糖はあなどれない。
NHKのFRONTIERSで、糖を取り上げたがなかなか興味深いものだ。
パプアニューギニアには、いくらバラエティに富んでいるとはいえサツマイモばかり食べている先住民がいる。
彼らの腸内細菌の中には、筋肉の材料になるものを腸内で繰り返しリサイクルして生きているものが住んでいることが分かった。
さらに、石器時代の人達の脳は植物の地下茎や木の実を火で柔らかくして食べることでブドウ糖がしっかり摂れたので大きくなったと思われる結果が調査で明らかになっている。
また、イスラエルの大学が研究した結果は人によって血糖値を上げる食材が異なることやその理由に腸内細菌の個人差があることを示している。
さらに、摂取カロリーの半分近く糖質で摂ると死亡率が最も低いことを調査によって突き止めた。
そこで、便のサンプルからその人にあった血糖値を上げにくい食材をアドバイスするサービスが始まった。
そのサービスが提供するアプリの情報に従って食事を続けると、糖尿病で血糖値が高い人が2ヶ月で正常値に近いところまで薬も無しに下がったと言う。
血糖値を上げやすい食材は人によって違うので、出回っている情報に振り回されないようにした方が良い。
毎日体重測定し、健康でいられる体重が維持できる食事を続けるのが一番だ。
体重の毎日の増減の原因は、ほとんどが水分だから一喜一憂しないで健康でいられる体重を目指すのが良いってことになるようだ。
規則正しい生活と、適度な運動、お茶碗一杯のご飯や二枚のパンや200g程度の麺で腹八分の食事を一口30回以上よく噛んで食べる。
何のことはない、常識的なところに落ち着いたってわけだ。
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