食文化

福島第一原発事故の処理水とはどんなものなのか。世界のメディアは”Radioactive water(放射性の水)と呼んで報道しているが。

中国は原発の処理水を、今回の福島第一原発事故の処理水より出していると言う人がいます。

通常運転されている原発の処理水と、直に放射性物質に触れている事故後の処理水では質が違う事を無視しているのです。

だから、通常の原発の処理水と区別して汚染水と多くの外国メディアが報道するのです。

しかも通常の汚染水と区別するために、世界のメディアは”Radioactive water(放射性の水)と呼んで報道しているのです。

まず、基本的なおさらいをします。

放射線とは、高い運動エネルギーをもって流れる物質粒子(アルファ線、ベータ線、中性子線、陽子線、重イオン線、中間子線など の粒子放射線)と高エネルギーの電磁波(ガンマ線とX線のような電磁放射線)の総称をいいます 。

放射性物質とは放射線を出す物質であり、放射線を出す能力が放射能です。

原発の冷却水は直に放射性物質に触れていないが、放射性物質から出ている放射線にさらされている可能性があるのです。

通常の原発の処理水とは、放射線にさらされた可能性のある冷却水を環境への影響が極めて低い状態にした水です。

だから、原発事故の汚染水と区別が必要だってわけです。

いわゆる放射能汚染とは、放射性物質による汚染を指すのです。

原発事故で直に放射性物質に触れた水は、正確には放射性物質に汚染された水という事になります。

どのような放射性物質が、どれくらいの分量や濃度で残っているかそれが問題になるのです。

汚染水と呼んでいる政党や政治家への敵対心を、維新は剝き出しにしています。

彼らを勝たせたら、日本人は世界からバカにされるだけなのでしょうね。

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新型コロナウイルスとワクチン接種の経過の差と食生活と腸内細菌叢と腎臓の健康状態。 Differences in the course of the new coronavirus and vaccination, dietary habits, intestinal microflora, and kidney health.

新型コロナウイルスの感染やワクチン接種で、感染後や接種後の影響の軽い人と重い人にはどんな差があるかどう言う調査がされているのでしょうか。

見落とされているのは、食生活や腸内細菌叢ではないのでしょうか。

感染する前やワクチン接種の前には健康だったのに、感染後やワクチン接種後の経過で差が出るとすると食生活や腸内細菌叢の差くらいしかないと考えられるのです。

近年になって食生活とアレルギーの相関関係が注目されているが、特に注目されるのが食生活と腸内細菌叢の関係なのです。

新型コロナウイルス感染後やワクチン接種の後の経過の差と、食生活と腸内細菌叢の相関関係の差の比較が調べられた話は少なくとも私は聞いた覚えはないのです。

これは、新型コロナウイルスと健康の関係を調べる上で盲点じゃないのでしょうか。

それと、気になるのは腎臓の健康状態です。

腎臓のコンデションの良し悪しが、私達の想像以上に全身の健康に影響を及ぼす事もわかってきたからです。

必要と信じて投薬されてきた薬は腎臓をかえって疲弊させる場合があるとわかってきたので、今では全身の症状によっては投薬を休む場合さえあるのです。

新型コロナウイルスの感染やワクチン接種の経過の差がどうして出るのか知りたいのなら、食生活と腸内細菌叢と腎臓の健康状態を調べるべきです。

What kind of difference is being conducted between people who are less affected by the new coronavirus infection and vaccination and those who are more affected after being infected or vaccinated?

Isn't it the diet and the intestinal flora that are overlooked?

Although they were healthy before infection and vaccination, if there is a difference in the progress after infection or vaccination, it is thought that the only differences are dietary habits and intestinal microflora.

In recent years, the correlation between dietary habits and allergies has attracted attention, but the relationship between dietary habits and intestinal microflora has received particular attention.

At least I don't remember hearing any stories that compared the difference in the course after infection with the new coronavirus or after vaccination and the difference in the correlation between diet and intestinal microflora.

Isn't this a blind spot in investigating the relationship between the new coronavirus and health?

