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不況は労働者にとって労働時間の短縮のチャンスなのです。


なぜ、「クソどうでもいい仕事」があると思います。
賃金の分だけなら4時間労働でいいが、利潤追求の資本主義が手に入る儲けの源泉がこのただ働きの労働時間だからですね。

経済学では賃金の支払いに必要な時間を超える労働時間を、剰余労働と言います。
その剰余労働で生まれるのが剰余価値で、これが資本主義の儲けの源泉ですね。
剰余価値の実現が難しくなった状態が、不況です。
だから、不況は労働者にとって労働時間の短縮のチャンスなのです。
剰余価値が、実現可能な範囲に収まるからですね。

労働時間の短縮をして、労働者の気力や体力が回復するだけじゃなく学びによって労働の質を上げればさらに労働の生産性が上がるのです。
結果として賃金の支払いに必要な労働時間が減れば、労働時間の短縮をしても新たな剰余労働と剰余価値が企業の手に入ります。
ようは、やる気の問題なのです。

剰余価値の実現が難しくなった状態が、不況です。
具体的には、生産過剰な製品が市場で売れ残ってしまうと言う形で現れるわけです。
欲しいけど金がないので買えない人がいる一方で、売れ残ってしまうものが市場にだぶつく矛盾が起こるのです。
だから、不況のたびに労働時間の短縮が起こるのです。
先ほども言ったけれど、あとはやる気の問題なのです。

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