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「隣人を自分のように愛しなさい」これができれば、ヨーロッパはロシアの脅威は減らせるはずだ。

ロシアは歴史的に南下をしたがってきたが、地理を見れば不凍港を切実に欲しいのは仕方がないと言える。
自由になる港の確保と領土の獲得がイコールであった時代が長かったので、武力対立の的となってきた。
だが、平和利用に限定できれば話は違う。
相互不信が、それを阻んできたのだ。
ロシアの領土拡大の歴史は、征服欲と言うよりはむしろ防衛線を首都から遠ざけるために行ってきたと言える。
ロシアにとって、ヨーロッパは文化や経済の先進地域でもあるがそれ以上に警戒すべき侵略者でもあったのだ。
ロシアからみればナポレオンやヒットラーによる侵攻は、ヨーロッパによる侵攻の歴史の一部でしかない。
平和利用に限定できれば、ロシアに港を開放して問題はない。
軍事が絡むから、こじれるのだ。
ロシアにはヨーロッパは貪欲な侵略者であり、ヨーロッパにはロシアは絶えず南下を狙っている油断できない隣人という、不幸な歴史が続いた。
ロシアの側からみたNATOの存在は、銃口を常に向けられている状態でしかない。
ロシアを安心させるには、いっそNATOをなくすか、ロシアもNATOの一員にするしかない。
そしてロシアを、ヨーロッパの一員として自由貿易圏に引き込むのだ。
ロシアが欲しいのは季節を問わず使える港だから、平和利用に限定できれば良いわけだ。
ロシアにとって欧州との自由貿易圏の一員となれば、一年中使える港が手に入る。
周辺諸国にすれば、ロシアに南下の口実を与えないで済む。
すでにロシアも含む対話の場はあるが、開店休業状態になっている。
ロシアも自由貿易圏になるなら、再開ができる。
聖書にはこうある。
マタイによる福音書 5章
43 「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と言われている。
44 しかし、私は言っておく。敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。
また、こうもある。
マタイによる福音書 22章
37 イエスは言われた。「『心を尽くし、魂を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
38 これが最も重要な第一の戒めである。
39 第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』
40 この二つの戒めに、律法全体と預言者とが、かかっているのだ。」
聖書には、これもある。
マタイによる福音書 5章
9 平和を造る人々は、幸いである/その人たちは神の子と呼ばれる。
ヨーロッパもロシアもキリスト教文化圏なら、知らないはずはない。
速やかに神のみ言葉に、従うべきだろう。
どうだろうか。

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