I'm also concerned about kidney health.

This is because we have come to understand that the condition of the kidneys affects the health of the whole body more than we imagine.

I have come to realize that the medicines that I have been prescribed because I believe they are necessary can actually exhaust the kidneys.

If you want to know how the course of COVID-19 infection and vaccination might differ, you should look at diet, gut microbiota, and kidney health.

 

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声を大にして言いたい!塩とミネラルをもっと見直した方が良い!

2020年から世界は、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)に感染して発症するCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の対策で大変な事態になっています。

無症状感染者からの感染も指摘され、PCR検査の拡充も課題となりました。

薬やワクチンの開発も、求められました。

人間の世界では薬やワクチンなどがあるのですが、野生動物の世界にはもちろんありません。

でも、野生動物だって治癒力や免疫力を維持したり高めたりしないわけにはいきません。

薬草になる植物は、どこにでもあるものではありません。

それにネコ科の肉食動物は、腸を整えるために草を食べることもあるけど基本的には肉が主食です。

ネコも人と暮らしていると、パンやご飯やパスタやトウモロコシや海苔なども食べるようにはなりますけどね。

自然環境では、肉食動物は植物由来の栄養の大半を草食動物経由で摂るのが普通です。

薬草はどこにでもあるわけではないとなると、動物は草食だろうが肉食だろうが食事で薬になる成分を口にするのは至難の業です。

では、どうすればいいのでしょうか。

動物が共通して口にしているのは、空気と水と塩とミネラルなのです。

塩とミネラルは、それが豊富にある土から摂ります。

昔から家畜と共に生きる人たちは、塩の摂取が少ない家畜の腸と皮は破れやすくて使い物にならないと知っていました。

塩とミネラルの効果はてきめんで、荒れている皮や腸も少量摂るだけで短時間で整うのです。

おそらく塩とミネラルで細胞のレベルから、調子が整うのでしょう。

治癒能力を速やかに体から引き出すだけではなく、免疫力も高めるのかもしれません。

免疫力を担っているのも、細胞だからです。

塩とミネラルで気になる情報が、2018年2月10日放送の「世界ふしぎ発見!」でありました。

『チョコレート 世界をHAPPYにするあま~い魔法』がタイトルの回で、主役はチョコレートです。

私が驚いたのは、長寿で生活習慣病知らずのパナマのクナ族です。

クナ族の方たちは、ガン、高血圧、認知症の患者がほとんどなく、また脳卒中、心臓病、糖尿病などにかかる人も極めて低く、尚且つ長寿であることで注目されています。かつてそれは遺伝的なことだと考えられていましたが、近年それはカカオの影響ではないかと言われているのです。バックナンバー|TBSテレビ:日立 世界ふしぎ発見!

この番組では、カカオばかりに注目していました。

無理もありません。

何しろカカオは、腸内をきれいにし便通を改善して肥満防止や大腸がん予防に役立つ食物繊維、活性酸素を除去する抗酸化作用で知られるポリフェノールが豊富なばかりか、カカオのポリフェノールは特にコレステロールの酸化を防いで動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果的な上に癌の予防効果やストレスへの抵抗力を高める効果まで注目されているのです。

さらにカカオには、大脳を刺激して集中力や記憶力そして思考力を高めて気力をUPさせるばかりか自律神経を調節する作用もあるテオブロミン、脳にとって最も効率の良い栄養であり脳の神経伝達物質アセチルコリン生成の手助けするブドウ糖、ビタミンEやナイアシンなどのビタミン類や、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、リンなどのミネラルも含まれていて特にカルシウムとマグネシウムのバランスが良いのが注目なのです。

