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2018年2月

改めて日本人のルーツがたどった道を考えてみた。

ハプログループDは、日本列島・南西諸島やアンダマン諸島、チベット高原で高頻度に観察されるほかはアジアの極めて限られた地域でしか見つかっていません。

ハプログループとは、単一の一塩基多型 (SNP) 変異をもつ共通祖先をもつような、よく似たハプロタイプの集団のことで、単倍群とも訳されます。

ハプロタイプ(haplotype)とは、"haploid genotype"(半数体の遺伝子型)の略で、単倍型とも訳されます。

地球上でハプログループDが人口比に対して高頻度で見つかるのは日本・チベット・ヤオ族・アンダマン諸島などです。

 

YAP変異をもつ系統はハプログループEとハプログループDに限られます。

限られると言うより、ハプログループDEYAPという変異で定義されると言う方がより正確です。

YAP (ヤップ)とはY-chromosome Alu Polymorphismの略で、Y染色体の長腕部「DYS287 Yq11」上にある約300塩基からなるAlu配列(Alu sequence)の挿入多型のことを言います。

Alu配列とはたんぱく質をコードする配列を全く含まず、制限酵素Aluで認識されるためこの名がつけられました。

YAP変異と言うこの古代に起きた「M1」と定義される変異の痕跡(SNP)をY染色体上に持つのは、本来ならばtRNArRNAなどの核内低分子RNAに転写されるべきものが、何らかの要因によってY染色体上のDNA配列に挿入されてしまったもので、生体内での働きについては未解明です。

 

現生人類の共通祖先発祥の地、東アフリカのトゥルカナ湖の東北附近に約6.5万年前に住んでいた一人の男性にこの変異が起こりこれが、父系で遺伝するY染色体の特定のSNPを持つ集団(Y染色体ハプログループ)のうち「YAPM1)」と呼ばれるSNPを持つハプログループDE系統を生み出しました。

その後6万年程前にこれが更に2つ集団(ハプログループ)DEに分岐しました。

なお、ハプログループDEは系統樹からも分かるように、全ユーラシア人の最近共通祖先であるハプログループCTから早期に分岐したため、他のユーラシア系統とは分岐から7万年以上もの年月を経ています。

アフリカに留まり(又は出戻り)アフリカ大陸全土や一部は地中海地域やヨーロッパなどに父系を通じて広がった集団がハプログループEです。

分岐後出アフリカを経て東方に向かい、チベット・アンダマン諸島・ヤオ族・フィリピンのマクタン島・グアム島・日本列島などに父系を通じて広がったのがハプログループDです。

 

そして、このハプログループをもたらしたのが縄文人であり、日本人のDNAを全体としてヨーロッパ寄りしてしまった原因を作った人達です。

だが、縄文人の来たルートには謎が多いのです。

少なくともアジアには、ここから来たと特定できるような場所が見当たらないのです。

恐らくは複数のルートをたどってきた集団が、日本で混ざり合って縄文人の集団が形作られたと見られています。

 

アジアで来たルートが特定できないなら、ヨーロッパやアメリカ経由のルートを考えても良いはずです。

日本には家族性地中海熱など地中海沿岸の遺伝病のほかにも、ヨーロッパと共通の遺伝病が見つかっています。

家族性アイルランド熱、高IgD症候群、クローン病など日本とヨーロッパの意外な繋がりの深さを示す遺伝性疾患が日本でも確認されることはもっと注目されても良いでしょう。

これらはほとんどが、アジアでは日本に集中しているのです。

アメリカではフランスとスペインの様式の矢じりと一緒に、アイヌの骨が出ているのです。

近年、最古級のアメリカ先住民として日本人がクローズアップされつつあると言う。

今後の研究の展開が楽しみです。

 

このハプログループDは、今より約6万年前にアフリカ-イラン-中央アジアのいずれかにおいてハプログループDEから分岐し、内陸ルートを通って東アジアへ向かったと考えられています。

