望まない妊娠を避けたいなら男性が変わるのを待つよりも女性はもっと発言と行動をした方が良い。
何らかの理由で望まない妊娠をした女性のために、中絶はやむを得ないかもしれません。
でも望まない妊娠をする女性を減らすには男性が意識を変える事も大事だが、それ以上に女性が内面を磨いて自分に自信を持ち自分を安売りしないようにする事はもっと大事ではないでしょうか。
そう思っていたところNHKBSで、俳優の夏木マリがフェズを旅する番組を見たのです。
この中で面白い言葉が聞けました。
「男は女が作るもの」「正しい道は女のおかげ、悪い道は女のせい」と言うのです。
フェスとも表記されるフェズはアフリカ北西端、モロッコ王国北部の内陸都市です。
フェズは、アトラス山脈の北西のサイス平野の町でフェズ川とセブー川の合流点の南に位置します。
モロッコ南部のサハラ砂漠、アトラス山脈と北の地中海沿いの都市であるフェズは、モロッコ西部のカサブランカ、ラバト、メクネスから東に向かう交易路の交差点に当たります。
フェズには、隊商宿と巡礼者や商人のための小規模の商店が多く建てられました。
「男は女が作るもの」「正しい道は女のおかげ、悪い道は女のせい」、つまり男性は女性次第で良くも悪くもなると言うのです。
確かに俺は持てると自信を持っている男性も、簡単に落ちない女性を手に入れるためなら自分を変える事をいとわない事はよくある話です。
女性は外見だけじゃなく内面も磨き自信を持てば良いし、そうしないと男性に振り回されるだけなのです。
望まない妊娠をする女性を減らすカギは、この辺りにありそうです。
あの女性がどうしてあんな良い男性をパートナーにしたのかと思えるときは、たいてい外見を補って余りある魅力を持っているものなのです。
優しいとか料理が上手いなどの魅力は、年をとっても衰えないのです。
外見ばかりこだわる女性は、競って焦って媚びを売ってでも振り向かせようとして墓穴を掘るでしょう。
もちろん外見ばかりこだわる男性も、気に入られようと焦って似たような事になるでしょう。
外見で勝っていると思う女性が何でありふれた女性に負けるのかと言えば、外見頼みで勝負しているからではないでしょうか。
さりげない優しさや美味しい手料理で、高嶺の花と思える男性が案外あっさりとなびくものなのです
そこで外見でかなわないと諦めている女性は、内面で勝負をかけるのでしょう。
男性の心は、案外脆いからです。
しかしさりげない優しさや美味しい手料理など「女子力」と言われるものの大半は、男女問わず求められる人間力ではないでしょうか。
美女と野獣と言われるカップルの多くが、実は男性の側にいわゆる「女子力」があるのではないでしょうか。
美男の伴侶が意外と地味な女性なのも、さりげない優しさや美味しい手料理などが決め手だからでしょう。
見た目で迷えば、決め手は結局のところ内面なのだと言えそうです。
経済力はもちろん大事だが、それだけの男性の多くは熟年離婚の危機に直面する場合が多いのです。
稼ぐことにかまけ、家族を顧みなかったからなのです。
逆にどんなに苦労かけても、家族を大事にしてきた男性は最後まで幸せな家庭を保てる場合が多いようです。
経済力や外見で差が無ければ、最後の決め手は人間性だと言えるでしょう。
性教育が純潔教育を叫ぶ人たちの攻撃にさらされるのは、性差の理解を深める事ばかりに力を注ぐからではないでしょうか。
性差の理解を深めるのは、何のためでしょうか。
男女が、お互いをより一層思いやりいたわり合い尊重し合うためではないでしょうか。
だったら、まずお互いをより一層思いやりいたわり合い尊重し合うためにこの教育をするのだと説明するところから性教育を始める方が良いでしょう。
園児からの性教育も、お互いをより一層思いやりいたわり合い尊重し合うために男女の相互理解を深める目的でならできるでしょう。
個性を尊重し合いましょうと教える一環として、理解度に応じて男女の性差にもさりげなく無理のない範囲で段階的に触れれば良いのです。
あなたは、どう思いますか。
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