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2015年1月

世界はらせんで出来てる?

この世界はらせんが基本なのでしょうか。

理化学研究所のホームページに興味惹かれる記事があります。

報道発表資料   http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140407_1/ 

2014年4月7日

独立行政法人理化学研究所
国立大学法人大阪大学

「右巻き、左巻きらせん」電子雲の歪み配列の可視化に成功

-「電子軌道配列の鏡像異性」という概念を提唱し実証-

ポイント

  • らせん状に配列した電気四極子を起源とする鏡像構造を実証
  • 電気四極子らせん配列の右および左巻き構造の共存状態の空間分布を観測
  • 新規の光学材料などの開発に期待

要旨

理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、らせん状に配列した電気四極子[1](電子雲の歪み)を起源とする鏡像構造[2](キラリティ=右手と左手の関係を持つ構造)という概念を提唱し、実証しました。これは、理研放射光科学総合研究センター(石川哲也センター長)量子秩序研究グループ 励起秩序研究チームの田中良和専任研究員と、大阪大学大学院基礎工学研究科の木村剛教授を中心とする共同研究グループの成果です。

元素の周りの電子雲の広がり方を量子力学的に表したものが「電子軌道」です。電子軌道は必ずしも球形ではなく歪みのある形状をもつこともあります。この電子軌道(電子雲)の球形からのずれ(歪み)の一種を電気四極子と呼びます。3d遷移金属化合物[3]4f希土類金属化合物[4]などの物質中で、電気四極子がどのような形状で、どのように配列しているかが、超伝導現象や巨大磁気抵抗現象のような電気的・磁気的さらには光学的な性質に重要なことが知られています。従って、電気四極子の状態を調べれば、その物質の電気的・磁気的・光学的性質の手がかりを得ることができます。これまで、放射光共鳴X線回折[5]という測定手法によって電気四極子が測定され、物質中で電気四極子が全て同じ方向性に配列した強的秩序状態や互い違いになった反強的秩序状態などの電子状態が、ある種の3d遷移金属化合物や4f希土類金属化合物で起きていることが明らかにされてきました。

共同研究グループは、その実験的な検証が難しいという理由のため、これまで見過ごされてきた「電気四極子配列の鏡像異性」という概念を提唱し、実証しました。大型放射光施設SPring-8[6]の放射光を用い、円偏光[7]共鳴軟X線回折という特殊なX線回折測定の手法により、電子雲歪み配列を可視化することに成功しました。さらに電気四極子配列の鏡像異性構造の対をなす右巻きおよび左巻き構造が物質中で共存している顕微鏡像(ドメインイメージ)の観測にも成功しました。本研究で提唱・実証したらせん状に配列した電気四極子を起源とする鏡像構造およびそのドメイン構造を、円偏光などの外的摂動によって自在に制御することが可能になれば、新規の長期保存型光学メモリー材料などの開発につながると期待できます。

本研究成果は、英国の科学雑誌「Nature Materials」(6月号)に掲載されるに先立ち、オンライン版(4月6日付け:日本時間4月7日)に掲載されます。

背景

物質の電気的、あるいは磁気的な性質を決定する重要な因子として、その物質内の電子の個性である「自由度」が挙げられます。電子の自由度の代表的なものとして、マイナスの性質を持つ電荷や、ミクロな磁石ともいえるスピンなどがありますが、他に「電子軌道」と呼ばれる自由度があります。元素の周りの電子雲の広がり方を量子力学的に表したものが電子軌道ですが、これは必ずしも球形ではなく、異方的な形状を持つことが少なくありません。また、電子軌道のある種の球形からのずれの一種を電気四極子(図1)と呼びます。とくに3d電子を持つ遷移金属化合物や、4f電子を持つ希土類金属化合物などで起きる超伝導現象や超巨大磁気抵抗現象のような電気的、磁気的性質については、これらの物質中で電気四極子がどのような形状・配列をしているかが、重要なことが知られています。

従って、物質の電気四極子の状態を調べれば、物質の電気的・磁気的性質の理解や、新たな機能性物質を創製するための有益な情報が得られます。「放射光共鳴X線回折」という実験手法は、電気四極子の状態を調べる有力な測定手段の1つです。これまで、物質中で電気四極子が全て同じ方向性に配列した強的秩序状態や、同配列が互い違いになった反強的秩序状態などの電子状態がある種の3d遷移金属化合物や4f土類金属化合物で実現していることが、放射光共鳴X線回折で明らかにされてきました。

