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民主主義は制度と思想と運動の三本の柱のどれが欠けても成り立たない。

民主主義とは、制度であり思想であり運動なのです。

今の日本、制度も思想もあるが、制度と思想を繋ぐ運動が不十分ではないでしょうか。

民主主義の思想を理想だのきれいごとだのと鼻先でせせら笑い続けるなら、民主主義は多数派の横暴に堕落するのです。

民主主義は制度と思想と運動が渾然一体だ、と知るべしなのです。

Mihasiratorii

三柱鳥居と言うのが、あります。

三本の柱で立つ鳥居で、しばしば中心に御幣があります。

この三柱鳥居で中心に立つ御幣が民主主義だとしたら、三本の柱はそれぞれ、制度と思想と運動にたとえられます。

三つの柱のうち、どれが壊れても三柱鳥居は立っていられないでしょう。

民主主義も同じなのです。

制度と思想と運動のどれが欠けても、民主主義は成り立たないのです。

三つ編みがどの一本が欠けても、三つ編みにならないようにです。

Mituami

制度だけになれば多数派の横暴に変質しかねないし、思想だけになれば永遠に制度はあり得ないし、運動だけになれば混乱だけしか残らないのです。

制度と思想と運動が三位一体であってこそ、民主主義は民主主義で居続けられるのです。

民主主義とは、人民の人民による人民のための政府がその基本的な精神を保ち続けるための制度と思想と運動の総称であると、忘れてはならないのです。

不断の努力なしに、民主主義は維持できないのです。

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