内部留保の溜まり過ぎはメタボと同じ?
庶民の消費を毛細血管、大企業の内部留保を脂肪に例えても良いと思います。
庶民の消費は地域の経済を支え、毛細血管は体の隅々の血行を支えています。
内部留保は使い道がない資金を内部の充実に充てることが目的だから、体に溜められる脂肪の役割とよく似ています。
適度な脂肪は良いが、溜め過ぎはなにかと健康に弊害が出ます。
なかには、こんな指摘もあります。
肥満の人は脳が萎縮http://d.hatena.ne.jp/appleflower/20090829/p1
適度な内部留保は良いが、溜め過ぎは経済に停滞をもたらすことになります。
そうなると、庶民の消費が元気じゃないのは毛細血管の血流が悪いことに、大企業の内部留保の急激な増加は脂肪の溜め過ぎでメタボシンドローム予備軍まっしぐらに、例えられるでしょう。
溜め過ぎた脂肪は減らして、血行改善が急務になりますよね。
溜めすぎた内部留保も庶民の消費を元気にするために、一部を回す方が良いのではないでしょうか。
内部留保に回す資金の1%で良いから、賃上げや下請けに回せという政党や政治家を応援した方が良いのではないでしょうか。
古から、富の再配分で困った人を救うのは、義に敵った人の道とされてきました。
全ての人に救いの手が来ることを求めて、連帯してこそあなたの救いの道も開けるのではないでしょうか。
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コメント
メタボで糖尿病。
挙げ句の果てに、失明や手足切断。
中小企業を潰しても、生き残る大企業。
これで本当に幸せなのでしょうか。
投稿: 洗濯機 | 2014年8月25日 (月) 19時43分
社会や政治や経済も、身体の健康状態になぞらえて事態をつかむと、興味深いことが見えてきます。
もっと多くの人に、このことを気が付いてほしいですね。
そうすれば、今が正常か異常かが、容易に判断がつくでしょ。
処方箋もどう書けばいいか、気が付くはず。
投稿: cova | 2014年8月26日 (火) 08時37分