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引力にパートナーとなる力はあるのか。

真空のエネルギーが、時空が膨張しても密度の変化しないダークエネルギーの正体と言う説を唱える人がいます。

このダークエネルギーが宇宙の70%で物質は高々30%と言う、指摘もあります。
だが、このダークエネルギー、宇宙定数で正確な表現ができると主張されています。
でも、ちょっと待って欲しいのです。
アインシュタインは、宇宙定数を一般相対性理論では潰れてしまう宇宙を救うために導入したのです。
その宇宙定数の数値は、引力と同じです。
方向は引力と真逆に働くとした宇宙定数は、大きさは引力と同じという事は何を意味するのでしょう。
古典力学で大きさが同じで方向が真逆な力として指摘している力とは、反作用の力なのです。
作用と反作用の力の均衡によって、見かけ上の静止状態が生まれます。
重力は引力だけと見られてきました。
では、台地がなければ私たちは永遠に落下し続けるのでしょうか。
違います。
台地が生んだ引力によって私たちの体は、台地の上にとどまっていられるのです。
台地のような質量の存在が、引力を生んでいるのです。
引力とは質量が時空の中に生み出した歪みなのです。
では、質量はどのように時空を歪めているのでしょう。
トランポリンを歩くと、その表面は窪みます。
なぜでしょうか。
私たちの体が、台地の生み出す引力で下に押し付けられているからです。
私たちの地球も時空を歪めて引力を生み出すなら、その時空を歪める力はどこからきてどのように時空に働きかけているのでしょう。
地球は時空を引き寄せているでしょうか。
地球には無数の見えない腕があって、時空を引き寄せて歪めているとしたならその腕はどのような姿でどのように働いているのでしょうか。
重力に引力しかないと言うなら、物質がどのように時空に働きかけて歪めているのか説明すべきでしょう。
だが、誰もそれをしようとはしません。
出来ないからです。
時空の膨張はどうなのか、これが説明ではないかと言うかも知れません。
だが、膨張のエネルギーがどこからきているのか誰も説明できていません。
一方、古典力学の要請に随って引力に反作用力を想定してみましょう。
大きさが同じで方向が真逆な力が、反作用力です。
アインシュタインの想定していた宇宙定数は、まさに、引力と大きさが同じで方向が真逆な力です。
アインシュタインの導入した宇宙定数は、プランクの導入したプランク定数のように、導入した本人からは便宜上の存在とみなされていました。
プランク定数には実在すると見抜いた、アインシュタインの存在がありました。
宇宙定数は不幸なことに、実在をその時点で見抜いた人は誰もいなかったのです。
そして宇宙定数は、皮肉なことに膨張宇宙論を論じる中で再発見されたのです。
しかも、宇宙定数の入っている一般相対性理論の式は、宇宙で観測される数値を矛盾なく説明可能なのです。
膨張宇宙論者たちは、宇宙定数の前に跪いたのです。
膨張宇宙論者は、アインシュタインのこの指摘を見落としています。
加速度と重力は区別がつかない、と言う指摘です。
膨張宇宙の証拠とされる数値が加速度で説明可能なのは確かだが、もし、その加速度が重力加速度と見ても何ら矛盾がないと気付くなら、どうでしょうか。
いつの日か、宇宙論の研究者たちはアインシュタインの墓前で、「アインシュタインさん、あなたが宇宙定数導入を悔いたのは早すぎました。宇宙定数によって定常宇宙を救おうとしたあの試みは正しかったのです。」と、首を垂れることになるでしょう。
いつかは、わかりません。
だが、その時は、劇的に来ることでしょう。

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コメント

引力にパートナーとなる力はありません。あなたも薄々気が付いておられる様子ですが、引力(重力:gravity)とは、時空間の歪みそのものだったのですからね。
人工衛星が地球の周りを回る事を、向心力・遠心力・万有引力などの言葉を一切使わなくても、科学的に説明できるのです。唯一使うのは『重心点からの距離に比例して時間軸も伸び縮みしている』というアインシュタイン思想だけで小中学生にも分かるように説明できるのですからね。
 あなたのブログに接して良かった。
私のブログ「光世界の冒険」にも時々遊びに来てください。

