日本の国名に隠された意味?
日本と言う国名に、実は日本の正体が隠されているのではないでしょうか。
文字通り読めば、日出ずる處の天子云々とあった聖徳太子の国書にあった、日出ずる處に由来する国名と言うことで、はいお仕舞でしょうね。
日本は、「日ノ本の国」と解釈をされているわけです。
日(ひ)、つまり太陽は昔から多くの国で神として祀られているけれども、日本でも天皇の祖先神として祀られているわけです。
では、本(もと)とは何かです。
本には、草木の根や茎、植物という意味もあるが、もっと広い内容が込められています。
物事の根源。もと。
中心となる部分。主となる。
当の。この。わが。
正式の。本当の。
もとにすべきもの。てほん。
これらの意味をひっくるめて解釈すると、日本の国名の意味は大変なことになります。
わが日ノ本は、天皇の祖先である太陽神を存立の根源の中心として頂く世界の手本となるべき本当の国である。
なんとも、凄いことになっています。
さらに、「本」と言う字には、「夲」と言う書き方もあるのです。
「夲」と言う字は「大」と「十」に分解できるが、「大」の字は手を広げた人の姿が元になっています。
そうなると、「夲」と言う字は「人」と「十」を組み合わせて作ったものと見る事ができます。
「人」と「十」を組み合わせとなると、歴史上の有名人は二人しかいません。
十戒のモーセと、十字架のイエスです。
イエスは、モーセに十戒を授けたのは私であると指摘しているから、イエス1人に集約できます。
人々に十戒を授け、贖罪の子羊として十字架に架かったイエスと言う解釈が、「夲」と言う字から出てきます。
さらには、イエスは光の象徴であり、太陽に準えられるお方なので、「日ノ本の国」は「真のイエスの道に随う国」と読み替えることもできます。
日本の民俗宗教は神道だが、随神(かんながら)の道をその名の解釈としています。
神に付き随う事を求めるのが、神道なのです。
聖書では、神に随う人々は神の子羊と表現されるが、求められている心は「幼子のように神を慕う心」です。
面白いのは、日本には童児祭祀の風習が各地に伝わっているのです。
これは、「七歳までは神のうち」と言う考えによるものとみられるが、明治期以前の日本人の生命観では「七つまでの子供」は「神の子」とされていました。
「七つまでの子供」は、「この世」と「あの世(黄泉)」の中間のどちらかというと「あの世」の所属、つまり「神の世」の所属と見られていたことになり、神の臨在または神の依り代として、祭祀に加わっていたと言う訳ですね。
童児祭祀に参加することは、神とともに祭祀に加わることであるとともに、幼子のように神を慕うものであると神に認めて戴くことでも、あったのです。
随神は、同じ音の惟神にも通じるが、惟(ゆい)とは「思う」とか「はい(承諾の返事)」と言う意味です。
惟の実践とは、よく考えながらよく随う、となるでしょう。
イエスは、「蛇のように賢く、鳩のように素直に 」と求めています。
まさにその実践は、惟神の一言で表わせるわけです。
そうなると、神道の実践とは、「幼子のように神を慕う心」で神を思いながらも、「蛇のように賢く、鳩のように素直に 」神に付き随う事となり、キリスト教の実践の心得そのものずばりとなってしまいます。
日本には至る所で聖書を連想できる風習や文化が残り、大災害でさえパニックにならずにお互いを思いやる行動で世界を驚かせた側面があります。
そう言えば、聖書には麦と毒麦の譬えもあります。
抜いて焼かれる毒麦ではなく、豊かに実る麦のようになりなさいと言うことです。
本には、草木の根や茎、植物という意味もある事を思えば、なんとも妙な気分になります。
日本と言う国名と、神道と言う民族宗教を考えてみたら、キリスト教にまで行きついてしまいました。
なんとも、日本とは不思議な国です。
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