内部留保の活用で庶民の消費を活性化させよう。
庶民の消費を毛細血管、大企業の内部留保を脂肪に例えれば、庶民の消費が元気じゃないのは毛細血管の血流が悪いことに、大企業の内部留保の急激な増加は脂肪の溜め過ぎでメタボシンドローム予備軍まっしぐらに、例えられる。
溜め過ぎた脂肪を減らして、血行改善が急務ではないだろうか。
実際、内部留保は使い道がない資金を内部の充実に充てることが目的だから、体でいえば脂肪の役割そのもの。
適度な脂肪は良いが、溜め過ぎはなにかと健康に弊害が出る。
適度な内部留保は良いが、溜め過ぎは経済に停滞をもたらす。
通常の適度な内部留保を皮下脂肪としたら、日本の大企業で急速に溜まっている内部留保はすぐに代謝できる皮下脂肪のうちに燃焼させる必要がある。
さもないと容易に消費できない内臓脂肪化して、日本経済を鎮静化させる。
実際、庶民には景気回復の実感がない。
使い道のないまま溜まる脂肪は、皮下脂肪になり切れないと内臓の周囲に溜まる内臓脂肪になり、やがて健康を蝕む。
使い道のないまま溜まる内部留保は、適正規模を超えると円滑な経済が阻害され、やがて国や地域社会を蝕む。
だから、政府も内部留保を賃上げに回せと言い出した。
はっきり言おう。
この国で溜めこまれた内部留保は、メタボシンドロームを国民経済にもたらしつつある。
適正水準まで急いで落とさないと、経済は深刻な事態になりかねない。
実際、失われた30年と言われる間にGDPはどんどん追い抜かれたし賃金も上がらない数少ない先進国になった。
GDPは相対的には100年前の位置にまで落ちたとの、指摘もある。
国民経済は元気がないが、それは十分なお金が回ってこないからであり、体でいえば貧血で無理やり頑張ってる状態。
過労で倒れる人が出る状態は、貧血による酸欠で倒れるのと酷似している。
内部留保を国民経済を活気付けるエネルギーにしないと、どうしょうもないよ。
内部留保をしこたま溜め込んだ大企業の支配下にある経済で、金欠に苦しみながら必死で働く庶民の姿は、メタボシンドローム予備軍の肥満体を乗っけて貧血の人がふらつきながら人力車を引っ張る構図とどこが違うのだろうか。
聖書には、貧乏人を邪険にあしらった金持ちは地獄に落ちて邪険にあしらわれた貧乏人が天国で神と暮らすさまを見て生前を悔やむ例えが出て来るよ。
自ら救いの道を求める人を神は救う。
仏教にも、縁なき衆生は度し難し、とあるのは知ってるよね。
救いの道を選び救いの道を歩もうとしない人は仏の救いから漏れるってことなのは、知ってるよね。
神社に何でお参りするの。
神に助けてもらいたいからでしょ。
神の助けや救いは、求める人に来る。
言い換えれば、自力に頼り救いを求めない人に救いは来ない。
内部留保に回す資金の1%で良いから賃上げや下請けに回せという政党や政治家を応援しよう。
救われたいならね。
古から、富の再配分で困った人を救うのは、義に敵った人の道とされてきた。
全ての人に救いの手が来ることを求めて、連帯してこそあなたの救いの道も開ける。
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