犬も権力も権勢症候群にならないように注意しましょう。
「権力の犬」とは、よく聞く言葉です。
権力に忠実に従う人達をからかう場合に、よく使われます。
ところで、犬は群れで生きる生き物だと皆さんはご存知でしょう。
いう事を聞く手下が犬なら、当然そのトップが犬でもおかしくないのではないでしょうか。
権勢症候群と言う言葉、聞いた事があるでしょうか。
甘やかされた犬が自分がリーダーと勘違いして、主導権を取ろうとする一連の行動を言います。
対処法の一番の基本は、誰がリーダーか犬に自覚させる事です。
もしも指示に従おうとしないなら、リードをしっかり握って勝手を許さない毅然とした態度で望むのです。
諦めないで何度でも繰り返して、誰がリーダーか知らせなければなりません。
その代わり、従ってくれたらたっぷりと褒めて上げるのです。
次第に犬の行動は改まり、飼い主をリーダーとして受け入れるようになります。
権力も、同じではないでしょうか。
権力は主権者である国民から託されている限りにおいて、行使できる権限が認められるのです。
それが、国民主権であり、民主主義なのです。
けれども権力は、国民から託されていることを忘れると、思い上がるのです。
国民が自らがこの国の主人であるとの自覚が薄れると、権力は自分がリードを握らなければと思うようになります。
この事態を放置していると、権力は国民の上に君臨しなければならないと勘違いするようになるのです。
犬の権勢症候群と、どう違うのでしょうか。
国民は常に、権力に向かって主人として振舞うべきなのです。
権力は公僕として、国民に代わって公務を遂行する権限しか持っていないのです。
私達国民は、「権力の犬」と思うだけでなく「権力も犬」と思って接するべきなのです。
犬も権力も、主人が主導権を握らなければならない存在だからです。
違いがあるとしたら、権力の主人は私達国民だと言う事くらいです。
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