なので、この番組ではカカオ大絶賛です。

一方で塩と言えば、体に必要とされながらも取り過ぎに注意しましょうとされ、最近あまり良いイメージがありません。

この番組では、完璧にカカオの引き立て役扱いです。

でも、私は言いたいのです。

結構だらけに見えるチョコレートなのに、大好きな国にも病院はありますよね。

ところがこのパナマのクナ族と来たら、医者に行くのは健康診断の時だけなのです。

健康であることを確認するだけのために医者に行く人々って、すごくありませんか。

パナマのクナ族、摂っている塩の分量は半端じゃないのです。

それでもなお健康なのは、カカオにバランス良く含まれているミネラルのおかげでしょう。

毎日チョコレートドリンクを1リットルも飲めば、どっさりの塩と釣り合うだけのミネラルが摂取出来ているのではないでしょうか。

再度言いますよ。

野生動物には、病院はありません。

その野生動物の健康維持に貢献しているのは、塩とミネラル以外にありますか。

パナマのクナ族の健康に対するカカオの貢献は、確かに大きいでしょう。

でも、陰の主役は塩とミネラルなのではないでしょうか。

新型コロナウイルスで大変な今、パナマのクナ族は要注目な人達です。

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発酵食品をもっと見直した方が良いかも。

科学的根拠を確かめたわけじゃないから憶測でしかないけど、アジア諸国で全体的に新型コロナウイルス感染者が少ない理由として生活習慣の差は大きいと思えるのです

食は体を作るが、アジア諸国の食生活で目立つのはやはり発酵食品ではないでしょうか。

欧米では、地域差はあっても酒を除けばチーズやヨーグルト位のものでしょう。

アジア、特に南アジアは気候的に腐敗との戦いだったはずなのです

腐敗菌は好気性が多いが発酵菌は嫌気性が多いので、腐敗対策をどんなにしても発酵は避けにくかったでしょう。

アジアで発酵食品が多いのは気候風土のせいも大きいだろうが、それが新型コロナウイルス感染者が少ないのと関係あるのでしょうか。

アジア諸国の新型コロナウイルス感染者が少ないのと発酵食品の相関関係は偶然か必然か、どっちにしても感染者が少ないのは確かなので発酵食品を美味しくいただくようにしましょう。

効果があろうがなかろうが、おいしいからどちらでもいいですよね

健康と発酵食品で、思い出しました。

甘酒は江戸時代、夏バテ防止の栄養ドリンクだったらしいのです。

栄養価ももちろんだが、発酵食品のよさは消化吸収が良い事ですよね

江戸っ子は、甘酒をあったかくして飲んでいたと言います。

暑いからと冷やしすぎるのは体に良くないから、これも生活の知恵でしょうか。

美味しくて奥が深い発酵食品、もっと健康との繋がりが研究されると良いですね。

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自然塩とココアと蜂蜜と免疫力?

マタイによる福音書 5章
13 あなたがたは、地の塩である。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけである。