研究手法と成果

共同研究グループは、らせん状に配列した電気四極子を起源とする鏡像構造(キラリティ=右手と左手の関係を持つ構造)という概念(図2)を提唱し、その実証を目指しました。

一般的に、右手と左手の関係のように鏡像の関係にありながら、互いにぴったりと重ね合わすことのできない構造を持つ結晶あるいは分子の対掌体を「鏡像異性体[2]」と呼びます。よく知られた鏡像異性体の例として、不斉炭素原子を持つアミノ酸や糖類などの有機分子が挙げられます。また、クォーツ時計の素子にも使われる水晶のように、構成する元素の配列が「らせん」状に配列した結晶構造を持つ化合物にも右巻きおよび左巻き構造が存在します。これも鏡像異性体の1種といえます。

本研究では、これまで見過ごされてきた「電気四極子配列の鏡像異性」という概念を立てました。これを実証するため、4f希土類金属のディスプロシウム(Dy)イオンが結晶中で右巻きまたは左巻きのらせん状に配列した構造を持つ「DyFe3(BO34」という化合物に着目しました。大型放射光施設SPring-8の放射光を用い、円偏光軟X線という特殊なX線をDyFe3(BO3)4で反射させ共鳴X線回折を行いました。その結果、同化合物中でDyの4f電子の電気四極子が右または左巻きにらせん状に配列していること(図3)を実証しました。また、円偏光軟X線を集光させ、試料表面上で2次元的に動かしながら反射出力を測ることにより、電気四極子配列の鏡像異性構造の対をなす右巻きおよび左巻き構造が1つの試料中で共存する構造(ドメイン構造)を観測することにも成功しました。

今後の期待

本研究で提唱・実証したらせん状に配列した電気四極子を起源とする鏡像構造およびそのドメイン構造を、円偏光などの外的摂動によって自在に制御することが可能になれば、新規の長期保存型光学メモリー材料などの開発につながると期待できます。

原論文情報

  • T. Usui, Y. Tanaka, H. Nakajima, M. Taguchi, A. Chainani, M. Oura, S. Shin, N. Katayama, H. Sawa, Y. Wakabayashi, and T. Kimura. "Observation of quadrupole helix chirality and its domain structure in DyFe3(BO3)4". Nature Materials, 2014,doi: 10.1038/NMAT3942

発表者

        独立行政法人理化学研究所         
                放射光科学総合研究センター 励起秩序研究チーム            
専任研究員        田中 良和 (たなか よしかず)         

大阪大学大学院基礎工学研究科
教授 木村 剛 (きむら つよし)

報道担当

独立行政法人理化学研究所 広報室 報道担当
Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715
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大阪大学大学院基礎工学研究科 庶務係
Tel: 06-6850-6131
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産業利用に関するお問い合わせ

独立行政法人理化学研究所 社会知創成事業 連携推進部
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補足説明

  1. 電気四極子
    電子の軌道状態の一種。双極子の場合は、プラスの電荷分布とマイナスの電荷分布が空間的に少し離れて対になっている状態。例えば、方位磁石は磁気双極子の簡単な例。四極子の場合は、プラスの電荷分布とマイナスの電荷分布がそれぞれ2つずつの合計4つが空間的に組み合わさった状態。
  2. 鏡像構造・鏡像異性体
    お互いの結晶や分子の構造が、右手、左手に分類される双対物質を指す。例えば、私たちの右手と左手は、どのように回転しても、移動しても重なることはない。鏡で映し出したときにだけ一致する。物理的な性質はまったく同じだが、光が透過するときに偏光の回転方向がお互いに逆になることから、光学異性体とも呼ぶ。私たちの体を構成するアミノ酸は左手系しかないことが知られている。「鏡像異性体」においては光が透過するときに、偏光の回転方向がお互いに逆になるといった性質である「旋光性」を示すことが知られているが、対となる鏡像異性体の構造を区別する。
  3. 3d遷移金属化合物
    原子番号21番のスカンジウム(Sc)から29番の銅(Cu)までの元素を含む化合物。さまざまな化学結合、磁気構造、軌道状態によって、高温超伝導体などを含む多彩な機能性物質の研究の土壌となっている。
  4. 4f希土類金属化合物
    原子番号57番のランタン(La)から71番のルテチウム(Lu)までの元素を含む化合物.永久磁石,液晶,触媒などのさまざまな工業製品に供している。
  5. 共鳴X線回折
    放射光X線による回折実験の手法の1つ。原子が持つ固有の共鳴状態に一致するエネルギーを持つX線を入射し、原子のある固有の電子軌道の対称性、方向、大きさに関する情報を得ることができる。
  6. 大型放射光施設SPring-8
    理研が所有する兵庫県の播磨科学公園都市にある世界最高の放射光を生み出す施設。その運転管理と利用者支援は高輝度光科学研究センターが行っている。SPring-8の名前はSuper Photon ring-8 GeVに由来。放射光とは、電子を光とほぼ等しい速度まで加速し、電磁石によって進行方向を曲げた時に発生する強力な電磁波のこと。SPring-8では、この放射光を用いて基礎科学から産業利用までの幅広い研究が行われている。
  7. 円偏光
    光やX線は、電場と磁場とが振動しながら進む横波である。電場や磁場が一周期進む間に、電場の向きが光の進行方向の軸の周りを一回転しながら進む光を円偏光と呼ぶ。自分に向かって進んでくる光に対して、その発生源の方向を見たときに、光の電場が時間の経過とともに反時計回りに回るときを、右円偏光という。右円偏光X線の電場の空間的な軌跡はどちらの方向から見ても、左ネジのように見える。

