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星の誕生と球電?

 球電は、原因不明の大気電気現象です。

エンドウ豆サイズから数メートルの直径まで様々な大きさで発光する、球形の現象が報告されています。

球電は、通常、雷雲との関連が知られています。

雷雲が発生するとき、雷雲と地表との間には電位差が生じます。

電位差が大きくなると、大気の絶縁が破られて雷雲と地表との間に放電が起きます。

この放電が、雷です。

球電は、この雷雲が発生した時に目撃されることが多いのです。

それも、雷雨の時が多いようです。

 水分子は極性を持つことが、知られています。

雨が降るほどに湿度が高いと言うことは、極性を持つ粒子が高い密度で空中を舞っているのと同じことです。

極性を持つと言うことは、電気的な中性状態が破れていると言うことであり、一種の疑似プラズマがそこにあるのと実質的に同じと言えるでしょう。

余談だが、プラズマには生命と似た現象が知られているが、水は液状の疑似プラズマであり、生命現象と水が密接な繋がりを持つのは決して偶然ではないのかも、知れません。

一種の疑似プラズマである水分子が、何らかの理由で密度分布が濃くなった場合、電磁波と重力波が類似な式で記述可能である事情によって、高密度な疑似プラズマ球体が生まれたとします。

その高密度な疑似プラズマ球体が、高い電位差の中に置かれた場合、正真正銘のプラズマ球体に転じ、球電が生じた可能性は考えても良いのではないでしょうか。

数メートルの直径にまで成長するメカニズムは、謎だが、湿度が一応ではないことは、考えても良いのかも知れません。

ここで、宇宙空間に目を転じてみましょう。

宇宙空間は、99.999999%つまり100%近くがプラズマで出来ています。

この宇宙空間、ダークマターやダークエネルギーは不均等な分布をし、天体はこのダークマターやダークエネルギーに包まれていることがわかってきました。

そして、宇宙はこのダークマターやダークエネルギーの不均等な分布が生じたことで誕生したと見られています。

興味深いことに、プラズマは周囲のダクトを引き寄せる力を持つことが知られていて、空気清浄機に応用されています。

 もし、ダークエネルギーの正体が高濃度プラズマであり、ダークマターの正体が引き寄せられたプラズマダクトだとしたらどうでしょう。

そこの中はあたかも高電位に帯電した雷雲がいくつも散在するのと、似たことが起きていないでしょうか。

高濃度に帯電した雷雲のようなダークマターの集積の中、巨大なプラズマの塊である球電が誕生し、プラズマダクトの塊に転化して、さまざまな天体が生まれていたと見てはどうでしょう。

実際、まるで高濃度の雲のようなくらい星雲の中で星は誕生し、輝きだしているのです。

球電の謎の解明は、星の誕生の謎を解く鍵を握っているのかも知れません。

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