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宇宙定数の正体は質量による斥力だった。

ダークエネルギーの分布を可視化に成功という図を見たが、天体の質量の存在によって歪みのエネルギーがたまっている時空の領域が可視化されているようにしか見えないのだ。

そもそも質量の存在がどのようなメカニズムで時空を歪めるか、だれも考えてないのではないだろうか。

時空を質量がゆがめるメカニズムで、もっとも自然なのは斥力によるものだ。

質量が斥力によって歪めた時空に発生した現象が、引力である。

アインシュタインは自分のモデルだと瞬時に時空が潰れるので、辻褄を合わすために宇宙定数を引力と大きさが同じで反対向きの作用として導入したという。

引力を時空に生じた歪みであるとしながら、発生のメカニズムを考察し忘れたからそういうことになる。

二次元近似モデルで質量が時空を歪める有様を描写したまではよかったけれど、質量が時空を歪める力がどこからどのように作用したのかまでは見落とされたのだ。

地上で考察された二次元モデルを、そのまま宇宙空間に持って行ってしまうケアレスミスを犯してしまったのだ。

地上では地球の重力が働き二次元時空は歪むけど、地球の重力圏を脱すれば質量が二次元時空に接しはするが乗ることはない。

地球の重力が及ばないなら、時空は歪まなくなってしまう。

だが実際は時空は歪むのだから、別のメカニズムがなければならない。

それが、質量が時空に及ぼす斥力にほかならない。

天体では質量の大きさが半端ではないので、時空は相当な範囲にまで歪みのエネルギーがたまる。

天体の質量によってもたらされた斥力が生じさせた歪みエネルギーが可視化されたら、天体の周囲に高密度のエネルギーがたまっていて自然なのだ。

ダークエネルギーの正体とは、これまで見落とされてきた重力の発生源である斥力だったのだ。

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