電気四極子の例            

図1 電気四極子の例

赤と青の部分はそれぞれ電荷分布が正および負の領域を示している。

右巻き構造と左巻き構造の図            

図2 らせん状に配列した電気四極子を起源とする鏡像構造

左巻き構造と右巻き構造            

図3 本研究で明らかとなったDyFe3(BO3)4における結晶構造および電気四極子配列の鏡像異性体

上図と下図はそれぞれ結晶c軸平行方向およびほぼ垂直方向からの見た投影図。円偏光軟X線という特殊なX線による共鳴X線回折の結果、Dyの4f電子の電気四極子が右巻きまたは左巻きのらせん状に配列していることを実証した。

60秒でわかるプレスリリース    

2014年4月7日

独立行政法人理化学研究所
国立大学法人大阪大学

「右巻き、左巻きらせん」電子雲の歪み配列の可視化に成功

-「電子軌道配列の鏡像異性」という概念を提唱し実証-

 

鏡像構造

らせん状に配列した電気四極子を起源とする鏡像構造

元素の周りの電子雲の広がり方を量子力学的に表したものが「電子軌道」です。ただ、電子軌道は必ずしも球形とは限りません。この電子軌道の球形からのずれ(歪み)を「電気四極子」と呼ぶ場合があります。とくに、多彩な機能性物質の研究の土壌となっている3d遷移金属化合物(原子番号21番のスカンジウムから29番の銅まで)や、永久磁石、液晶、触媒などの工業製品に使われている4f希土類金属化合物(同57番のランタンから71番のルテチウムまで)などの物質中で、電気四極子がどのような形状で、どのように配列しているかが、超伝導現象や超巨大磁気抵抗現象などの電気的性質や磁気的性質を知るために重要とされています。これまで、電気四極子の直接観察には放射光共鳴X線回折という測定手法が用いられ、電子のさまざまな配列状態が明らかにされてきました。

理研と大阪大学の研究者を中心とした共同研究グループは、これまで見過ごされてきた「らせん状に配列した電気四極子を起源とした鏡像構造」という概念を提唱し、その実証に取り組みました。

右手と左手のように鏡像の関係にありながら、ぴったりと重ね合わすことができない構造をもつ結晶や分子などを「鏡像異性体」といいます。不斉炭素原子をもつアミ酸や糖類などがこの例として挙げられます。また、鉱物のひとつである水晶も、右手と左手の結晶構造が存在するため、鏡像異性体の1種とされています。そこで、共同研究グループは、4f希土類金属のディスプロシウム(Dy)イオンが結晶中で右巻きまたは左巻きのらせん状に配列した構造をもつ「DyFe3(BO3)4」という化合物に着目しました。