ハプログループDは、現在の日本や中国、朝鮮、東南アジアにおいて多数派的なハプログループO系統や、その他E系統以外のユーラシア系統(C,I,J,N,Rなど)とは分岐から7万年以上の隔たりがあり、非常に孤立的な系統となっています。

 

D系統は東アジアにおける最古層のタイプと想定できるが、一つの説として東アジア及び東南アジアにO系統が広く流入した為、島国日本や山岳チベットにのみD系統が残ったと考えられています。

そのため形質人類学的には古モンゴロイド(アイノイド)の分布と相関しているようです。

 

古モンゴロイドは、アジアのモンゴロイドを形質的特長から新・古に分けた概念です。

寒冷地適応を経ているか否かの違いを表した分類で、進化の新旧とは関係ないので注意が必要でしょう。

氷河期時代の北アジアで寒冷適応した結果、凹凸の少ない顔立ち、一重まぶたにみられる蒙古ひだなどの体質的特徴を有する新モンゴロイドに比べると、一般には彫りが深く、比較的小柄で、二重のまぶたや、厚い唇、湿った耳垢、多毛などの特徴を持っているとされました。

 

日本においては、縄文時代の住民(縄文人)は主に古モンゴロイド系であったと言われるが、その後に中国および北東アジアから渡来した新モンゴロイドと混血をした結果、現在の日本人の新モンゴロイドと古モンゴロイドの特徴が混在する形質が形成されたと考えられました。

遺伝子解析の結果、日本人(琉球人、本土人、アイヌ人)は皆縄文人の血を受け継いでいるため、現在の東アジア大陸部の主要な集団とは異なる遺伝的構成であるという結果が出ています。

 

この現在の東アジア大陸部の主要な集団とは異なる遺伝的構成によって、日本人の遺伝子は全体としてヨーロッパ寄りになっているわけです。

 

古モンゴロイドは、新モンゴロイドと比較して低めの身長、彫の深い顔、二重瞼、体毛が多いこと、湿った耳垢、波状の頭髪などの形質を持つと考えられています。

古モンゴロイドに属すアイヌは、彫が深い、毛深いなど和人とは異質の特徴から、かつてはコーカソイドと考えられたこともあったが、これはコーカソイド特有の形質ではなく、新モンゴロイド以外の多くの人種に共通する形質だといいます。

 

遺伝的には古モンゴロイドは新モンゴロイドに近く、他の人種とは隔たりが大きいとされているが、このように古モンゴロイドの形質が他人種と共通する部分が少なくないのは、コーカソイドやオーストラロイドと分岐した直後の状態を長く保持している、つまり、新モンゴロイドの固有派生形質を獲得していないためです。

すなわち多くの人種と古モンゴロイドの共通点は共有原始形質です。

 

ちなみにオーストラロイドも分類上厄介な存在で、遺伝的には広い意味でのモンゴロイドに入れるべきと言う意見や外見上はコーカソイドに近いとする見解もあります。

私は古モンゴロイドに近いグループに入れた方がすっきりすると思うのです。

アイヌなど古モンゴロイドに分類されているが、見た目は思いっきりコーカソイドに近いからです。

 

ここに、日本人に世界各地の人種や民族と似た顔が見つかる事実を重ねると興味深いことになります。

実は蒙古斑は、モンゴロイド、コーカソイド、ネグロイドのいづれにも見つかることがわかっています。

コーカソイドは色が薄いため、ネグロイドは地肌の色が濃いため、長い間気付かなかっただけなのです。

日本人に世界各地の人種や民族と似た顔が見つかるという事は、世界各地に日本人と似た顔が見つかると言う事でもあります。

 

もしも、中東を出発し、西に東に旅を続けて、日本で再度出会った石器時代人が古モンゴロイドであったとしたら、クロマニョン人とは時代が重なるのではないでしょうか。

しかもアイヌの親戚の骨がフランスとスペインの様式の矢じりと一緒に、アメリカで見つかっているのです。

クロマニョンの名はフランスの地名にちなんでいるが、アイヌの親戚はご先祖がフランスやスペインで石器時代を過ごしている可能性があります。

彼らがクロマニョン人と出会っていないと見る方が、不自然ではないでしょうか。

 

