反共が民主主義を潰してしまう。
反共主義がいかに民主主義をダメにするか、歴史が証明しています。
1925年に 普通選挙法 が施行され、 満25歳以上のすべての男子に選挙権が与えられました。
時の政権は普通選挙法の成立と同じ年に 治安維持法を制定し、社会主義運動の取り締まりをはかりました。
治安維持法は、社会主義運動の取り締まり を目的とする法律です。
社会主義とはみんなが平等な世界を目指す 考え方なので、天皇中心の国家をつくろうとしている政府にとって都合が悪かったためです。
治安維持法は社会主義運動の取り締まりのためにつくられましたが、後に社会主義だけではなく 政府の方針や戦争に反対する考え方の取り締まり も行われるようになっていきます。
反共攻撃は、こまめに反撃しておかないと後で自分が困ることになるのです。
このニーメラ―の後悔は、そっくりそのまま日本にも当てはまるのではないでしょうか。
『彼らが最初共産主義者を攻撃したとき』は、ドイツのルター派牧師であり反ナチ運動組織告白教会の指導者マルティン・ニーメラーの言葉に由来する詩です。
ナチスが共産主義者を連れさったとき、私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなかったから。
彼らが社会民主主義者を牢獄に入れたとき、私は声をあげなかった。社会民主主義者ではなかったから。
彼らが労働組合員らを連れさったとき、私は声をあげなかった。労働組合員ではなかったから。
彼らが私を連れさったとき、私のために声をあげる者は誰一人残っていなかった。
ちなみにニーメラー自身は、原稿の無いスピーチの中で成立してきた言い回しで詩として発表されたものではないとしているそうです。
厳密な意味でのオリジナルは存在していないが、この言い回しはおそらく1946年頃に生まれたと見られ、1950年代初期にはすでに詩の形で広まっていたといいます。
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