那智の火祭りはイエス臨在の清めの儀式か。
那智の扇祭りとも呼ばれる那智の火祭では、12の大松明と扇神輿が現れる。
これは、十二支に対応して季節と方位を表すとともに扇神輿は神々の依り代であろう。
扇神輿は、門松と同様に生命樹の表現でもあろう。
だが、大松明は火戸であるとともに御陰、陰所、女陰の字を宛てることが多い「ほと」の隠喩であり、扇神輿は陽根の隠喩とみることもできる。
隠しながら見せて見せながら隠すのが、陰陽のやり方である。
扇は陰陽では御陰の象徴としても扱われるが、扇神輿は金地に朱の日の丸を描いた開いた扇を9カ所に取り付ける。
9も開いた扇も陽を表し陽を重ねて強めることで陽根の生命力を高め、燃え盛る勢いのある火戸とともに豊かな恵みと実りの祈願と感謝を奉納している。
舞の奉納も巫女や稚児や若者なのは、これもまた生命力の表れと継承の祈願と感謝の奉納となっている。
神への食の奉納と田植の所作もまた、豊かな実りへの祈願と感謝の奉納となっている。
ここまでが、陰陽による解釈になる。
12はイスラエルの12支族であるとともに扇神輿は生命樹であるとしたら、どうなるか。
実はユダヤ教でシンボルとして用いられるメノラーも、生命樹の表現の一つである。
つまり12の扇神輿は12のメノラーとなり、日本には12支族がすでに集合していると宣言しているとみたらどうだ。
扇神輿は大松明の炎で清められるが、聖書では御霊による清めは火による清めと表現されている。
扇神輿が生命樹としたら、御霊による清められた人々の霊の象徴として祀りの場に顕現していることになり御霊による清めがされた霊を神に奉納する儀式が那智の火祭りということになる。
目の前の滝は、清められた霊が登って神のもとに向かう道の象徴なのかもしれない。
そうなると稚児は、永遠の幼児と表わされるイエスの象徴なのだろう。
だとしたら、捧げられた食は自らを命のパンと言ったイエスの象徴なのだろう。
田植えは稲荷を表しているとみれば、INARIはINRIすなわち、イエス・キリストの磔刑においてその十字架の上に掲げられた罪状書きの頭字語となりラテン語のIESVS NAZARENVS REX IVDAEORVMである。
日本語では、「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」と訳される。
これは、もしカッバーラがこの祭りに隠されているとしたらこう見えるかもしれないと言うことだ。
真相は、神のみぞ知る。
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