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2015年6月

ホシとはなにのこと?

警察が犯人のことを「ホシ」と呼ぶのは「目星」から来ていると、語源の解説にあります。

そして、「ホシ」を見つければ「図星」となります。

そこで終わっては、間が持たないのであれこれ余談や雑学を述べてなんとか空白を埋めている場合が多いです。

では「目星」とは何でしょうか。

大よその見当とか目当てのことと辞書にはあります。

ちなみに「目星い(めぼしい)」だと、注目に値する価値がある、目立っている、という意味になります。

見当とは、大まかに立てた予想、見込み、大よその目測、と言うことです。

目当てとは、目指す方向を示す目的となるもの、心や意思の向うところ、目標、目的、と言うことです。

つまり目星とは、「大まかに予想や見込を立てるにあたって、注目に値する価値がある、目立っているものやことを見つけ、目指す方向を示す目的となるものとすることやもの」と言うことになります。

動機や状況証拠から被疑者を絞り込みアリバイを崩していく人物や集団を見つけていく作業は、確かに、注目に値する価値がある、目立っている特徴を見つけていくわけだから、目星をつける行為であり、被疑者は目星をつけられたもの=ホシということになります。

ついでに言うと、図星とは弓の的の中心の黒い点のことから転じて、目当ての所、大事な所、急所、人の思惑が想像していた通りであったこと、という意味になったのです。

だが、この程度の説明なら、辞書を引く手間さえ惜しまなければ誰でもたどり着けます。

じゃあ、なんで星なのでしょうか。

大まかに予想や見込を立てるにあたって、注目に値する価値がある、目立っているものが星だったからです。

季節の移り変わりを知る目安になるし、方向や方角を知る目安になります。

太陽も星だから、日の出や日の入りの位置の移り変わりは季節の移り変わりを知る目安になるし、一日の間でも太陽の位置は方位を知る目安になります。

夜空の星も、星座の出方や位置で季節の移り変わりを知る目安になるし、夜の間でも星座の位置は方位を知る目安になります。

歴史上有名な人物で、星を目標として居場所を探された人物がいます。

ベツレヘムの星で有名なイエスです。

救い主=メシアを待ち望んでいた人々にとっては、ベツレヘムの星は、どこに行けばその人に会えるかの、大まかに予想や見込を立てるにあたって、注目に値する価値がある、目立っているものであったのです。

そして、天使は救い主は飼い葉桶に寝かされているという特定するための目安を示したのです。

だがイエスは、イスラエルの王として予言されていた存在であったので、ヘロデ大王は文字通りにイスラエルを統治する王と解釈して誰がイエスか特定できないなら時期と場所が該当する幼児を片っ端から殺させたのでした。

イエスはヘロデ大王からお尋ね者として手配されたので、その意味では「ホシ」だったことになります。

また、パリサイ人やサドカイ人からも危険人物として名指しされていたので、ある意味で「ホシ」だったことになります。

一方、イエスは別の意味でも「ホシ=目星」だったのです。

聖書にはイエスの言葉として「私のようになりなさい」とあるように、イエスは人が進むべき道を指し示す大よその見当とか目当てとしての「目星」と言うことになります。

弓の的の中心の黒い点は、なぜ図星と呼ばれるのでしょうか。

的と言う図に描かれた星という意味としても、なぜ星と呼ばれるかの説明にはならないでしょう。

図には、物の形を描くための面や点や線の集合体とか描くと言う行為そのものという意味のほか、程度が尋常でない、物事を行おうとして考えたり計画する事や計画そのもの、書物という意味もあります。

星には天体の意味のほか、偉大な人物、年月の流れという意味もあります。

図星には、矢を命中させるために努力する目標としての点というだけでなく、尋常でない偉大な人物のようになる事を目指す計画を記した計画やそれを実行した人々の記録の書という意味も隠されているのかも知れません。