さらに情報を集めてみたいです。

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そう言えば塩ってなんで摂るんでしょうね。

マタイによる福音書 5 13

あなたがたは、地の塩である。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけである。

 

マルコによる福音書 9 50

塩はよいものである。しかし、もしその塩の味がぬけたら、何によってその味が取りもどされようか。あなたがた自身の内に塩を持ちなさい。そして、互に和らぎなさい」。

 

ルカによる福音書 14 34

塩は良いものだ。しかし、塩もききめがなくなったら、何によって塩味が取りもどされようか。

 

なんとも不思議な言葉です。

塩のききめがなくなったとか塩の味がぬけたとか、イエスは言っています。

 

“あなた方は言うだけ行うだけでは不十分である、それを心の底からなさなければならない”という思いがこめられていることは、間違いないでしょう。

 

だがしかし、塩の効き目がなくなるとか、塩の味が抜けるとか、どういう意味なのでしょう。

 

チーズの保管には岩塩のような自然塩である必要があり、生成された食塩では役に立たないそうです。

 

イエスの時代塩と言えば、海水を蒸発させたものか岩塩かはともかく、自然塩であったことは間違えありません。

 

また、チーズも大事な食品であったでしょうから、塩はチーズの保管に欠かせないものであったはずです。

 

豊富なミネラルを失い塩化ナトリウムの白い塊に過ぎないものは、無価値だったことでしょう。

もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけと言っているくらいですから。

 

塩を食べていない羊の皮や腸はやぶれやすく、使い物にならないと言います。

羊は牧草で飼育するわけだから、ここでいう塩とは、ミネラルを豊富に含んだ土の事でしょう。

 

塩は血圧を上げると言うが、摂り方にもよるようです。

 

ミネラルを豊富に含んだ自然塩で摂った方が、血圧は上がりにくいそうです。

 

また、長寿で生活習慣病知らずのパナマのクナ族だが、世界一健康長寿の人たちの秘密はカカオにあるそうです。

彼らは驚くほどたっぷりの塩を摂っているが血圧が正常値なのは、毎日1リットルものチョコレート飲料を飲んでいるからなようです。

実際、チョコレートの血圧を抑える効果は日本人での検証でも確かめられています。

この場合はチョコレートに含まれる豊富なポリフェノールが、効果があったようです。

 

高血圧などの注意が必要な塩を、なぜ私たちは摂る必要があるのでしょうか。

 

自己修復性を持つ製品が、身近な存在になってきました。

この自己修復性、実は、脆い材質のものほど高いそうです。

 

優れた性質を持ちながら脆いために実用化がためらわれていた素材ほど自己修復性が高いことが分かったので、これからどんどんこれらの素材を用いた製品が世に出てくることでしょう。

 

例えば、タフポリマーと呼ばれる素材も自己修復性の高さを生かして自動車を作る研究が進んでいます。

 

私たちが塩を摂らないといけない理由も、あるいはこの自己修復性と関係があるのかもしれません。

ナメクジなど、塩をかけるとしぼんでしまうわけですからね。

 

そう言えば、試しに水2リットルに対して小さじ一杯位の自然塩を溶かして一日何杯か続けて飲んでみたところ、以前に比べて踵の荒れが減ったような気がします。

 

それまでは週に何度もクリームを塗っていたのに、塗らないでも良いような…。

 

塩を摂っていない羊の皮や腸はやぶれやすくて役に立たないと言うくらいだから、気がつかないうちに塩が不足した食生活を送っていたってことでしょうか。

ちょっと反省。

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癌になりにくい生活ってどんなだろう。

皆さんの中には、身近な人を癌で失った経験を持っている方もあるでしょう。

私もまた、父を食道と胃の接合部の癌の切除手術後の縫合がうまくいかずに亡くしました。

呑み込みが少しでもうまくいかないと、自分にも来たかと不安がよぎります。

だから一時的だったと知ると、心底ほっとします。

 

