平和な解決に共謀罪はかえって邪魔。
人々の本心からの声、心の奥底からの声は、誰も止めることはできないのです。
それを萎縮させ、人々を物言わぬ奴隷の地位に叩き落す懸念さえあるのが自公政権の共謀罪だから、国連も流石に待ったをかけざるを得ないのです。
それでも賛成する人は、言論の自由を失っても良いのだろうか、そう疑問を持たないわけにはいかないのです。
ルカによる福音書 19章 39~40節
ところが、群衆の中にいたあるパリサイ人たちがイエスに言った、「先生、あなたの弟子たちをおしかり下さい」。
答えて言われた、「あなたがたに言うが、もしこの人たちが黙れば、石が叫ぶであろう」。
イエスが、「もしこの人たちが黙れば、石が叫ぶであろう」と言うのは、弟子達の声が彼ら自身からではなく彼らを導く神から出ているからだれも止めることはできないということです。
神に不可能はないと言うことだが、本当に石が叫んだら、もはやホラー映画まがいの光景なのですが。
共謀罪の愚かさは、これが憎しみと報復の連鎖を生む戦争やテロと本質が何ら変わらないところにあるのです。
だから、共謀罪のある国でもテロが防げないと言うよりも、戦争やテロと同根の共謀罪で対処しようとしているからテロがなくならないのではないか。
違うでしょうか。
テロも戦争も、原因を平和的手段で取り除くしか手はない。
違うでしょうか。
共謀罪でもテロが防げないのではないのです。
逆です。
共謀罪があるから、かえって個人単位のテロが誘発される。
違いますか。
誰かに話しかけて共謀罪の疑いで捕まるくらいなら、個人的にテロに走った方が手っ取り早い。
違うでしょうか。
問題を生んだ原因を調べて解決しようとしないで弾圧で対処しようとする国家の対応が怒りをよび、次のテロの温床を生むことになる、これが実際に起きていることではないでしょうか。
つまり、共謀罪とは、国家VS民間の戦争であり国家による民間の思想統制思想弾圧の形をとっているに過ぎないと言えないでしょうか。
共謀罪の本質は、国家による民間の思想や言論の自由に対するテロ行為と言って良い、どうでしょうか。
テロの定義が難しくなる理由は、戦争を除外しようとするから。
それ以外の説明ができますか。
戦争もテロも、動機では区別不能、なのに無理して戦争やテロとを区別しようとするから、話が難しくなるのではないでしょうか。
国家Vs国家のテロが戦争、民間VS民間の戦争がテロ、国家VS民間が国内に向かえば武力弾圧や内戦、国家VS民間が国外に向かえば武力介入、単純でしょ。 ·
日本を戦争できる国家に変えると言うことは、日本を国家VS国家のテロである戦争をする国に変えると言うこと、違うでしょうか。
実際、戦争をしている国家はテロによる報復に悩まされているのではないでしょうか。
テロは民間VS国家の戦争に他ならないからです。
テロの民間VS民間の戦争の構図は、表面的なものに過ぎないのです。
テロや戦争の根絶は問題の平和的解決を目指す以外あり得ないのだ。
違いますか。
国家VS国家のテロが戦争、実際、局地化すれば紛争や武力衝突、更に局地化すれば暗殺やテロに限りなく近づく、実際そうなっていませんか。
民間VS民間の戦争がテロであるが、民間VS民間は表面的な形であり、動機は民間VS国家と言う点では本質はゲリラと変わらないと言えるでしょう。
テロとの差はゲリラが直接に軍を狙うこと、これくらいではないでしょうか。
共謀罪のターゲットが民間なのは、テロを国家の独占的行為にする目的があるから。違うでしょうか。
国家権力にとって都合の悪い行為は、たとえ平和的であっても国家によるテロ行使の妨げとなるから、権力はテロのレッテルを貼ってでも力づくで退けようと企むことになる。
違うでしょうか。
権力への敵対行為をすべてテロとみなすのが、共謀罪ではないでしょうか。
それは、共謀罪自体が、国によって差があるとしても、その本質が民衆の心の自由へのテロ攻撃にほかならないからではないでしょうか。
平和が欲しいなら、まず自らが平和を欲するものであることを態度で示すべき。
違うでしょうか。
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