核子とクオークを見直してみた。
面白いことに、核子やクオークは接近しても重力で衝突する事態にはならないとわかっている。
もっとも核子はあえてぶつけたら衝突するのだが、それには相当なエネルギーが必要だ。
何かの作用が働いて、衝突しないようになっているとしか考えられない。
となると、この何らかの作用は斥力と考える方が自然だ。
では、この斥力の正体とは何だろう。
すべての物質には大小の違いはあっても、重力場が伴っている。
では、この重力場はどのようにして発生しているのだろうか。
ありとあらゆる物質には、絶対零度になってもなくならない物質波がある。
この物質波によって、時空の振動が生じて重力波が発生している。
重力波の伝播現象が重力であり、重力場でもある。
物質波によって、時空にポテンシャルが蓄積しそれが解放されて重力波が生じる。
恐らくクオークや核子ほどの大きさだと、周囲の重力ポテンシャルが何らかの形で弾性力を発揮し相互の衝突が回避されている。
クオーク間の引力は離れるほど強まるのではなく、個々のクオーク表面の重力ポテンシャルの弾性が弱まるのだ。
結果として、クオーク間の引力の方が勝る。
クオーク自体は軽いのだが、周囲のポテンシャル領域のエネルギーが持つ仮想的な質量の作用もまた加わっているのかもしれない。
クオークの閉じ込めには、まだ謎は多いがグルーオンの到達距離にクオーク間の距離が何らかの形で制約を受けているのは確かだろう。
ただ言えるのは、軽いはずのクオークから陽子や中性子の重さが産まれるメカニズムの中にクオーク閉じ込めの原因が隠れているのは間違いない。
陽子や中性子からなる原子核の質量が、核子の質量の合成より軽いのと対照的であることが核分裂が起きやすい理由だろう。
原子核の結合エネルギーが核子の質量欠損によるので、核子のエネルギーが励起されると結合エネルギーに打ち勝って核子が飛び出す。
クオークは、本当に軽いのだろうか。
もし本当のクオークの質量はもっと重いので、質量欠損によって生じた結合エネルギーを振り切るのが容易でないとしたらどうだろう。
重い物資ほど慣性質量が大きいので動かすのに強力な力がいるとしたら、軽いはずのクオークと核子の質量の差もクオークの閉じ込めも説明が付くのではないか。
これはあくまでも仮説だが、新しい理論を苦労してひねり出すよりはましなのではないか。
そうしたら、クオーク間の弾性力の大きさも理解が容易になるのではないか。
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