預言者としての詩人。
詩人の“詩”は、“私”ではなく“師”。
だから、イメージを”降りてくる”ものとしばしば表現する。
“詩”の表現手段は言葉に限らない。
人によって、音楽であったり絵画や造形であったりする。
普遍のメッセージが表現された“詩”を感じられる芸術は、時代を超える。
普遍の“詩”は、“師”に対して素直で謙虚でへりくだった心に降りてくる。
普遍の“詩”を私たちに降ろしてくれる詩人は、永遠の子供として生きている人達なので限りなく純粋であり、それだけに、大きな賛美も大きな無理解も、受けざるを得ない。
なんだこれはが芸術ではなく、芸術がなんだこれは。
“なんだこれは”が即ち芸術ではない。
だが、芸術は“なんだこれは”が付き物。
それは降りてきた“詩”に心が痺れを感じた瞬間。
それは、感動。
ここを取り違えると、神を見失ったのと大差がなくなる。
ここをはき違えると、いつまで経っても芽が出ない独り善がりの自称芸術家に堕落する。
普遍を感じられる“詩”のある作品は、降りてきた存在という点で、その作品の表現者はある意味では“預言者”と言える。
作品と呼ばれるものは山ほどあるが、多くの人が心を痺れさせる感動を得られる“詩”のある作品は、それ程多くない。
“預言者”は召された者がなれるからだ。
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