もしそうなら、図星とは聖書のような聖典を指す隠語としての役割が隠された言葉だったことになるでしょう。

元祖の「ホシ」とは、世の罪の全てを背負って贖罪のために命を差し出したイエスなのでしょうか。

だとしたら、「ホシ」と言う言葉には、程度が尋常でない意味が込められていたことになるのですが。

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平気で嘘をつく人たち。

ぶれない、嘘つかない、などどいいながら平気で嘘をつく人たちがいます。

その人たちがどうかするとある程度の立場にあったりするから、騙されたと感じる人たちは当然怒ります。

だが、子供たちはどうでしょう。

彼等は自分を守りたいと言う気持ちから、平気で事実と違うことを言ったりします。

その時の子供たちには、自分は嘘をつくと言うやってはいけないことをしていると言う自覚はありません。

自分を守るために都合の良いように話を持って行こうとしてるだけで、それが結果として嘘になったのに過ぎないのです。

ありのままを言うかどうかは、その時彼らにとって自分を守るためにどう言えばいいかで、決まっているに過ぎないのです。

これは、動物たちの世界で良くある、親が子を守るために敵の前で弱ったふりをして注意をそらさせて離れた所へと誘導する偽傷行動と似ています。

とっさの自己防衛本能からくる、生き延びるための方便の嘘なのです。

これはその場しのぎに過ぎないけれど、とりあえず目の前の危機さえ乗り越えれば良いわけです。

動物たちの生き残り作戦としては十分に有効なこのその場しのぎの嘘も、人間の世界では勝手が違います。

やり過ごそうにも相手はその場限りの存在では、ないのです。

一度ついた嘘は、ばれないように付き続けなければならなくなるのです。

そして、事実と違うことがわかってしまった時、子供たちは親から長々と諭されるのです。

失った信頼回復の道の長さと険しさもまた、知るのです。

事実と違うことを言うのは大きな目長い目で見れば損になるという体験を通じて、多くの子供たちは嘘をついてはいけないと学んで成長していくのです。

多くの子供たちが事実と違うことをいうことは嘘と言ういけない事だと学んでいくのに対し、一部の子はその成長が十分でない場合も出てしまうのです。

これは一種の発育不全といえるでしょう。

その発育不全のまま大人になってしまった人たちの中から、平気で嘘をつく人たちが出てきてしまうことになります。

平気で嘘をつく人たちは知性や理性の発達が全体として年齢相応であるため、普段の生活には特に支障がでないので、見過ごされがちになるわけです。

嘘はある程度知性や理性が発達していないと、言えるものではないからです。

平気で嘘をつく人たちは天性の詐欺師ともいえるが、悪気があってやってるわけではないので、職業的な詐欺師には向きません。

とはいえ、悪意がない分かえって厄介でもあります。

こういう人をトップに据えてしまうと、どんな集団でも対外的な信頼を損ないかねません。

平気で嘘をつく人たちをきちんと見抜き、どんなに能力があろうと、付けてはいけない立場につかないよう、そして、つけないよう、気を付ける必要があります。

一度ついてしまうと、辞めるように仕向けるのは大変だし厄介だからです。

とはいえ、平気で嘘をつく人たちが大事な立場につくと、辞めさせないと時と場合によっては取り返しがつかなくなるので、わかったら速やかに辞任を求める行動に出ることが必要と言えるでしょう。

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プラズマ宇宙論。

国際的に展開されている理論でありながら、日本には今の時点(2015年6月11日現在)では、理論の全体像がほとんど紹介されていないのがプラズマ宇宙論です。

プラズマ宇宙論は国際的にはElectric Universe Theoryの名で展開されています。

宇宙は99.999%プラズマで構成され、小は原子から大は宇宙に至るまで階層性がみられるのです。

電子は原子核の周囲の軌道を回る点では、輪のある惑星や衛星のある惑星、太陽系と基本的には似ています。

そして、電子の作用によって、電磁的現象である電磁気や電磁波、さまざまな化学反応などの説明が可能になってきました。

宇宙を作り動かしている力として、四つの基本的な力「電磁相互作用、弱い相互作用、強い相互作用、重力」が知られています。

そのうち、電磁相互作用、弱い相互作用、強い相互作用までは統一理論が作られているのです。

そうなってきたら、すべてを電磁相互作用を基礎に説明したくなるのが人情と言うものです。

なにしろ、生化学現象を含むすべての化学現象や、身体を制御する神経回路、社会全体を制御する可能性を持っている各種のネットワークの統合システム、電離層やオーロラなど大気

