イランからの亡命者が日本に来た?
トルクメンの絨毯は有名だが、トルクメンにもアイヌのむっくりに似た楽器があるのです。
演奏法はもちろん、音も似ています。
トルクメンとアイヌ、何か繋がりがあるのでしょうか。
イランは不思議な国で、日本の建国時にも大勢のイラン人が関わっています。
イランは今でこそイスラムだが、かつては拝火教が盛んだったのです。
なのに、日本に来たイラン人の多くは仏教徒だったと聞きます。
そういえば、仏教にメソポタミア起源説が出ています。
イランにも結構仏教徒がいたのでしょうか。
そういえば、アフガニスタンのイラン系パシュトゥーン人はイスラム化の前は仏教徒だったといいます。
イランにも仏教遺跡が見つかり、少なからず仏教徒がいた証拠になるでしょう。
日本に来た仏教徒イラン人は、亡命者なのでしょうか。
これから建国の日本なら、出番と居場所を確保出来ると遠路はるばるやって来たのでしょうか。
日本で大和朝廷がいつ頃成立したかはっきしないが、中東でイスラムが台頭してきた時期とほぼ重なるのは興味深いです。
今ほとんど、イランに仏教徒はいません。
アフガニスタンのパシュトウーン人に起きたのと同じ事がイランでも起きたとするなら、信仰を守ろうとした人々が安住の地を求めて旅立ったのは不思議ではないでしょう。
彼らは風の便りに、極東で仏教に基づく国家が生まれた、と聞いて一縷の望みを抱いてやって来たのでしょう。
彼らにもはや祖国はなく、新興の仏教国家に骨を埋める覚悟で来たのでしょう。
正倉院にはシルクロードの文物が多いが、特に目立つのはやはり、イランです。
平家にはイラン人が多いと、指摘する人もいます。
平家が束ねたときは一丸となって行動したが、平家が滅ぶと再び地元に帰ったと思われます。
もし日本から大量なイラン人が大陸に渡ったなら痕跡があるはずだが、そんな話を聞いた事はありません。
そもそも、日本で築いてきた生活を捨ててまで危険を冒して大陸に渡るでしょうか。
どっぷりと日本の落ち着いた生活に浸かった彼らが、争いに明け暮れる大陸に帰りたいと考えるでしょうか。
日本の中のイラン、もっと注目されても良いのではないでしょうか。
どうでしょう。
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