若い頃の太陽?
若かりし頃の太陽に似た惑星発見か - 国立天文台ハワイ観測所と言う記事が、2015年6月1日のマイナビニュースにあります。
ところが記事では、恒星となっています。
ガス天体が恒星になっているか惑星になっているかの差だから、大した問題ではないと言うことでしょうか。
かつては天王星、海王星も巨大ガス惑星である木星型惑星に含まれていたが、現在ではこれらの二惑星は 巨大氷惑星である天王星型惑星に分類されているのです。
ところが木星の内部構造は、はっきりと分かっていないとしながらも、中心に様々な元素が混合した高密度の中心核があり、そのまわりを液状の金属水素と若干のヘリウム混合体が覆い、その外部を分子状の水素を中心とした層が取り囲んでいるものと考えられるとされているのです。
液状の金属水素と若干のヘリウム混合体は、中心核の周囲をかなり厚く覆っていて、 分子状の水素を中心とした層は地球のような岩石惑星よりは厚いかもしれないが、ガス天体のイメージからすると拍子抜けするほど薄いと見られているのです。

(木星内部構造のイラスト。岩石質のコアを厚い金属水素の層が覆う。図はWikipediaより)
さらに、恒星と惑星も大きさだけでは決まらないとするデータさえあると言います。
そう考えてみると、結構疑問だらけの内容と言うことになるのです。
国立天文台ハワイ観測所(すばる望遠鏡)の研究グループは5月29日、チリにあるジェミニ南望遠鏡を用いて、ケンタウルス座の方向にある太陽型惑星HD 115600の周りに、塵がリング状に分布した構造を発見したと発表した。
同成果は国立天文台ハワイ観測所(すばる望遠鏡)研究員のセイン・キュリー氏が率いる研究チームによるもので、米天文学誌「The Astrophysical Journal Letters」に掲載される予定。
太陽系の海王星軌道の外側には主に氷から成る天体が多数存在する「カイパーベルト」と呼ばれる領域がある。こららの氷天体は惑星形成の名残と考えられるため、若い恒星にあるカイパーベルトを観測することで、初期の太陽がどのような姿をしていたか知ることができると考えられている。
塵のリングが観測されたHD 115600は、太陽より少しだけ重い、太陽が生まれた環境に似た星団に位置している、リングが太陽系のカイパーベルトとほぼ同じ距離にあるなどの特徴から、若かりし太陽にそっくりな恒星である可能性があるという。

今回観測された HD 115600 の塵のリング。非常に明るい中心星は黒く隠されているが、中心星の位置が十字印(+)で示されている。(C) Thayne Currie/国立天文台
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