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ヒッグス場とヒッグス粒子は質量を顕現させるのであって与えているのではない。

量子の世界に質量を与える存在としての、ヒッグス粒子やヒッグス場が想定されている。

だが素粒子の質量をどのようにしてヒッグス場やヒッグス粒子は決めているのか、そのメカニズムは解明されているのだろうか。

素粒子はその誕生の時点で、ポテンシャルとして質量をすでに持っているはずである。

その質量が認識できないのは、加速度が重力と区別がつかない、言い換えれば、等速度運動と無重力状態は区別がつかないからである。

素粒子がポテンシャルとして持っている質量が顕現するには、加速度との遭遇が必要である。

加速度とは、運動状態を変化させて慣性質量としての質量を顕現させる能力を持つ作用である。

素粒子に加速度を加えて、ポテンシャルとしての質量を顕現させる作用を持つ場が必要なのだ。

その働きをしているのが、ヒッグス場でありヒッグス場が発生させる抵抗作用の担い手がヒッグス粒子である。

ヒッグス粒子の与えている抵抗としての加速度が、素粒子の質量を顕現させるのだ。

恐らくヒッグス場の正体とは、時空の中で働いている何らかの作用である。

時空の中に満ちている重力波こそが、ヒッグス場なのかもしれない。

重力波は、斥力と引力が交互に発生しながら時空の中で伝播する波である。

重力波は、正の状態と負の状態を往復しながら伝播する、重力の正の状態が引力であるなら負の状態は斥力でなければおかしいからである。

ヒッグス粒子の正体とは、重力波の斥力成分なのかもしれない。

素粒子を減速するには小さくとも、質量を顕現させるには充分な作用の能力を持っているからである。

時空に満ちている重力波こそが、ダークエネルギーの正体でありダークエネルギーの密度が高い状態をダークマターとして認識しているのだろう。

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