癌治療と言えば、手術や抗がん剤や放射線が思い浮かぶでしょう。

 

そんな中、衝撃的だったのは免疫療法の手段としての丸山ワクチンの存在と、その後このワクチンがまるではれ物に触るかのようにタブー視される展開になったことです。

 

だが、近年再び免疫療法が注目を集めるようになっています。

 

人間の体は、約60兆個の細胞からできています。

毎日、細胞が入れ替わる中で、5000個前後のがん細胞が、健康な人でもできていると言われます。

 

正常な細胞は、体や周囲の状態に応じてふえたり、ふえることをやめたりします。

ふえることをやめるだけでなく、ふえた細胞が脱落することもあります。

例えば、胎児のある時期に、いったん指の間に水かきのような部分ができます。

だがこの水かきは、しばらくすると脱落します。

皮膚や腸管の細胞は、古くなった表面の細胞から脱落して、徐々に新しい細胞に入れ替わるように調節されています。

この一連の仕組みは、遺伝子によって制御されています。

水かきが脱落するのは、遺伝子がそれを指示するからと見られています。

細胞がふえたり、ふえるのをやめたり、成熟して分化する、脱落するという仕組みは、遺伝子に変化が起こることによって調節できなくなります。

その結果、異常な細胞がふえ続けたり、脱落しなくなったりします。

 

このできそこないのがん細胞を日々監視しやっつけてくれるのが、リンパ球をはじめとした免疫細胞です。

この免疫に注目するのが、癌免疫療法です。

 

癌が発症してしまうのは免疫力が落ちたからだから、元気にして癌とたたかえるように力づけようと言うわけです。

免疫細胞を増やし、体内の免疫力を強化することにより、癌に確実な攻撃を仕掛けてバランスを取り戻す「癌に勝つ」療法が免疫療法(免疫細胞療法)なのです。

 

一言で免疫細胞療法といっても内容は千差万別です。ナチュラル・キラー細胞(NK細胞)を分離・培養して戻す方法、T細胞を分離・培養して戻す方法、樹状細胞を分離・培養して戻す方法などがあります。 もちろん、方法が異なれば作用等も変わってきます。

 

中でも期待されているのが、NK細胞です。

T細胞や樹状細胞では、抗原抗体反応があるうえ、即効性や柔軟性に欠けるのです。

抗原抗体反応とは過去に異常細胞と認識したものにしか攻撃を仕掛けないことで、これが必要なT細胞や樹状細胞は即効性や柔軟性に欠けるのです。

NK細胞は、抗体抗原反応を待つことなくそのために柔軟性と攻撃性、即効性が高いのです。

患者自身のNK細胞を活用できれば、異物として拒絶反応が起きる心配もないわけです。

 

免疫療法は治療の主役となるだけの力があるかと疑問を持たれているため、三大療法の補完とみなされてきました。

 

だが、ここへきて免疫療法が主役になり得ると主張する人たちが出て来ました。

 

NK細胞やT細胞や樹状細胞と言う免疫を担当している細胞のチーム力全体を効果的に動員できれば、免疫量は癌治療の主役になり得ると言うのです。

 

中でも心の持ち方に注目が集まっているのです。

笑う門には福来るとは昔から言うが、癌療法としても笑いの効用は馬鹿にできないと言います。

心の底から笑えば笑うほど、免疫も活性化すると言う実証試験の結果もあるそうです。

 

もっと過激と思えるのは、思考方法を変えれば癌でさえ大半の人は治せると言う主張です。

言葉と脳の使い方(思考パターン)を変えることでストレスの発生原因を断ち、実際に病気を改善させる取り組みを行なっているのがメンタルトレーナーの梯谷幸司氏です。

https://nikkan-spa.jp/1380608

 

