パブリックとリパブリックを考える。
洋風居酒屋はパブなどと呼ばれるが、パブリックハウスの略です。
パブリックの主な意味は、国民一般の、国民全体の(ための)、大衆の、公共の、公衆の、公衆用の、公開の、公立の、(政府の仕事をする意味での)公務の、公事の、などがあります。
居酒屋=パブリックハウスとは、大衆の家と言う事になります。
居酒屋=パブリックハウスと言う事は、様々な議論をしあう場でもあります。
日本でこのようなオープンな場があるでしょうか。
いくら格好だけまねても、仏作って魂入れずになっているそんな場所が日本は多くないでしょうか。
公園や広場だってそうではないでしょうか。
公園や広場は本来パブリックスペースなのです。
誰もが気軽に立ち寄って交流しあう場、様々な議論をしあう場です。
パブはそのような空間の一部なのです。
このような空間は、歴史的な背景の違う日本ではなかなか根付かないようです。
70年安保やベトナム戦争反対運動盛んな時、そう言う場が出来かけたが広がらず定着しなかったですし。
だが今、日本でも市民の連帯の輪が広がりつつあります。
日本の文化や風土に合ったパブリックスペースの作り方の模索は、いつ、どのような風に始まり、広まっていくのでしょうか。
しばらくは試行錯誤が続くでしょう。
どのような形、どのような展開になるか、気になるし、楽しみでもあります。
パブリックの前に、再びと言う意味の”リ”を付けるとリパブリックになります。
再びと言う意味の”リ”が、リユース・リデュース・リサイクルの頭の”リ”と同じ意味の接頭辞だと気が付くと、面白いことがわかってくるのです。
パブリックの主な意味は、国民一般の、国民全体の(ための)、大衆の、公共の、公衆の、公衆用の、公開の、公立の、(政府の仕事をする意味での)公務の、公事の、などです。
ここに「再び」を意味する”リ”が付くと、リパブリックになるのです。
政治を、国民みんなの手に、大衆の手に取り戻すのがリパブリックだ、ということでないでしょうか。
リパブリックが政治を、全ての国民の手に、大衆の手に取り戻すことであるなら、まずそこには政治を取り戻す主体としてのパブリックが無ければならないでしょう。
国民みんなが政治を自分の手に取り戻してこそ、本来のリパブリックになる。
違うでしょうか。
参加しないのは自らを余所者や客人の位置に置くのと、どう違うのでしょう。
リパブリックとは、国民全体のために政治を行うために国政の主導権を国民がみんなの手・みんなの力で取り戻すことであり、そのような国を守り抜くことではないでしょうか。
国作りに参加しないのは、自らを余所者や客人の位置に置くことにほかならない。
そう思いませんか。
自らの意思表示をして、参加してこそリパブリックの国民。
そう思いませんか。
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