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もっと気軽に政治は語られた方が良い。

明治維新の後に作られた日本の民主主義の制度は、近代国家の体裁を整えるために導入されたという性格が強いと言えます。

もちろん大日本帝国憲法発布の以前から、民主主義実現のために行動した人達もいたが少数にとどまっていました。

戦後日本の民主主義は、与えられたものとして入ってきました。

日本では自分達が主権者と言う自覚は、最近やっと定着してきたと言えるでしょう。

そもそも近代の民主主義は、我々が払った税金の使い方は我々に決める権利があると言う主張から始まったのです。

権利は、はじめからあるものではなかったのです。

勝ち取るものであり、守るものなのだったのです。

やがて、権利は誰もが生まれながらにして保障されるものと言う考えや認識が一般的になっていきました。

それが、民主主義国家の当たり前になるまでには何年もかかったのです。

民主主義のために、多くの血と汗と涙が流れたのです。

今では普通の民主国家では、誰もが当たり前に政治を語るようになりました。

物価から社会保障や医療制度まで生活に直結する話題と、考えるからです。

大陸国家の場合など戦争は過去に何度もあるから、外交だって生活に直結した話題になります。

公園だろうが店先だろうが喫茶店や酒場だろうが、街中で政治談議する人達があちらこちらにいます。
喫茶店やパブから、文化活動や経済まで様々な新しい動きも始まっているのです。
そう言う光景が当たり前なのが、普通の民主主義国家となったのです。
老若男女問わずごひいきチームの話から政治まで彼らは気楽に話題にするが、そうなるまでにはいろいろあったのですね。
さて、日本がそうなるまでにはあと何年かかる事やら。

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