大型放射光施設SPring-8の放射光を用い、円偏光軟X線という特殊なX線をDyFe3(BO3)4で反射させて共鳴X線回折を行いました。共鳴X線回折を用いると、原子の、ある固有の電子軌道の対称性、方向、大きさに関する情報が得られます。その結果、同化合物の中でDyの4f電子の電気四極子が右または左巻きにらせん状に配列していることが確認できました。また、円偏光軟X線を集光させ、試料表面上で2次元的に移動し、反射X線を観測することによって、電気四極子配列の鏡像異性構造と対をなす、右巻き・左巻き構造が1つの試料中で共存する構造「ドメイン構造」を観測することにも成功しました。今回の研究で確認された鏡像構造やドメイン構造を、電場と磁場が振動しながら進む横波である「円偏光」などで自在に制御できるようになれば、新しい光学材料などの開発につながると期待できます。

                 独立行政法人理化学研究所         
        放射光科学総合研究センター 励起秩序研究チーム            
専任研究員                田中 良和 (たなか よしかず)         

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人の心の弱さと神の気前良さ。

人の心の弱さについて、こんな会話かわしました。

バンホーテンのココア、好きなんだけど、自販機の缶入り、人工甘味料の表示見ちゃってから自販機やコンビニやスーパーで見かけても買わないですね。

ココアだけ買って自分でいれてます。

 人口甘味料がよくないのはもちろんですが、普通の白砂糖もあまりよくないですよ。

 一番いいのは、ちょっと高いですが、天然のキビから作った無着色の砂糖。普通の白砂糖と比べると甘さはちょっと足りない気もしますが、安全、安心して食べられるかと思います。

きび砂糖ですね。

ありがとうございます。

蜂蜜使ってるのはカロリー控えたいからでもあるからです。

同じカロリーだと太っちゃいますので。

 キビ砂糖は普通にスーパーでも売ってるかと思いますが、もしなければ健康食品なんかを扱ってる店とかで買えるかと思います。

 そう言えば直接食べたりはしませんが、歯磨き粉に入ってるサッカリンもよくないよね。

それに、蜂蜜、美味しいから好きなんです。

 分かります。

 トーストにつけて食べてもおいしいですからね。

最近、ちょっと体によさそうで美味しそうなものは、人工甘味料入ってるのが多くてがっかりですよ。

人工甘味料に諸説あるのは知っているけど、健康に良さそうなイメージで売りたいなら、健康に害が懸念されるという説のあるものは避けて欲しいです。

 確かにおっしゃる通りです。

 ダイエットブームで飲み物でもカロリー0を謳ってる商品が増えてきてますが、痩せる前に不健康な体になってしまっては元も子もないないですからね。

人工甘味料は健康的な美しさで仕事してるモデルは避けるっていうでしょ。

それ知ってる人には人工甘味料入れるのは、買うなと言ってるようなものですよね。

 まさにその通り。

 イメージだけで消費者をバカにしてるようなのが中にはありますからね。

 消費者自身も賢くならないとねえ。

人工甘味料や人工着色料で不健康にして、さらに「健康」イメージの美味しそうなものや薬やサプリメントを売り込みたいのかと、勘繰りたくなるのです。

実際、その方が儲かるわけだし。

 まあ人間、きれいなものに目が行きますからね。

 着色料でも食品に使われてるから、見た目がきれいで買いたくなりますが、食品添加物としての着色料そのものを見ると、ちょっと引きますしね。

 まあこんなこと言い出すとキリがないですが。

気にする消費者が多数派にならない事には、いつまでたっても店頭から消えないですけどね。

でも、言い続けないと、いつまでも続きますから。

あきらめちゃ、そこで終わりですから。

 確かにそうですね。

 昔出版されてた『買ってはいけない』という本にも同じようなこと書いてました。

 この本を読むといかに今、不必要なものが多いことか、分かりますね。

不必要なだけならまだしも、害の疑いがあるものは、いくら売れるからって、売らないで欲しいですが。

競争に勝ちたい、訴求力を強めたい、そういう欲求につい人は負ける。

とくに、売り上げを伸ばして株価を上げたいと思えば、なおですね。

人の心は弱いですから。

人の心は、すぐに見た目によって惑わされてしまう、弱さがあるという話でこの会話は終わりました。

人工甘味料や人工着色料は、人の心を惑わします。

でも、健康についての害について、懸念がある以上使わない方が好ましいのに使ってしまうのは、この世の成功だけを追いかけるからでしょうね。

長い目、広い目で見て、何が良い選択なのか、いつも考えたいものです。

とはいえ、どの情報や意見を信ずれば良いのか、迷うことは多いです。

だから、聖書のこの言葉に人は惹かれるのでしょうね。

ヤコブへの手紙1章5節

あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に、願い求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう。

