日本の食文化の起源はどこ?
知り合いの人達が近くまで来たのでと言って、夕食を一緒に食べないかと誘ってきました。
そこで行きつけの店に行ったのです。
定食のセットで夕食となったのだがご飯と主菜に味噌汁と漬物の組み合わせに、話は思いがけない方向に進んだのです。
ブレッドとメインディッシュにスープとピクルスに差し替えれば洋食のセットになってなってしまう、と言うと外国人の方は、確かにと頷きました。
そこから話はさらに食文化の比較になったのです。
丼はご飯におかずが乗るがご飯をブレッドに変えればオープンサンドになると、彼らは面白がったのです。
ピザとお好み焼きも作り方に違いはあるが、やっていることは似ています。
トッピングは、ピザは削ったチーズだが、お好み焼きはかつお節、ところがかつお節もまた発酵食品です。
豆腐をスライスしてフライした油揚げは皮に食感が似ている、厚揚げはさしずめ皮つき肉と言うところでしょうか。
これ以外にも日本の食卓に並ぶ料理には、洋食と見た目は違ってもやっていることは案外近いものが意外とあるのです。
地中海沿岸には日本人好みの料理が結構あるらしいが、日本には家族性地中海熱のようにヨーロッパと共有な遺伝病は複数あり、しかもアジアでの飛び地であることは興味をそそります。
アメリカではアイヌの親戚の骨がフランスとスペインの様式の矢じりと一緒に出ているが、アイヌは日本の先住民である縄文人の子孫と見られています。
アイヌは沖縄の人たちとよく似ているが、沖縄の文化や風習には聖書と似たものが多くあると沖縄の人達自身も面白がっているのです。
その沖縄に、先祖は東のニライカナイから来たという言い伝えを持っています。
東には南太平洋の島々があり、その先はアメリカ大陸です。
アイヌの人々の生活文物もまた、古代イスラエルと似ていると言う指摘があるのです。
日本とアメリカ大陸の先住民は親戚と以前から言われてきたが、遺伝子でも確かめられてきました。
ところが、アメリカではアメリカの先住民は古代イスラエルの民の一部が渡った人達と主張し、何度も船出して最後に行方不明になった人たちの記録があるのです。
これは、偶然でしょうか。
日本に来たユダヤ人は、日本の正月の風習に興味を持つのです。
日本人も過ぎ越しの祭りをするのかと気になるわけです。
鏡餅は彼らの供える種入れぬパンを積み重ねる風習と似ていると面白がっています。
七日間という長さや、餅や七草のような食べているものの類似、ともに神を迎える行事であることです。
日本の神社と似ているのは、古代イスラエルや古代エジプトの神殿であるのです。
特に日本古来の山岳信仰と古代エジプトのピラミッドコンプレックスつまりピラミッド複合体を対比して、ピラミッドを御神体とする拝殿とその前に配されるスフインクスが山をご神体として拝殿や狛犬が配される神社の古い形の原型と吉村作治教授は指摘しています。
アメリカ大陸を船出した人々がヨーロッパやアフリカに行っていれば、彼らは記録や伝承に残しているはずだが、残っている話は聞いたことがないです。
一方、沖縄にはニライカナイと言う東方の地を祖先が旅立った場所と語る伝承があるのです。
そして、日本には古代中東の遺伝子があるのです。
日本は、中東で発生した人類が東回りと西回りで進んできて再び合流した土地としかかんがえられないです。
何しろ、シベリアにもアイヌの親戚がいるし、シベリアのバイカル湖畔に住むブリヤート人には秋田美人にそっくりな人達が多くいます。
こんな風に、日本には世界各地の人たちと似た顔があるのです。
言い換えれば、世界各地に日本人と似た顔の人が住んでいるのです。
中東が人々の発祥の地と見られているが、東回りと西回りで移動して来た人達は世界各地に人を散らばしながら、日本にやって来たと見る方が自然でしょう。
歴史学者とクリスチャンの違いは、それを一万年単位の昔と見るか、ノアの箱舟の後のバベルの塔の頃と見るかの差です。
アブラハムやイサクやヤコブの子孫が日本に来ている可能性がありと見るかどうかの差も、面白いです。
彼らは、そうだよね、確かにそうだと、頷きながら聞いてくれました。
私が一方的に話過ぎたことを詫びると、面白い話をきけて楽しかったと言って、にこやかに握手の手を差し出してくれました。
私も笑顔で握り返してその晩の久々の語らいは終わりました。
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