投稿: 大山宏 | 2017年6月28日 (水) 11時11分

時空間の歪みそのものが重力、では、どのようにして時空の歪みは生まれてくるのかです。

その都度私はニュートン力学の原点に立ち戻ります。

そして生まれたのが、今回の議論となります。

重力を他の力と統一しようとすると、どうしても複素数として扱うことが必要と言います。

では、複素数とは何か、そして、虚数とは何か、そこまで立ち返りました。

その考察も、今回の議論の下敷きとなっています。

虚数と確率と重力と? http://bit.ly/fqvXBx
重力と電磁力? http://cova-nekosuki.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-033f.html
電磁相互作用、弱い相互作用、強い相互作用、重力相互作用の統一とフラクタル?重力と電磁力?その4 http://bit.ly/eBUwUY

投稿: cova | 2017年7月11日 (火) 16時57分

虚数と確率と重力と?『・・でも、なんで虚数って必要なの?
信号処理、制御理論、電磁気学、量子力学、地図学等の分野を記述するには虚数が必要となるようですね。  だから、なんでよ!
使ってる本人たちも知らないわけだから、聞いても無駄でしょうね。・・・』この辛口コメント文は面白かった!
さて、アインシュタイン思想に関して一言言わせて下さい。
光速一定の原理は式で書けば、V≡⊿L/⊿tですね。ある長さ[⊿L]を移動に要した時間[⊿t]で割算した値が速度です。時間軸の矢の大きさが、質点からの距離に正比例して伸び縮みしてさえいれば、光速一定の原理は成り立っているのです。そのように時空間は曲がっているのでした。即ち、『質点からの距離がZEROに近づけば近づくほど時間軸の目盛りも小さくなる[ZEROに近づく]というのがアインシュタイン思想《時空間歪み》の本質です。
⇒「では、ゼロを通り過ごして距離⊿Lが-になったらどうなるのか?」答えは、時間の進み具合⊿tも-になる!
「机上の空論ではないか」と思われたでしょうね。
 現実に身近にその例はありますよ。
地球にはシュワルツシルト半径9mmのブラックホールが認められていますが、その特異点を通り越した世界を考えてごらんなさい。上下左右(±)は入れ替わっているでしょ。Z軸も-に突入しています。ですから、時間の進み具合[⊿t]も-になっていれば、光速一定の原理に矛盾しません。地球の中心を通過しそのまま時空間座標を移動させていくと、地上に達します。地球の裏側に到達するでしょ。
その世界はXYZも負[-]、時間Tも負[-]の世界でしょ。詭弁をろうした訳ではありませんよ。要は、距離Lに関しても現実には正の値しか存在していないのです。その距離Lに正比例した形で時間tが伸縮しているのです。その事を光速一定の原理V≡⊿L/⊿tは意味しているのです。そのように時空間は歪んでいるのです。GPS衛星の時間修正はその空間歪みを常時証明し、それを実用化したものです。
 虚数時間を持ち出す前に「負の時間」について考察すべきだったのです。
この様に考えれば、力の統一問題も一気に整理されて、小中学生でも納得する物理学が出来上がるのです。暗黒物質も暗黒エネルギーも出て来る必要性は全くなかったのでした!
 しつこいですが、繰り返しますよ。
距離Lには「正の値」しか現実には存在していません。その距離に「負の値」を考慮する時には、時間軸TもLに比例した「負の値」を設定するべきです、と光速一定の原理は暗示していたのでした。ただそれだけの事だったのですよ。この100年間の間、悩み続けたのがあほらしくなってきませんか?

