アメリカはどこに展望と出口を求めるのか。
今アメリカでは、社会の大半の富を手にした少数者と取り残されたと感じている圧倒的な多数者に二極分化している。
取り残されたと感じている人たちも、感性的で感覚的感情的に反発している人たちと理性的理論的に展望を開こうとしている人たちにさらに分極化している。
感性的な人たちがトランプに、理性的に対応しようとする人たちがバーニーサンダースの一派に、分かれてきたようだ。
もちろん、どうしていいかわからない人たちも相当数いる。
共和党がトランプに乗っ取られた感があるが、それはキリスト教という価値観を共有しているという側面を見る必要があるだろう。
一方の民主党は、労働者やマイノリティに軸足を移しはしたが急速な変化を望まない中間層意識の人から抜本的な改革を求める底辺に近い人たちもいる。
以前からバーニーサンダースの一派に連なる流れは民主党内部にあったがなかなか多数派を取れないのは、比較的な多数派である中間層意識の人たちのためらいによるものだろう。
ここまで来たら共和党も民主党も分党して新たな党が産まれた方が良いくらいだが、あまりにもアメリカは広すぎる。
もし共和党と民主党が分裂して新たな党が産まれるとすると、多数のローカル政党ができて混乱に拍車がかかる危険性さえある。
アメリカの抱える閉塞感の、闇は深い。
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