広まっていきました。

小麦粉生地だけのものの他にも、チュロの中にドゥルセ・デ・レチェ(メキシコ、ペルー他)やチョコレート(メキシコ)やチーズ(ウルグアイ)などを詰めたチュロ・レイェノ(Churro relleno)も広く供されているそうです。
アメリカや日本を含めその他の地域でも広まっており、チュロがドーナツ店やカフェ、ほかに遊園地・テーマパークのスタンドや競馬場、映画館、街角の屋台でも売られており、手軽な軽食として利用されています。

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掘り出し物は隣にあるかも知れない。

問題は、現場で起きるのですよね。

ちょっとした行き違いもまた、現場で起きる、違いますか。

日本はもっと現場に権限を下して即決させ、システムを臨機応変に変更改善できるようにしろよと言いたい人は、私だけじゃないと思います。

国外だけじゃない、国内でもですよ。

国内でそういう人材育てないから、国外にそう言う人材をいつまでたっても出せない、違うでしょうか。

日本はいい加減、上意下達一本やりと前例志向やめて欲しいですね。

以前に比べれたら、ずいぶん改善されたのでしょうけど。

能力と柔軟性のある若者がマニュアル人間化し、もっともそれに適合できた人ほど出世して無能上司集団が出来上がっていってるんじゃないかと感じるけど気のせいでしょうか。

違うと思いたいけど、どうも、違うとは思えないのですけどね。

これじゃ、グローバル化なんて無理、あなたはどう見ます。

問題への対応の差に感じるのですね。

日本は個人的体験のマンツーマンの伝承で継承し、全体のシステムには極力変更を加えない。

欧米は問題を全体で共有し、必要とあれば全体のシステムにも大幅な変更を加える。

日本は継承に躓くと経験は始めから蓄積する羽目になる。

欧米はシステムの変更についていけないとだめ。

大雑把にいうと、こんな感じです。

背景は、こういうことじゃないでしょうか。

日本は全員参加のプロジェクトが多く、問題は個人で解決するか巻き込む人を最小限にして、全体に極力影響を与えないようにすることが個々人に求められた。

欧米は細分化されたプロジェクトの集積が社会なので、プロジェクト間の整合性のためには課題を共有し、変更点を周知徹底する必要があった。

治山治水は、地域挙げての一大プロジェクトで、しかも大抵、やることは決まっているから足並みの乱れが一番怖かった、そういう時代の感覚を日本はいまだに引きずっていませんか。

欧米はむしろ、個々の家族や集落レベルで周囲の環境に自分たちの必要に沿って変更を加えてきた歴史が長かったし、その中でも家族や集落レベルの分業があった歴史の感覚が今も残っているように見えます。

現代社会は、複数プロジェクトの集積と言う性格が強まっているようです。

欧米で作られたモデルが、経済のグローバル化とともに、世界標準化したからでしょう。

複数プロジェクトの集積と言うことは、課題を顕在化させ問題意識を共有し、全体で解決することがますます要求される方向に向って動いているのではないでしょうか。

それを理解できていない人が、今の日本には残念ながら多すぎる、そう感じます。

日本はインテグラル社会と言えるが、これは柔軟性を意味しないです。

インテグラル社会、簡単に言えば全体でまとまろうとする集団主義と見ても良いでしょう。

日本のモノ作りはしばしば、ワンパッケージ主義と、言われてきました。

全てを取り揃えて、全体として完全を目指そうと言うわけです。

このワンパッケージ主義こそインテグラル志向、そのものなのです。

部分は、あたかもパズルのように複雑にかみあっているのです。

パズルは、すり合わせをしないと全体が壊れます。

欧米はモジュールあるいはユニット社会と言えるが、ここには柔軟性があります。

モジュールあるいはユニット社会、独立した部分の集合のような社会と言うことです。

どのようなモジュールあるいはユニットでも、対応が可能。

積木は日本でもあったが、レゴのような発想は、単位の組み合わせであるモジュールあるいはユニット社会だから、生まれたと言えるでしょう。

日本が得意とするのが、細かな摺り合わせが必要なインテグラルな手法のモノつくりです。

だが、コストも高ければ、全ての社会で使いこなせるシステムでもないものが、しばしば生まれてしまうのも、事実です。

システムとして優れているが、使いこなせない社会に売るのは無理なので、逃した商機は多いことでしょう。

だが、モジュールあるいはユニットとして売れるモノもたくさんあると、国外から日本を見ている人は指摘します。

残念ながら、日本人が気付かないだけなのですね。

日本には、国外から見ればなんで売り出さないか不思議がられているものがいろいろあるらしいです。

なぜ日本人が気付けないかと言うと、インテグラル化されたシステムの一部とみなしているために、モジュールあるいはユニットとしてばら売りできる可能性を見落としているのかもしれないですね。

日本はもっと、帰国子女や外国人の声に耳を傾けて、実はこれは世界に売れるとアドバイスしてもらった方が良いと感じます。

直接、あるいは間接に、日本に利益をもたらしてくれる隠れた宝があるはず、それをもっと発掘しましょう。

地方では、外部の人の声に耳を傾けた結果、身近な売れるものが案外多いと言います。

クールジャパンと言って日本を売り込みたいなら、 帰国子女や外国人、あるいは在外日本人や知日家、彼らの声をもっと聞くべしと思いますが、どんなもんでしょう。

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ありのままだけじゃなくてともに成長を喜びあえる世の中であってほしい。

大人は、自分がわからないことは子供にはなおさらわからないと、頭から決めつけ過ぎるのではないでしょうか。

物事の理解力の差は、年齢や性別以上に、個人差が大きい。 知識量や情報量だって、大人だから子供より多いと胡坐かいちゃいけないのではないでしょうか。

大人がちゃんと指導さえできれば、子供だって多くを知ることは可能、そう思いませんか。

知らないことやできないことは、恥じゃない、違いますか。

知っているふりやできるふりをして、化けの皮が剥げるから恥をかく、違いますか。

一緒に学び一緒に楽しむ、これを本気でやれば子供はあなたの愛をちゃんと受け取り、愛を直球で返してくれる、違いますか。

本当の格好悪さは、格好悪さから逃げること、違いますか。

      

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内部留保の溜まり過ぎはメタボと同じ?

庶民の消費を毛細血管、大企業の内部留保を脂肪に例えても良いと思います。

庶民の消費は地域の経済を支え、毛細血管は体の隅々の血行を支えています。

内部留保は使い道がない資金を内部の充実に充てることが目的だから、体に溜められる脂肪の役割とよく似ています。

適度な脂肪は良いが、溜め過ぎはなにかと健康に弊害が出ます。

なかには、こんな指摘もあります。

肥満の人は脳が萎縮http://d.hatena.ne.jp/appleflower/20090829/p1

適度な内部留保は良いが、溜め過ぎは経済に停滞をもたらすことになります。

そうなると、庶民の消費が元気じゃないのは毛細血管の血流が悪いことに、大企業の内部留保の急激な増加は脂肪の溜め過ぎでメタボシンドローム予備軍まっしぐらに、例えられるでしょう。

溜め過ぎた脂肪は減らして、血行改善が急務になりますよね。

溜めすぎた内部留保も庶民の消費を元気にするために、一部を回す方が良いのではないでしょうか。

内部留保に回す資金の1%で良いから、賃上げや下請けに回せという政党や政治家を応援した方が良いのではないでしょうか。

古から、富の再配分で困った人を救うのは、義に敵った人の道とされてきました。

全ての人に救いの手が来ることを求めて、連帯してこそあなたの救いの道も開けるのではないでしょうか。 

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