神って、本当に気前が良いですね。

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泣き相撲

普段は、氏神さまの境内で村の若者が豊作を祈願して草相撲として行われる宮相撲が毎年行われていました。

やがて職業相撲集団となり、四股名を付けることも生まれました。
かつては山や川にちなんだ四股名が多かったのは、生命力を励ます行事だからです。
もともとは男子のものであった子供の相撲としては、小中学生による草相撲もあります。
少年は、五行では滅びと生成を司り循環促す土気です。
大地の生産力を励ます意図があったものですが。
 神の嬰児イエスが下敷きにあるのでしょうかね。
草は草冠、日、十字で、草冠は元は並び立つ三叉で描かれ陰陽の生命の樹、日は太陽、十字は生命を育む太陽の光で、転じて生命力を表します。
一応相撲の起源は古く紀元前、垂仁天皇の御代に大和の国において当麻蹴速と野見宿禰が力競いをし、野見宿禰が勝ち、後の世に相撲の神と仰がれます。
また平安時代には宮廷で相撲節会が行われるようになり、五穀豊穣を祈る儀式ともなりました。
 国家安泰も併せて祈願されたようですね。
時代が下がって武家の時代になると、大名が力士を集め上覧相撲を行いました。
江戸時代には社寺の建立のため、寺社奉行の許可を受けて勧進相撲としての興行相撲が行われました。
勧進相撲は、正保2年6月(1645)京都の、下鴨神社の名で知られる賀茂御祖神社に関係のある糺森においておこなわれた、公許勧進相撲(京都勧進相撲)になりそうですね。
ちなみに、一般に蚕ノ社と呼ばれる木島坐天照御魂神社に元糺森があり、この社は三柱鳥居が有名です。
それに対して今のような泣き相撲は、宝永年間あたりまでしか、さかのぼれないようですね。
あるいは、起源はもっと古いものもあるかも知れませんけど。
と言いますのも、幼児が赤いふんどしを締めて、各々行事役の氏子総代に抱かれて土俵の上で一勝一敗になるように土俵の土をつけてもらい、子供の健康を祈願するとされる行事があります。
これが、土に付けられた子供がたいてい泣き出すところから、『泣き相撲』として親しまれている行事の元祖のようです。
赤いふんどしは火気、男子の子供は土気で、相生関係の火生土が前提にありそうですので、おそらくは男子が主に土俵に上がったかも。
 まあ、人自体も土気ですので、女子も可なんでしょうか。
実際、女子の参加する泣き相撲もありますね。
古来からかどうかは、情報の欲しいところですけど。
 ここには、人は土から出来たと言う、聖書の記述とともに、滅びと生成の太陽神の子孫とする古事記の反映もあるのでしょうね。
現在各地の神社には、古来から泣く子は育つとの意味に因んだとして、泣きすもうが行われています。
 でも、元は土に付けていたと言う伝承も古いとこには見えます。
今ではたいてい、役員氏子がまわし姿の力士に扮し、東西の土俵から幼児同志を抱きかかえ掛け声と共に、頭上高く振り上げて取組ませ、先に泣いたほうを勝とする行事になっています。
笑いが火なのに対し、泣きは水と思われます。
水は北に当たります。
でも火のついたように泣くというように、激しい泣きは火、つまり南に当たります。
北を正面、南を向う正面とし、東西の力士が対戦する、土俵の作りが反映され、少年は、五行では滅びと生成を司り循環促す土にあたりますから、大地の生産力を励ます意図が見て取れます。
農業に欠かせない水に困らないようにとの呪術でもあったので、泣き相撲には泣くと勝ちのところが多いのです。
水の多過ぎも困るので、ところによっては泣くと負けのところもあるようですけど。  
でも、どうも、この形になったのは、どうも宝永の頃みたいですね。
ここでも、泣きの水もまた禊の水、火は聖霊による禊に通じるのです。
 さて、泣き相撲で涙とくると、涙を流す慈悲の神イエスが連想されますねえ。
 涙の神の像がないと思ったら、こんな形で祭られていたのですかね。
さすが、偶像崇拝を禁じた教義もシンボルまでは。
 泣き相撲の原型が赤ふんどしの幼子を土に付けるものであったことは、義の太陽神イエスこそ、人類の親であると宣言しているのに等しいでしょ。
それは、考えすぎでは。