梯谷氏のセミナーはつねに定員オーバーになるほどの盛況ぶりで、クライアントには各界の著名人も多いといいます。

セミナー参加者や顧客の中には医療関係者も多く、特に「言葉と心理技術で病気をやめさせる」プログラムの参加者の半数以上が医師、看護師、薬剤師で、標準医療と並行し梯谷氏のメソッドを導入している医院も少なくなく、中には、ステージ2から3の癌が消失した例も報告されたというのです。

 

癌以外でも消えた症例は、糖尿病、脳腫瘍、動脈瘤、腎臓結石、甲状腺障害などからうつ、パニック障害といった心因性のものまで実に30以上と言うから驚きです。

 

「病気も健康も、自分が選んだ脳の動かし方の結果に過ぎない。どのような言葉を使うと脳がどう反応し、結果として身体にどんな指示が出されるのかまでを考えていかなければならないんです」(梯谷氏)

 

そう言えば、友人から聞いた例の中には、癌を「治りました。ありがとうございます。」と心の底から感謝して喜び続け楽しいことをひたすら思い続けて克服した人の話がありました。

普通なら早く進行するであろう、まだ若い30代の女性だそうです。

 

思考回路を変えるだけでなく、体を冷やさないことが大事と言う主張もあります。

いま話題の歯科系ヒット本に小峰一雄院長(歯学博士・小峰歯科医院理事長)『名医は虫歯を削らない――虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法』(竹書房)があります。http://healthpress.jp/2016/12/post-2725.html

本書に興味深い記述があります。

「がん患者と歯周病患者に共通する5つの特徴」はこの5つだと言うのです。

糖質を好む、低体温である、交感神経がつねに優位にある、呼吸が浅い、酸性体質である。

低体温で癌になる、つまり、体を温めればそれだけで癌を予防でき仮になっても治癒力を高めて治すことができると言うのです。

 

それに本書には、交感神経がつねに優位にあることも癌になりやすくするとあるが、これなどはまさに思考回路を変えてリラックスして副交感神経を活性化することに繋がってきます。

呼吸の浅さも副交感神経を活性化することで、心の底から落ち着いてくれば自然と改善するはずです。

 

 糖質を好むと⑤酸性体質である、は食習慣の改善ということになります。

皮膚は弱酸性、体内は弱アルカリ性が基本である以上、癌予防の基本の一つは食生活の改善となります。

 

糖質を好む、それは言い換えればブドウ糖を取り過ぎということになります。

これについては、こういう指摘があります。

がん細胞は、ブドウ糖をエネルギー源とする――。これは、1931年にノーベル生理学・医学賞を受賞したオットー・ワールブルグ博士が、マウスの「癌性腹膜細胞」を用いた実験で解明し、1923年からの一連の論文で発表したものです。http://toyokeizai.net/articles/-/144042

 

このサイトはこう続けます。

今では、がん細胞は正常細胞の38倍ものブドウ糖を取り込まなければ、生命活動を維持できないことも分かっています。…ブドウ糖が枯渇すると、人間の体内ではブドウ糖に代わる、緊急用のエネルギーが生み出されます…「ケトン体」という酸性の代謝物質です。…がん細胞には、ケトン体をエネルギーに変える酵素が欠けている…。

 

このサイトはケトン食の勧めと注意事項を記しているが、正常細胞の38倍ものブドウ糖を取り込まなければ、癌細胞は生命活動を維持できないと言う事は、ブドウ糖の取り過ぎに気を付けるように思考回路を変えれば良いと言う事でもあるでしょう。

 

低体温が癌になりやすいと言う点では、体を温める癌療法では、こんなものがあります。

https://www.mugendai-web.jp/archives/6080

人体に無害な近赤外線を照射してがん細胞を消滅させる新しい治療法の開発が、世界の注目を集めている。

「近赤外光線免疫治療法」と言い、米国立がん研究所(NCINational Cancer Institute)の小林久隆・主任研究員が開発した。がん患者を対象にする臨床試験も順調に進み、23年後の実用化を目指している。