プラズマ現象に至るまで、電磁相互作用なのです。

そしてこれらは普遍的原理に元ずく以上、当然宇宙全体での普遍性もあるはずなのです。

一つネックなのが、重力です。

電気は+と-、磁気はSとN、という対があるのに、重力には引力しかないと見られてきたからなのです。

だが重力に引力しかないと見ると、相対性理論では宇宙は成立以前に崩壊、というより、そもそも、展開できないのです。

そこでアインシュタインは宇宙定数を、引力と大きさが同じで方向が反対な力として、導入しました。

この宇宙定数は、今また、宇宙論で注目されているようですが、重力が一定と言うことは、引力が一定であると言うことです。

そして宇宙定数は、引力の大きさが永遠不変という前提のもとで、導入されているはずです。

だからこそ、膨張宇宙論に飛びついたアインシュタインは自ら宇宙定数を投げ出してしまったはずなのです。

とするなら、引力と宇宙定数からなる力を重力とすれば、全ての力の統一理論への道は開かれるはずです。

アインシュタインは重力を時空の歪みが生み出す力としました。

では、どのような力が歪みを生み出すのでしょう。

引力が歪みの結果である以上、歪みの原因は斥力以外ありえません。

成立以来、相対性理論と量子論に適応限界を決められてしまったとされた時まで、ニュートン力学はミクロからマクロまでの一貫した統一理論だったのです。

ミクロの世界は量子力学に譲って相対論による限界までの世界の高精度な近似的理論として再出発したニュートン力学が、もしも、重力も説明できるならどうでしょう。

量子力学は、重力をも含めて説明可能な、宇宙を説明する唯一の力学となる事でしょう。

そのとき、プラズマ宇宙論(Electric Universe Theory)は、ビッグバン宇宙論の強敵として立ちはだかる理論となる事でしょう。

残るのは、最後の一歩を何時踏み出すかなのです。

なにしろ、プラズマ宇宙論では、ビッグバン宇宙論を悩ませているダークマターやダークエネルギーの想定は必要ないのですから。

宇宙は99.999%プラズマで構成されるのでダークエネルギーを仮定しなくても良いし、エネルギーと質量の同等性からダークマターの質量も導き出せることでしょう。

天体の生成も、ダストプラズマやプラズマが正体と見られている球電によって説明できる可能性はあります。

さらに、宇宙にも遺伝子にも共通して見られるフィラメント構造や、ボイド構造と細胞など、興味深いことも、解明できるかもしれません。

なにしろ、宇宙の階層性はすでに、フラクタル理論に反映されているのです。

ビックバン宇宙論派自身が、その理論展開にはかなり空想的、恣意的、疑惑的な部分もあり、反対派も少なくないと、認めているのです。

今なお根強くいる定常宇宙論派は、ビックバンに妥協して準定常宇宙論に変質したと言われています。

よって、今後の定常宇宙論の主流はプラズマ宇宙論として、展開されていくことでしょう。

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若い頃の太陽?

若かりし頃の太陽に似た惑星発見か - 国立天文台ハワイ観測所と言う記事が、2015年6月1日のマイナビニュースにあります。

ところが記事では、恒星となっています。

 ガス天体が恒星になっているか惑星になっているかの差だから、大した問題ではないと言うことでしょうか。

かつては天王星、海王星も巨大ガス惑星である木星型惑星に含まれていたが、現在ではこれらの二惑星は 巨大氷惑星である天王星型惑星に分類されているのです。

ところが木星の内部構造は、はっきりと分かっていないとしながらも、中心に様々な元素が混合した高密度の中心核があり、そのまわりを液状の金属水素と若干のヘリウム混合体が覆い、その外部を分子状の水素を中心とした層が取り囲んでいるものと考えられるとされているのです。

液状の金属水素と若干のヘリウム混合体は、中心核の周囲をかなり厚く覆っていて、 分子状の水素を中心とした層は地球のような岩石惑星よりは厚いかもしれないが、ガス天体のイメージからすると拍子抜けするほど薄いと見られているのです。

(木星内部構造のイラスト。岩石質のコアを厚い金属水素の層が覆う。図はWikipediaより)

さらに、恒星と惑星も大きさだけでは決まらないとするデータさえあると言います。

そう考えてみると、結構疑問だらけの内容と言うことになるのです。

若かりし頃の太陽に似た惑星発見か - 国立天文台ハワイ観測

国立天文台ハワイ観測所(すばる望遠鏡)の研究グループは5月29日、チリにあるジェミニ南望遠鏡を用いて、ケンタウルス座の方向にある太陽型惑星HD 115600の周りに、塵がリング状に分布した構造を発見したと発表した。

同成果は国立天文台ハワイ観測所(すばる望遠鏡)研究員のセイン・キュリー氏が率いる研究チームによるもので、米天文学誌「The Astrophysical Journal Letters」に掲載される予定。

太陽系の海王星軌道の外側には主に氷から成る天体が多数存在する「カイパーベルト」と呼ばれる領域がある。こららの氷天体は惑星形成の名残と考えられるため、若い恒星にあるカイパーベルトを観測することで、初期の太陽がどのような姿をしていたか知ることができると考えられている。

塵のリングが観測されたHD 115600は、太陽より少しだけ重い、太陽が生まれた環境に似た星団に位置している、リングが太陽系のカイパーベルトとほぼ同じ距離にあるなどの特徴から、若かりし太陽にそっくりな恒星である可能性があるという。

今回観測された HD 115600 の塵のリング。非常に明るい中心星は黒く隠されているが、中心星の位置が十字印(+)で示されている。(C) Thayne Currie/国立天文台

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