皆さんは、この聖句をどう思うでしょう。

動物達は、時々土を食べます。

何故かと言うとミネラルが欲しいからなのだけれど、欲しいのはミネラルだけではなく塩分もなのです。

イザヤ書 30章
24 地を耕す牛と、ろばは、シャベルと、くまででより分けて塩を加えた飼料を食べる。
牛とろばが食べている飼料に混ぜられているのは、塩は塩でもミネラル豊富な自然塩なのです。
塩を摂らないと皮や腸は破れやすくなるので塩を与えるが、その塩は自然塩でなければなりません。
食塩と称する精製されている純粋な塩化ナトリウムでは、ダメなのです。
精製されている純粋な塩化ナトリウムこそ、マタイによる福音書5章で言うききめのなくなった塩なのです。
ミネラル豊富な自然塩は、肌荒れ防止にも、腸や血管の破れ防止にも、役に立つのです。
自然塩には、体の中を細胞レベルから改善する力があるのです。
メカニズムの解明は、まだまだこれからでしょう。
マルコによる福音書9章50節には、「塩はよいものである。しかし、もしその塩の味がぬけたら、何によってその味が取りもどされようか。あなたがた自身の内に塩を持ちなさい。」とあります。
ここでイエスが持つように求めた塩はもちろん神の御言葉の例えだけれど、例えられている塩は言うまでもなく自然塩です。
自然塩は体内を細胞レベルから整える力を持っているとしたら、免疫力もまた、改善しているのかもしれません。
免疫力を担当する細胞も、あるわけですから。
自然に生きる動物達には免疫力を上げるしか、怪我や病気から身を守るすべはありません。
もしも自然塩が彼らの免疫力に役に立っているとしたら私達も使わないと言う手はない、そう思いませんか。
塩は使い方次第で、素材の持っている甘味を引き出しもすれば、食欲を促進する心地良い刺激にもなります。
その毎日摂っている塩を自然塩に変えるだけで免疫力向上が期待できるかもしれないなら、安いものです。
塩分って血圧大丈夫ですかと不安になるかもしれないが、自然塩ならその心配はあまりいらないでしょう。
チーズの保管には塩が必要なのだが、食塩と言う名の精製された塩分ナトリウムではチーズはボロボロになると言うのです。
でも自然塩ならチーズを損なう事なく、保管出来るのです。
それでもなお血圧が心配な方には、チョコレートやココアをお勧めします。
チョコレートやココアは血圧を正常値に整えてくれるポリフェノールたっぷりなので、塩分を安心して堪能してください。
チョコレートは苦さに色々あるし、ココアには砂糖抜きのパウダーもあるので、お好みの甘さでお楽しみください。
ちなみにチョコレートやココアは食物繊維も豊富です。
食物繊維とオリゴ糖は腸内フローラを整える役割があるが、蜂蜜にはなんと15種もオリゴ糖があると言います。
蜂蜜は少量でも結構甘いので、カロリー控えめでココアが楽しめて腸内フローラにも良い飲み物になります。
蛇足ながら、私は蜂蜜で飲むココアにはまっています。
自然塩とチョコレートやココアの合わせ技、ついでにオリゴ糖が手軽に摂れる蜂蜜、試してみてください。
毎日美味しく楽しめて、免疫力も上がるかもしれません。

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マツアを買ってみました。

新型コロナウイルスの感染防止で自宅にこもることが奨励され、日曜日も時間を持て余しぎみになります。

そう言えばイエスと弟子たちの最後の晩餐は過ぎ越しの祭りの日で、種入れぬパンであるマツアが用いられたはずと思ってどこかで手に入らないかと見れば、教文館に久しぶりの入荷。

自粛要請のために店舗は休業だが、感染防止に注意しながらネット通販はしているというので注文してみたのです。

Matzos

マツアは過ぎ越しの祭りでは重ねてささげられるので鏡餅を見たユダヤ人が日本人も過ぎ越しの祭りをやるのかと早とちりしたこともあると、聞いた覚えがあります。

過ぎ越しの祭りも大晦日もマツアや鏡餅を飾って徹夜で朝を迎える点は、確かに似ています。

過ぎ越しの祭りでは苦菜を食べる風習があるが、日本でも1月7日に七草粥の習慣があるのも面白いですね。

マツアを見ながら、ふと、日ユ同祖論を思い出して愉快な気分になりました。

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米沢と秦氏と鉱山と?

山形県米沢市の界隈には藤原ゆかりの苗字、例えば佐藤は結構あるようですね。

そして、藤原系の祭司一族である小林一族もいるのです。

秦氏ゆかりの神社である、成島八幡宮もあるのです。

これはひょっとしてと米沢と養蚕のつながりを調べてみると、養蚕は米沢にとって重要な産業なのですね。

藩主上杉景勝の側近だった直江兼続は、藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる紅花などの栽培を奨励したのです。

青苧や桑や紅花は藩の特産物として、織物産地に売り出されたのです。

じゃ、養蚕と米沢のつながりはどうなっているのかですね。

米沢の「市」や町人町の発祥地ともいわれる米沢の鎮守、白子神社が面白いです。

米沢の鎮守とされたのは確認される範囲では、平安時代、この地方を鎮めに来た小野良春によって社殿が建替えられた時からと伝えているのです。

白子神社は和同5年(712)の創建と、大変古い由緒を伝えているのです。

白子神社の由緒は、こうです。

神のお告げによって桑林に蚕が生じ、桑を食べている光景は雪が降ったように白一色で、やがてその蚕は繭を作り、この不思議な現象により、この地を白蚕(白子に由来する)村と呼び、和同5年に神社を建て白蚕(白子)明神とした、というものです。

