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勝利への道とは?

私はムスリムではないが、コーラン(クルアーン)や聖書を学んだものとして、聖書やコーランへの誤解は解きたいと願うものです。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」あるいは 「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」とも、言われる諺を知っているでしょ。

『孫子・謀攻』に「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」とあるのに基づく言葉です。

原典では「殆うからず」だが、「危うからず」と書いても誤りではありません。

意味は、「敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。敵情を知らないで味方のことだけを知っているのでは、勝ったり負けたりして勝負がつかず、敵のことも味方のことも知らなければ必ず負ける」と言うことです。

コーランや聖書を信じて欲しいと言うつもりはありません。

それぞれの人の選択の問題ですから。

でも、相手を知らずに勝てると思いますか。

デートでも商売でも、相手を知った方が良い手を選びやすいでしょ。

もちろん、自分の持ち手がないとしょうがないですけど。

今、「イスラム国」が大きく問題になっています。

でも、コーランについてどれだけ知ってますか。

さらに、そのもとになった聖書をどれだけ知ってますか。

コーランには戦争の命令も殺害の命令もあると言う人もいます。

その命令は神は自らの戒めに背かない限り死を宣告しないという原則に則ったものです。

ムハンマドの戦いはよく見れば神の戒めを守れば勝つが、守らないと負けています。

これは、聖書とも共通であり、比べればわかることです。

確かにコーランには戦争の命令も殺害の命令もあります。

でもそれは神を妨げ神の怒りをかった相手に対する行為であり、ムハンマドの私憤によるものではなかったはずです。

しかし「イスラム国」の戦争と殺害は、アッラーの御心に適っているかという問題が出てきます。

「イスラム国」の戦争と殺害は、堕落した世界へのイスラムの戦いの延長線上にはあるでしょう。

だからといって、「イスラム国」のやり方がアッラーの御心に適っているかどうかは、まったく別問題と思います。

イスラムとこの世の堕落との戦いと、ムスリムに求められる道からの「イスラム国」自体の逸脱。

この混同と混乱が事態をややこしくしているのです。

世界の多くはイスラムを知らないが、それ以前にほとんどの日本人は聖書自体を知らないのです。

だから、すぐにわからなくても当然とも言えますが、誤解を解くためには、言い続けるしかありません。

みなさんも、ちゃんと読めばコーランに記されている命令は人であるムハンマドからではなくアッラーから発せられていることがお分かりになるでしょう。

コーランはアッラーの声としてのムハンマドの発言が集められた書です。ムハンマドもまた聖書の神の預言者でした。

聖書もコーランも、基本的な教えは愛と寛容と不殺生です。

繰り返しますが、神は自らの戒めを破るものや妨げるもの以外には、死を宣告しません。

イエスは、ひたすら、愛と寛容と許しを説きました。

ムハンマドもまた、愛と寛容と許しを基本としました。

「イスラム国」はどうでしょう。

「イスラム国」の中では、彼等への服従が神への服従に摩り替えられ、彼らの命令に従う事が強制されていると聞きます。

彼等に勝利するには、道は一つ。

神の道の真理を深く知り、彼らを退けるしかないでしょう。

ムハンマドの求めた原点回帰の道に戻る以外ないでしょう。

誤解を恐れずに言うなら、それは、全ての人がイスラムに帰依し、ムスリムになると言うのではありません。

「唯一の神に絶対帰依すること」が、イスラムと言う言葉の本来の意味なのです。

しかし、 「唯一の神に絶対帰依すること」すなわち宗派としての「イスラム」に帰依することではありません。

現在の宗派としての「イスラム」になる必要は必ずしもないと言うことです。

聖書の原点回帰こそ、旧約の預言者たちも、イエスも、ムハンマドも説いたことなのです。

神の道への回帰こそ、聖書に連なるすべての預言者が説き、そして、求めたものでした。

「イスラム国」に勝つための方便でも良いから、最低でも聖書を紐解き、神はこのように求めると、彼らの矛盾をつくことです。

余裕があるなら、コーランも紐解いた方が良いでしょうけど。

神の名を叫びながら神に背く者に勝つには、真の神の道を示して退散を迫るしか手はないのです。

このままのやり方のままでは、泥沼にはまるでしょう。

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