投稿: 大山宏 | 2018年6月25日 (月) 06時05分

時間はなぜ虚数で表現されるか、考えてみました。

可能性が現実化する過程が、時間なんですね。

可能性は、ポテンシャルでもあるでしょう。

では、重力を生み出したポテンシャルとは何でしょう。

質量の存在によって生じた時空の歪みです。

質量が時空をどうやって歪めるか。

素直に考えたら押すしかありません。

質量に押されて歪んだ時空が引力としての重力を生む。

つまり、引力のパートナーとなる力は斥力、アインシュタイン言うところの宇宙定数です。

引力のパートナーである宇宙定数こそが、膨張宇宙の幻を学者たちに見せてからかっているいたずらっ子の正体です。

宇宙は膨張なんかしていません。

ダークエネルギーだのダークマターだのも、いたずらっ子の宇宙定数が学者たちをからかっているだけですよ。

投稿: cova | 2018年6月29日 (金) 18時24分

『宇宙は膨張なんかしていない。暗黒物質も暗黒エネルギーも亡霊!』という結論はあなたと私で一緒なのですが、宇宙定数の捕え方は全く違っています。私は「宇宙定数はZEROであった」という結論に導けたのでした。私のブログにアクセスして頂けていない様子なので、以下に、お読み頂きたい「人工衛星の心」の記事を押しつけがましながら転記させて頂きます。
・・・地球も1つの星であり、その近辺の時間の進み遅れ具合は、地球の中心からの距離Rに比例して伸び縮みしています。《これは、GPS衛星の時計の進み遅れで確かめられている事実です。》
 1個の人工衛星を2つに分けて考えましょう。地球に近い半球と遠い半球とに分けて考えるのです。
☆1、近い半球の重心点から地球の中心点までの距離を、R1としましょう。
☆2、遠い半球の重心点から地球の中心点までの距離を、R2としましょう。
この人工衛星に心があるとして、その心は『一定速度Vで、どこまでも真っすぐに飛んで行こう』としているつもりになっているのです。でも、実際には地球の周りを一定速度Vで公転しているのです。それを「時空間が曲がっている」ということで説明できればいいのでしょ。簡単です。やってみせましょう。
 アインシュタイン思想〔時空間が曲がっている〕をやさしく言うと、「時間の進み具合は地球の中心点からの距離Rに正比例で伸び縮みしている」ということなのです。ですから、1秒間に進む距離をLとすると、L1=R1xV、L2=R2xV となるので、近い半球の進む距離L1は、遠い半球の進む距離L2に比べて少しだけ短くなります。
人工衛星を分けた2つの半球は実際にはくっ付いていますから、人口衛星全体としては、地球に近い半球側に曲がっていくということになります。
円周の長さは2πRでしたね。よって L1=R1xV、L2=R2xV と言う具合に、LはRに比例しているので、結果的にこの人工衛星は半径R=(R1+R2)/2 という半径の円周軌道上を進んで行くことになるのです。人工衛星本人はあくまで真っすぐ進んでいるつもりなのですから、不思議ですね。・・・
 どうです。万有引力や遠心力・向心力などと言う言葉を使わないで、ただ一つ『球体の中心点からの距離Rに正比例して時間の進み具合が伸び縮みしている。そのように時空間は曲がっている』という前提だけで説明できたでしょ。
 この説明は、太陽を中心とした重力圏内においても一緒です。銀河の中心にあるブラックホールを中心とした重力圏内においても一緒です。要するに、物質が存在するその周囲の時間の進み具合は半径比例で伸び縮みしています。この「時空間が曲がっている」というアインシュタイン思想の下では、遠心力も向心力も消えてなくなる。重力だとか引力だとかいう言葉さえも使わずに天体運動の説明が済んでしまうのです。「時空間が曲がっている」ということを納得していただけましたか?
この「質点からの距離に正比例して時間軸の矢が伸びしている」という絵を描くと『逆さ富士』のような重力場のイメージ図が描けるのでした。
 虚数時間のことは忘れて、アインシュタイン思想を見直させては如何でしょうか。
oyamahiroshi.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/100the-key-to-t.html
宇宙最大のミステリーを解くカギは100年前にあった。「宇宙項の値はゼロだ」と認めましょうよ。

投稿: 猫の覗き見さんへ | 2018年7月 5日 (木) 14時02分

私は、時空の歪みが重力として認識されているにもかかわらず引力しか見ていないのは片手落ちではないかと見たのです。
時空の歪みはどのような力がもたらしているのか、斥力ではないのか、引力はこの斥力が引き出してきた力に過ぎない。
そう見たのです。
そして斥力が宇宙定数としてアインシュタインによって導入されているから、宇宙定数と呼んだまでの話です。

重力は時空の歪みによって生み出された現象にすぎません。
時空の歪みを古典力学で解釈したら簡単に、重力の問題は解決できる、私はそれを指摘したいだけなのです。

投稿: cova | 2018年7月 7日 (土) 08時02分

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