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争いを減らすには、まず自分のして欲しくないことは誰に対してもしないことです。

争いを減らしたりなくしたりするには、人に対する愛を示すことが必要だとはよく言われます。

では、愛を示すとはどうしたらいいのかということになります。

何か、手掛かりになるものが要ります。

聖書は、旧約聖書は4000年新約聖書でも2000年前から読み続けられてきました。

いわば、古典中の古典と言えます。

聖書には、特に新約聖書には、愛についての記述が多く見られます。

例を挙げましょう。


マタイによる福音書 22章
37 イエスは言われた。「『心を尽くし、魂を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
38 これが最も重要な第一の戒めである。
39 第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』
40 この二つの戒めに、律法全体と預言者とが、かかっているのだ。」

この愛を、どう実践するかそれが問題です。
キーワードは第二の戒めで、隣人を自分のようにとあることではないでしょうか。
して欲しいことは人によっても状況によっても異なるでしょうけど、して欲しくないことは人によっても状況によってもそれほど差がないでしょう。
だとしたら、まずみんなが自分のして欲しくないことは人にもしないところから始める方が良いのではないでしょうか。
もちろん、神に対しても自分のして欲しくないことはしないことです。

ともすれば自分がして欲しくないことのはずなのに、人に対してしてしまった経験はないでしょうか。
人を不愉快にしてしまった苦い経験は、うっかりやらかしてしまったときに起こったはずです。

人と人はもちろん、国と国の間でも同じことでしょう。

すべての人が、これを自覚的に実践できるなら争いは減らせるし避けられるのではないでしょうか。

どう思いますか。

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