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対立した時こそ、何かが見えてくる。

都構想騒ぎ、馬鹿馬鹿しかったと笑って済ませちゃいけないと思うのです。

大阪版南北戦争としての性格もあったのではないかと言う疑問が、どうしても残るのです。
それぞれの支持基盤を冷静に分析し、適切に手を打たないと、対立の火種は依然としてくすぶったままなのではないでしょうか。
都構想が敗北した今だから、言います。
理性では、大阪市が半人前の特別区に解体されるでたらめな構想に批判的でした。
心情的には、支持派の持っていた大阪の置かれた現実と現状に対する強烈な危機感と焦りが痛いほど伝わってきたと言うのが正直なところです。
純粋な気持ちがデマとでたらめに搦めとられていく、事態を防げないと騒ぎは再燃することでしょう。
このままじゃ大阪はダメになると言う若い世代の危機感に、大人世代はどれだけ耳を傾け、真摯に真剣に応えようとしてきた姿勢を見せてきたのだろうかと、自問した方が良いでしょう。
大阪市存続に安堵して、これまでの日常に帰るだけなら、都構想騒ぎは近い将来再燃するででしょう。
反対派は肝に銘じておいた方が良いでしょう。
都構想反対派は大阪市が残せると安堵してるだろうが、大阪市と大阪府はこのままじゃダメになると言う強烈な危機感が支持派の最大の原動力であったことを忘れちゃいけないと思うのです。
彼等が反対派に突きつけた、大坂がこのままダメになって良いのかと言う痛烈な叫びを忘れちゃいけないのはないでしょうか。
そして、なぜ全国の人もこの論争に参加したのでしょう。
大阪だけの問題でないと、感じたからでしょう。
大阪都構想、第一幕は一応反対派の勝利で終わったと見て良いでしょう。
第二幕は、反撃のチャンスをうかがう支持派の形を変えた抵抗運動との戦いと警戒した方が良いのではないでしょうか。
そして第二幕の新たな展開ののろしは、思いがけない地域からあがる可能性さえあるように感じられるのです。
この一件では、全国から多くの人が論争に参加しています。
その中には、反対派もいれば、賛成派もいます。
全国どの地域が、新たな展開の舞台になるか要警戒と心得ておいた方が良いでしょう。
都構想騒ぎは、まだ終わっちゃいないと見た方が良いです。
むしろ全国的な規模で、対立の火種はばら撒かれたと警戒した方が良いでしょう。
そうしないと、今度は別の地域で形を変えて似たような騒ぎは再燃するでしょう。
他所の地域も他人事と笑って済ませちゃいけない気がするのです。

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