通常の重力波による天文学の扉は光の波長の変化を調べるだけで開かれる。
膨張宇宙論の根拠とされているのが赤方偏移だが、それは光源となっている恒星との距離が広がっていることが観測されていると解釈しているからである。
もし、赤方偏移が重力波による電磁波の波長の変化が観測されていると解釈したらどうだろう。
アインシュタインは、加速度と重力は区別ができないと指摘している。
ならば、赤方偏移が重力波による波長の変化を観測した結果であると解釈しても問題はないはずだ。
重力波による光のエネルギーへの作用は、波長の変化として観測できるはずである。
ならば、地球から月へ発信される電磁波と月から地球に向けて発信される電磁波には微妙な波長の変化が観測できるのではないだろうか。
これまで光と言えども速度は有限なので遅れを補正しなければならないとして対策が取られていたが、波長の変化は許容範囲内の誤差として無視されているのかもしれない。
誤差の範囲としてこれまで片付けられていた波長の変化を再検証すれば、これまで小さすぎて観測が難しいと思われていた通常の重力波による研究の可能性が開けてくるのではないだろうか。
光の波長の変化についての観測は、これまでも充分に重ねられている。
通常の重力波による天文学への扉は、それらが重力波によるものだったと解釈を変更するだけで開くのだ。
後は発想の転換ができるかどうか、それだけである。
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