電磁波と重力波を比べてみた。
電磁波と重力波は、奇妙なほど似た式が登場するといいます。
電磁波は、電気の波と磁気の波の組み合わせでできています。
電磁波では、電気のエネルギーと磁気のエネルギーがまるで振り子のように行ったり来たりしながら、波が進んでいくのです。
重力波は、その電磁波と極めて似た式となるといいます。
だとするならば、重力波も電磁波と似た構造であるはずです。
アインシュタインは重力が引力だけでは宇宙はあっという間に潰れてしまうという事で、宇宙定数をしました。
宇宙定数とは、引力と大きさが同じで方向が反対な存在です。
ニュートンは引力は何処にでもあるという事で、万有引力と呼びます。
つまり、巨大な銀河や銀河団、恒星や惑星と言ったものから、小さな基本粒子に至るまで、引力はあるのです。
ならば、宇宙定数も、巨大な銀河や銀河団、恒星や惑星と言ったものから、小さな基本粒子に至るまであるはずです。
小さな基本粒子では重力は余りにも小さいので、ほとんど考慮されません。
でも、重力が小さな基本粒子では無視して良いほど小さくてもないと言ってはいけないのです。
何故ならば、宇宙定数を膨張宇宙に置き換えるという事は、基本粒子のある時空も膨張していなければおかしいのです。
宇宙開闢から今日まで、基本粒子の世界の大きさは同じだが、時空は膨張しているというのでしょうか。
時空が膨張しているというなら、なんで天体の大きさは影響を免れるというのでしょうか。
矛盾しています。
遠くを見ることは過去を見ることと言いながら、遠くの宇宙ほど早く遠ざかっていくという事は膨張が加速しているという事と主張する、矛盾しています。
挙句の果てに、膨張宇宙と宇宙定数を結び付け始めました。
アインシュタインの使ったのとは別の意味を込めて、です。
宇宙論でもしも、エーテルにかつてと別の意味を込めて復活させようと言ったら、誰がまともに取り合うでしょう。
ご都合主義もいい加減にして欲しいものです。
宇宙定数を言うなら、アインシュタインの原点に立ち返るべきでしょ。
重力には引力と斥力があるから、重力波と電磁波は似た式になるのです。
電磁波で電気の波と磁気の波が直交しているというなら、重力波で引力の波と斥力の波が直交しているから、似た式になると認めるだけでいいのです。
簡単でしょ。
違いますか。
膨張宇宙は、斥力が見せていた幻影に過ぎないのです。
それを認めたくないから、重力に斥力があると言えないなら、これって科学ですか。
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