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猫の動きから学ぶ人間の体と心の整え方 動物はなぜ整体に通わないのか。その2

猫のしなやかな身のこなし、大きな欠伸、気持ちよさそうな伸び、そして毛繕い。

これらは単なる可愛らしい仕草ではありません。

猫自身は意識していないでしょうが、その一つ一つが、全身の筋肉や関節を整える「自然の整体」になっています。

猫の動きは、なよなよしているわけではありません。

流れるようになめらかでありながら、切れがあり、次の動きへのつながりに無理や無駄がない。

体力を無駄に消耗せず、必要な瞬間にだけ一気に力を出す。そのための体の使い方です。

大きな口を開ける欠伸は、顎だけでなく首や背骨まで連動します。

伸びは、手足の指先までしっかり使い、筋肉や関節を一度リセットする動きです。

毛繕いも、本人にとっては日常動作でも、結果的には全身をまんべんなくほぐすマッサージのような役割を果たしています。

走るときには頭がほとんどブレず、体はダイナミックでパワフル。

その代わり、長距離を走り続けることはしません。

すべてが「一瞬のため」に最適化されています。

これを人間の体に置き換えると、話は「体幹」に行き着きます。

体幹とは、腹筋を固めることではなく、頭・背骨・手足が無理なくつながっている状態のこと。

頭の位置が安定し、肩や首、腰に余計な力が入らず、背骨と関節が自然に連動して動けるかどうか。

そこが要点です。

難しいことをする必要はありません。

猫の真似をすればいい。

大きく伸びをして、手足の先まで使う。

我慢せず、思いきり欠伸をする。

肩や首、頭を、毛繕いのつもりで軽く撫でてみる。

それだけでも、体の軸は少しずつ戻ってきます。

人間は、猫と違って体幹を失っても生きていけます。

制度も道具も専門家もある。

その結果として、整体や健康法が必要になるのも、ある意味当然です。

ちなみに、私はどこかの整体院の関係者でも、回し者でもありません。

ただ、自分で試して、助けられた感覚を分かち合っているだけです。

さて、ここらでちょっと体を伸ばして、思いっきり欠伸でもしてみますか。

そうそう、できない時は体に異変がある場合もあるから無理しないで診てもらう方が良いですよ。

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