聖書で最低限知っておいた方がいいことは?
聖書は長くいろいろ書かれているけれど、一番の基本はこれらの聖句につきてしまうかもしれません。
詩編 139編
1 指揮者によって。ダビデの詩。賛歌。/主よ、あなたは私を調べ/私を知っておられる。
2 あなたは座るのも立つのも知り/遠くから私の思いを理解される。
3 旅するのも休むのもあなたは見通し/私の道を知り尽くしておられる。
4 私の舌に言葉が上る前に/主よ、あなたは何もかも知っておられる。
5 前からも後ろからも私を囲み/御手を私の上に置かれる。
6 その知識は、私にはあまりに不思議/高すぎて及びもつかない。
7 どこに行けば、あなたの霊から離れられよう。/どこに逃れれば、御顔を避けられよう。
8 天に登ろうとも、あなたはそこにおられ/陰府に身を横たえようとも/あなたはそこにおられます。
9 暁の翼を駆って、海のかなたに住もうとも
10 そこでも、あなたの手は私を導き/右の手は私を離さない。
11 「闇は私を覆い隠せ。/私を囲む光は夜になれ」と言っても
12 闇もあなたには闇とはならず/夜も昼のように光り輝く。/闇も光も変わるところがない。
13 まことにあなたは私のはらわたを造り/母の胎内で私を編み上げた。
14 あなたに感謝します。/私は畏れ多いほどに/驚くべきものに造り上げられた。/あなたの業は不思議。/私の魂はそれをよく知っている。
15 私が秘められた所で造られ/地の底で織りなされたとき/あなたには私の骨も隠されてはいなかった。
16 胎児の私をあなたの目は見ていた。/すべてはあなたの書に記されている/形づくられた日々の/まだその一日も始まらないうちから。
主はいつも、私たち一人一人を知っておられると言うのです。
だからこそ、こうなるのかもしれませんね。
詩篇 9篇
10 み名を知る者はあなたに寄り頼みます。主よ、あなたを尋ね求める者を/あなたは捨てられたことがないからです。
ならば、こう思われないように日頃の言葉と行いに注意しないと…ならないのかニャ。
イザヤ書 29章
13 主は言われた、「この民は口をもってわたしに近づき、くちびるをもってわたしを敬うけれども、その心はわたしから遠く離れ、彼らのわたしをかしこみ恐れるのは、そらで覚えた人の戒めによるのである。
14 それゆえ、見よ、わたしはこの民に、再び驚くべきわざを行う、それは不思議な驚くべきわざである。彼らのうちの賢い人の知恵は滅び、さとい人の知識は隠される」。
それでも、主はなお、寛大でいらっしゃるようですよ。
ルカによる福音書 15章
21 むすこは父に言った、『父よ、わたしは天に対しても、あなたにむかっても、罪を犯しました。もうあなたのむすこと呼ばれる資格はありません』。
22 しかし父は僕たちに言いつけた、『さあ、早く、最上の着物を出してきてこの子に着せ、指輪を手にはめ、はきものを足にはかせなさい。
23 また、肥えた子牛を引いてきてほふりなさい。食べて楽しもうではないか。
24 このむすこが死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから』。それから祝宴がはじまった。
そして御父はそのために御子に贖罪の子羊となるように、求められたと聖書は言うのです。
さらにイエスは十字架の上でさえ、なおも取り直しの祈りをなさったのと。
ルカによる福音書 23章
34 そのとき、イエスは言われた、「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」。人々はイエスの着物をくじ引きで分け合った。
信じるかどうか別として、最低限これを知っていれば聖書の基本的な教えは分かったと言えるのではないかしら。
どんなもんでしょうね。
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