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あなたにとっての神=一番大切なことはなにですか。

聖書に、神を見失うなとありますね。

 神を、一番大切なこと、と言い換えれば一般性のある教訓になりますね。

なにか、わかりやすい例を考えましょうか。

共産党も政権とる気はあるわけです。

 なかなか、野党の連携や統一候補の動きに加わろうとしないので、与野党逆転で政権交代する動きに参加する気があるのかと言う人は、選挙のたびに出ますね。

野合してまで、無理に提携しないだけなのですけどね。

 自民党と社会党やさきがけの連立や民主党と社民党の連立が、どう言う顛末になったか、共産党にむりやり政権とれと言う人は忘れているのだわ。

 2014年の総選挙でも、連携したはずの民主と維新は批判合戦で足を引っ張りあったこと、忘れているのだわ。

戦国時代の大名で言えば、日本共産党は長期政権の礎を築いた徳川家康と政権を取りに行く姿勢が似ている気はしますね。

 無理して天下取りにいかず、ひたすら自重して時を待った徳川家康を当時の人たちは、さぞかし不気味に思ったことでしょうね。

「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」

これが日本共産党の今のスタンスですね。

 信長・秀吉・家康の違いを比べる歌として知られているけど、本人の作かどうかは疑問とされているらしいが、違いがよくわかるのでよく引き合いに出されますね。

ちなみに、信長は「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥」秀吉は「鳴かぬなら鳴かしてみしょう時鳥」とされます。

