日本は古代中東の引っ越し先なのか。
日本の神社は、二本の柱と拝殿と本殿からなる。
固定的な社殿は日本に帰化した秦氏などが持ち込んだ様式で建てられるようになったのであって、古来は山などの信仰の対象の前に祀りの度に仮の庵が営まれていた。
山と拝殿と柱とくれば、まさに古代エジプトのピラミッド複合体に似た構図になる。
古代エジプトでは本殿と拝殿と柱の構造となり偶像崇拝のために神像が祀られるようになってしまったが、日本の神社に偶像はない。
偶像崇拝になる前の、信仰を保とうとした集団が日本に来たのだろうか。
日本にも太陽の船に似たモチーフがあるし、見ようによっては神社そのものが鳥居を先頭に持つ太陽の船のようでもある。
天皇家の菊花紋は、故フセイン大統領が身に付けていた古代中東の王家の紋章に瓜二つなのは偶然ではない。
古代中東の王家の紋章に表されるのは、太陽神紋である。
そして、天皇家は自らを太陽神の子孫と位置付けている。
興味深いのは、日本にはユダヤ渡来説とシュメール渡来説が出ていることだ。
イスラエル人やユダヤ人の祖とされるアブラハムは、シュメールの都市であるウルを出立している。
となると、アブラハムはユダヤ人やイスラエル人である前にシュメール人であったとならないだろうか。
シュメール・イシュマエル・イスラエルと並べると、言葉に与えられた意味が違うのは承知の上で言いたい。
日本には、シュメールから派生した民であるイスラエルの一派のユダヤ人が来ているのではないだろうか。
古墳の埴輪には、どう見てもユダヤ人としか見えないものが数多くある。
故人の大切な持ち物として、帽子の埴輪まであるのだ。
伝統にこだわるユダヤ人は、いまでも前髪を伸ばして鍔のある帽子を被る。
この帽子は、ユダヤ人としてのアイデンティティの一部なのだ。
その帽子を、死後も被り続けることにこだわるのはユダヤ人でなくて誰だというのか。
聖書を見ると興味深いことに、アブラハムの子孫とエジプトの関りや繋がりはとても深く強い。
イスラエル、そしてユダヤ、さらに古代日本人もまた、古代中東の神殿様式の継承にこだわっている。
日本に来たシュメールやユダヤは、古代中東の神殿様式にこだわっているからこそそれが継承されている日本に来たのではないか。
そして、同化したのではないか。
そうでなければ、日本の神社に古代イスラエㇽの神職の装束や習慣が残っているはずはない。
神輿がアークと呼ばれる聖櫃に似ているとしても、何の不思議もない。
もともと、彼らの神殿は祀りの場を移動していたのだろう。
だから、移動神殿である神輿を作るのだ。
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