まさに、現代の大風呂敷? デザインがなんで今注目されるのか。その理由を想像してみる。
デザインは現代の大風呂敷?
今、風呂敷の万能ぶりが静かに注目されているのは、何でもくるめる汎用性の高さに理由があります。
そして意外と近いのが、実はデザインです。
デザインは単に色や形を考えるだけではありません。
もっと広がりを持ち、いろんなジャンルを包み込むことができます。
それはまさに、現代の大風呂敷といえるでしょう。
デザインは水飲み鳥?それとも椅子?
では、なぜ今、デザインがこれほど注目されるのか。
その理由を、少し連想ゲーム的に想像してみましょう。
たとえば、デザインを振り子ややじろべえ、あるいは水飲み鳥のおもちゃにたとえると、構造と運動の関係が直感的に見えてきます。
揺れながらバランスを取り、動きと静止の間で最適な位置を探る様子は、色や形、機能や心理の要素が互いに影響し合うデザインの姿に似ています。
あるいは、椅子に座ったときの微妙な座り心地や、部屋に入った瞬間の空間の落ち着き感も同じです。
ほんのわずかな角度や高さの違いで、心地よさは大きく変わります。
デザインの螺旋階段を登ると見えるもの
さらに、螺旋階段のように視点を少しずつ上げると、部分と全体の関係や、スケルトンとインフィルのバランスが見えてきます。
1/fゆらぎや音楽の和音のようなリズムや調和の感覚も、デザインの心地よさと重なります。
微妙な揺らぎやバランスの取り方が、人間にとって自然で快適な形を生みます。
ユニバーサルデザインの視点
ここにバリアフリーやユニバーサルデザインの視点を加えれば、デザインは誰もが心地よく感じられる環境をつくる力を持つことが見えてきます。
都市空間では段差や通路、サインや交通動線を整え、情報の見せ方も含めた空間デザインで、誰もが理解しやすく快適に過ごせる環境を生み出します。
そもそもデザインとは?
さらに、デザインには「設計」という意味も含まれます。
そもそもデザインとは、単に形や色を整えることだけではありません。
機能や構造、そして利用する人や社会全体の関係性までを計画・設計することを、指していました。
こう考えると、都市や情報だけでなく、制度やルールの設計にまで視点を広げられるのも自然な流れだとわかります。
動きとしてのデザイン
モビールのように要素が吊り下げられ互いに支え合う構造にも似ていますが、デザインは常に展開し続け、動的に変化します。
部分が変われば全体も変わる――そんな動的なバランス感覚こそ、現代の横断的デザインの面白さであり、注目される理由なのかもしれません。
さらに広がるデザインの世界
そして、もし物理の世界に例えるなら、ここで触れたポテンシャルやキネティックだけでなく、エクセルギーやエントロピーのような熱力学的な視点も考えられます。
詳細は別の機会にじっくり探るとして、今は「広がりとバランスを持ったデザインの動き」を直感的に感じてもらえたら嬉しいです。
もっと深掘りすれば、デザインのさまざまな側面が見えてくるでしょう。
しかし、話はややこしくなるので今回はここまでにしておきます。
遊び感覚の入門編として、広がりやバランスのイメージを少しでも感じてもらえれば十分です。
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