 武田信玄との三方原との戦いで圧倒的不利な状況の中で真正面から対決しました。

 結果は大敗でしたが、後々になって徳川家康の教訓となりいかされました。

 徳川家康は尊敬する人物ではないですが、その姿勢は評価します。

徳川家康に対する、好き嫌いや、評価は様々でしょうね。

でも、あせらず、無理せず、健康管理を怠らずに、ひたすら自重して時を待ったからこその長期政権であったことだけは紛れもない事実です。

 私は尊敬してないあるいは嫌いな人間でも参考になるなと思ったらじぶんのものとして取り入れたいですね。

 「鳴くまで待とう時鳥」は評価します。

あせらず、無理せず、ひたすら待つ共産党は政権党にとって一番嫌な存在でしょうね。

政権を目的ではなく手段ととらえているから、党さえも理想実現の手段ととらえているから、待てるのです。

そこが、政権を目的としている他党との最大の違いですね。

 かつて、社会党にいて離党し、民社党の初代委員長になった西尾末広氏は社会党の事を「政権を取らない政党はネズミを取らない猫と同じだ」といいました。

 社会党は解党し半数以上の人間が民主党に移り民主党は政権をとりましたが、市民の要望に応えられませんでした。

何のために誰のために、政権を取ろうとしたのかが見えてなかったと言うことでしょうね。

だから、国会内の力関係しか見えない。

国民のためと思えば、一人でも多く国民を味方にしようとできたのでしょうけど。

 政権獲得を第一目標とするから民主党のような野合政党が出来たと思います。

 ネズミを取るという目標以前に取ったネズミをどうするのか?という考えも必要です。

捕ったネズミを、自分の餌とするか、子供の狩りの教材とするか、自分の餌とする場合でも乳を与える母猫はそのために懸命にネズミを捕ろうとしますね。

目標と目的が何か誰のためかが問われる。

 その通りです。

 目標と目的は両立すべきです。

そのための手段が何かを考えるべきということでしょうね。

そこを取り違えちゃいけないということでしょう。

 小沢一郎の政敵は、石原慎太郎と日本共産党。

 今回選挙で、めでたく石原慎太郎は落選したけれど、残念ながら共産党は躍進した。

 政党助成金で財布を温め、小選挙区制で共産党壊滅を図ったが、逆に小沢が壊滅に瀕してる。

党を作っては壊してきた小沢一郎の立ち位置は、共産党の対極から徐々に近い生活の党へといつの間にか変化してます。

生活の党は、沖縄では共産党や社民党とともに翁長与党となりました。

かつて小沢一郎は、共産党と組めるかどうかが自民党との違いと言ってました。

 オール沖縄では生活が共闘に参加したので衆議院でなんとか2議席確保できましたが、今年が試練の年ではないでしょうか。

 小沢一郎氏は、本当は橋下維新と共闘したかったみたいですけどね。

生活の党は、なにをしたいのか、どこに向かいたいのかが、もう少し、国民にわかりやすくなったほうが良いでしょうね。

 かつて、社会党にいて離党し、民社党の初代委員長になった西尾末広氏は社会党の事を「政権を取らない政党はネズミを取らない猫と同じだ」といいました。

 社会党は解党し半数以上の人間が民主党に移り民主党は政権をとりましたが、市民の要望に応えられませんでした。

何のために誰のために、政権を取ろうとしたのかが見えてなかったと言うことでしょうね。

 だから、国会内の力関係しか見えない。

国民のためと思えば、一人でも多く国民を味方にしようとできたのでしょうけど。

上に立とうとするなら仕えるものになれと、聖書は説きます。

誰に何のために仕えるものとなるかが、上に立とうとするなら問われるということでしょうね。

議会内しか見てないと、与党は野党に振り回されてしまうし、野党も与党に振り回されてしまう。

 本当に見るべきは国民だったはずでしょ。

まさにその通りですね。

 民主党の鳩山内閣の初期段階ではそれに挑みました。

 しかし、対米従属に押されてしまいました。

 皮肉にも自民党政権がゾンビのように復活しました。

 しかし、2014年の総選挙から共産党の躍進によって自共対決になり「新55年体制」が始まりました。

この機会を、国民がどう生かすか問われますね。

 一番大切なこと、神を見失うと迷走して大きく脱線してしまうことが、実感できますね、

他の例でも、考えてみてくださいな。

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民主主義の基本をもっと考えて欲しいですね。

選挙の最中に、共産党議員の人の発言で何度も何度も耳にしたのは、共産党は筋が通っていれば共闘しますよ、って言葉なのです。


  残念なことに、共闘を強要する人達の発言が常に必ず非論理的で筋が通ってないので議員の人も困っているんですよね。


残念なことですね。


たとえば、中野区と渋谷区の東京7区は、消費税増税三党合意まとめたと自慢してきた長妻議員と消費税に頼らない道を示して10%増税反対している共産党が手を組めという無茶苦茶な人がいて、候補者を当惑させていました。


ああ、もう、いいかげんに頭痛くなりますね。


  反自民のためならなんでもありでは、広範な国民からそっぽを向かれることに気が付いてないから困ります。


仰るとおりですね。


そういう人は何か普通ではない価値観で動いているようですので、もっと普通の一般人が選挙に行かないと日本の将来が大変なことになってしまうのではないかと思います。


危機感はわかるのですが、だからこそ手段と方向性を選ぶべきなのですけどね。


私個人の感覚としては、危機感以上に日本共産党に対しておかしな敵愾心を持った人がいるのだと思ったりもします。


まあ、想像ですが。


 いずれにせよ、冷静さを欠いた非論理的な高圧的な一本化論は常識的に考えて無理があることを一般の人が批判してくれるとありがたいですね。


敵愾心の人だけじゃないから,、余計始末悪いのです。


共産党の票は、小選挙区を突破できないと頭から決めつけてきますよね。


中選挙区の時代から、この種の人はいたので、今に始まったことではないのですけどね。


投票は何よりもまず意思表示であり、それが十分な票になれば議席に届くようになると言う当たり前が、そもそもわかってないから困ります。


確かにそうですね。


 政策論も無しで野党でまとまれば票もまとまると考えている人には、私も同意できませんね。


民主主義の根本の理解が足りないのかもしれませんね。


もっと政策論を、大切にしてもらいたいと思います。


選択できないからまとまってくれと言う人も確かにいますが、自分の気持ちに正直に投票する人の方がはるかに多いのではないでしょうか。


勝ち馬投票的な人もいるけれど、それはそれで、死に票を恐れる気持ちに正直に投票してる人ですよね。


 義理人情やしがらみで投票している人も、自らの価値観に正直な事は変わりないですね。


ただ、実現して欲しい政策と違う人や党に投票している点で自分に正直でないわけですね。


  むしろ一致を求めすぎて自分と同じ意見の党や候補がないから投票しないという人には、自分に近い人に投票するか、ないと言うなら自分が出たらどうと勧めたいですね。


こういう人にも、投票は自分の意思表示が投票の本質であると理解して欲しいです。


確かに、有権者は自分の意思表示としての投票をして欲しいですね。


全く同感です。

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