「大人の山村留学」で子どもや子育て世帯への接し方を学ぼう。
「大人の山村留学」とでも言いえる取り組みを、提案したい。
「子どもの山村留学」はすでに取り組まれ、何年も経っている。
そして今でも、需要は多いのだ。
だが「子どもの山村留学」は、担い手の高齢化と後継者の不足と言う課題に直面している。
担い手の高齢化や後継者の不足で、「子どもの山村留学」そのものが続けられない場合も少なくないと聞く。
都市部に目を転じて見れば少子化が深刻になっているので子どもや子育て世帯との接触を経験している人は高齢化し、現役世代の多くは子どもや子育て世帯との接触の経験が乏しいのが実態だ。
子どもは眺める存在でこそあっても、日常の中で関わる存在ではなくなってしまったのだ。
結果として、子どもや子育て世帯を見守り支える地域の力は弱まってしまった。
それでいて行政は、予算や人員の関係で十分に対応するのは難しいのだ。
行政と地域の連携が必要だが、地域にはその受け皿になれる人が少なくのだ。
一方で地域の子育てを支える担い手の高齢化や後継者不足に悩み、もう一方では子どもや子育て世帯との接触体験の乏しい人が増えている。
ならば、子育てを支える担い手や後継者の不足に悩む地域に子どもや子育て世帯への接し方がよくわかっていない都市部の人達を送り込み体験させたらどうだろうか。
もちろん、一気に大量の人達が行っても受け入れ態勢が取れないだろうし、都市部から参加する人もすぐには増えないだろう。
それでもなお、やらないよりはましなはずだ。
呼び方もやり方も、実態に合わせて考えれば良いのだ。
「大人の山村留学」は、その一案に過ぎない。
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