がん治療法には、「外科手術」「放射線療法」「化学療法」の3つがあるが、外科手術は患者の身体への負担が大きく、他の2つは副作用がある。転移・再発防止などにも課題があった。

これに対し、小林氏の開発した新しい治療法はがん細胞の死滅率が極めて高く、ほとんどのがんに適用できる。やっかいな転移がんにも有効だ。副作用がなく、必要な設備や薬品は安価なので、医療費の削減にも大いに貢献しそうだ。

 

この治療法は、がん細胞だけに特異的に結合する抗体を利用し…近赤外線によって化学反応を起こす物質(IR700)を付け、静脈注射で体内に入れ…抗体はがん細胞に届いて結合するので、そこに近赤外線の光を照射すると、化学反応を起こしてがん細胞を破壊と言うからこの療法が可能な施設で受ける必要があるが、ほとんどの人は1日で良いと言うからこれまでの癌治療の常識を覆す画期的な方法ではあります。

 

しかしながら、体を温めれば癌が治ると言う点に注目すると面白い記事があります。

キーワードはヒートショックプロテインです。

https://ameblo.jp/salon-de-sol/entry-12152842958.html

 

「身体を温めると癌細胞が死ぬ」という研究で話題になっているのは10年位前からですが、実は、この方法は、第二次世界大戦後すぐに実験されて、明らかになっている事でした。その研究のヒントとなったのは、日本人の熱い風呂に入る習慣からでした。

 

第二次世界大戦前に、フランスの医師パスツール、ジョリエが実験し、その後、ドイツのアンリ・ランペール教授が2次大戦中に自分の腸チフスや兵士達の腸チフスを熱いお風呂(43度)に入らせる事で治してきました。彼は、熱いお風呂に入る習慣のある日本人の癌の発症率が他国と比較し20倍も低い事に注目し、研究しました。

 

その結果、ガン患者を36度のお風呂に入浴させ、徐々に温度を上げ、42度まで上げ、最終的に、体温が39度に上げると悪性細胞は衰えはじめ、42度で死滅する事を発見しました。…。

 

一番簡単な方法は、「温熱療法」です。HSP(ヒートショックプロテイン)はタンパク質の一種で、全ての細胞に存在します。このHSPは、免疫力を高めて、細胞を修復し強化してくれます。体温が上昇すると増加する性質を持ちます。一番効率良く増加させるには、お風呂に入る事です。

 

体内が酸性に偏ると癌になりやすいと言う点では、食生活の見直しが必要ということになります。

 

目安としては、アルカリ性か酸性かで食事に気を付ければ良いとなるでしょう。

アルカリ性食品

野菜(ほうれん草、ゴボウ、サツマイモ、ニンジン、里芋など)、果物(メロンなど)、海藻(ひじき、ワカメ、昆布等)、キノコ、干し椎茸、大豆など

酸性食品

肉類(豚肉、牛肉、鶏肉など)、魚類、卵、砂糖、穀類(米、酢等)

このように分類する観点から考えれば、高タンパク高脂肪に偏りがちな「欧米化した食生活」では酸性食品を多量に摂取し、アルカリ性食品が不足しがちであるとなります。

 

日本人食生活西洋化と、癌の相関関係がしばしば指摘されることを思えば、野菜や果物が不足しやすい人は意識して野菜や果物を食べた方がいいでしょう。

 

何のことはない、

癌になりにくい生活は、こんなことでしょうか。

ストレスをあまり溜めず、人生を大いに楽しんでよく笑い、体を冷やさないよう気を付け、野菜や果物をよく食べてお菓子や肉はほどほどに楽しんで、あったかいお風呂になるべく毎日入りましょう。

もし、それが難しい社会だなって思うなら、どうやったら変えられるか大いに議論してすっきりした方が良いかも。

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