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ブラックホールの構造と役割が見えてきた。

ブラックホールの中は、時間と空間とエネルギーと特異点だと一般的には思われている。

だが実際には重力波は引力と斥力が交互に発生して伝播している現象であり、天体と時空の境界面で重力波が発生している。

重力波があまりにも小さいのは、時空と接している物質表面で歪められた時空に蓄えられているポテンシャルが物質波に揺さぶられて解放されているからである。

実際には物質の側にも時空との押し合いで発生している歪みエネルギーが、ポテンシャルとして蓄えられている。

物質側にも蓄えられている歪みのポテンシャルが同時に解放されているけれども、物質波の一部として時空に伝えてれている。

物質と時空の接している面で、物質波で揺さぶられて時空の歪みエネルギーが物質の面と垂直方向に伝播している。

そして時空に伝播した重力波が、物質の重力圏を形成する。

天体の重力圏はこうして時空の中に展開され、周囲に引力となって働くことになる。

斥力は発散して弱まるので、合力としては引力としてだけ作用することになる。

ブラックホールの中は、光さえ出られない重力の発生源の巨大質量の天体が中心に存在しているので想定されている特異点などはない。

例えて言えば、ブラックホールの中は光さえ出られない蟻地獄の巣のようなものである。

中心に存在しているのは特異点ではなく、極限まで圧縮されている蟻地獄のように待ち構えている超巨大重力天体である。

ブラックホールの中心に存在しているのは、極小のコアを取り囲む高密度なエネルギー領域かもしれない。

重力波が引力と斥力の合成である以上、集積されるエネルギーや質量には当然限界点に達する時が来る。

やがて銀河宇宙の中心にある巨大ブラックホールが、圧縮の限界点に達する時が来る。

連鎖反応的にブラックホールの爆発的なエネルギーの解放がドミノ倒しのように起き、衝撃波が物質を津波のように掃き寄せていきながら巨大なボイドが形成される。

無数のボイドが広大な宇宙空間全体に同時発生的に広がって、物質の掃き集められた領域で新たな天地創造のドラマが始まる。

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