この不思議の背景には、秦氏が関わっていたのではないでしょうか。

どういう繋がりや理由やきっかけがあったのか、それはわからないです。

ただ、米沢の近くには八谷鉱山や滑川鉱山があるのです。

八谷鉱山は、金、銀、銅、鉛、亜鉛などを主に産出した鉱山です。

滑川鉱山は、渇鉄鉱が採掘されました。

殖産に関わりの深いことで知られる秦氏は、これらの鉱山に目をつけていた可能性は考えてもいいかも知れません。

とは言え鉱山経営は、軌道に乗るまでに時間もかかるし、資金も必要ですよね

その資金稼ぎの手段として、養蚕を手掛けたのでしょうか。

養蚕で得た富を背景に、鉱山開発に乗り出す目論見はあったかも知れません。

米沢織は、秦氏の目論見にまで遡るのでしょうか。

じゃ、米沢牛との関わりはどうよって思いますよね。

米沢牛の歴史は、案外浅いようなのです。

岩手県南部から鉄を運ぶのに使われた牛は、米沢地方を通る越後街道沿いの村々に売っていったそうです。

その牛の飼育の歴史の上に、米沢牛はあると言うのです。

じゃあ、米沢の近くの鉱山は秦氏は手をつけなかったのでしょうか。

岩手県には、松尾神社が二つ祀られているのです。

松尾神社の祭神である大山咋神(おおやまくいのかみ)は、元々は秦氏の神だったそうです。

ちなみに大山咋神は、山に杭を打ちその所有を示す神であるというのです。

じゃあ、岩手県南部の鉄の方が採掘が容易なので米沢の鉱山は後回しになったのでしょうか。

米沢近郊の鉱山と秦氏の関係は、謎のままです。

でも、秦氏と鉱山の関わりはおぼろげながら、見えてきたかも知れません。

米沢と秦氏、何かありそうですね。

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雲南省の少数民族の気になる食文化。

中国の雲南省、日本の発酵食品のルーツがあるとされる地域です。

中国雲南省の少数民族、味噌とも納豆ともつかない大豆の発酵食品があるのです。

ここから、味噌や醤油や納豆が分かれたのでしょうか。

豆腐も、カビさせたまるでチーズのようなものがあるのです。

豆腐は、家畜の乳が手に入らない条件下でやむを得ず作られたチーズの代用品だったのでしょうか。

豚足で作られた、豚節としか言いようのない食品があるのです。

鰹節などは、豚節の代用品だったのでしょうか。

なれ鮨も、魚ばかりか牛肉のものもあるのです。

なれ鮨はこの土地の保存食だが、蛋白質の発酵食品と言う点ではチーズの延長線上にあるのでしょうか。

それと、地面に埋めて発酵されたお茶を食べる文化もあるのです。

日本ではお茶ではなくて、納豆が地面に埋めて作られる地域があるのです。

何でそうなったのでしょう。

焼酎の発酵も、最も原始的な製造法が残っているのです。

原始的な蒸留の酒粕は栄養がまだたっぷり残っているが、豚の餌になるのです。

そして豚の排泄物から作られた肥料は、焼酎の材料となる作物に使われるのです。

雲南省の少数民族である彼等のルーツが、気になるのです。

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秦氏と塩?

猿田彦はソルト彦ではないかと、あたりをつけた事がありました。

そして猿田彦は熊野とも繋がりがあるので、熊野もまた塩で知られます。

和歌山県色川地域で、昔ながらの製法で製塩している業者がいるのです。

どうやら「熊野」の名前は「カムイ」の転訛のようです。

昔の日本語はワ行母音に近い二重母音で、「カムイ」は「クヮムィ」であったのです。

「クヮムィ」が発音の平唇音化で音が明瞭化し、「クヮムノ」「クマノ」「熊野」と転訛したのです。

アイヌの神送りの行事「イヨマンテ」で熊の霊を天に返すのも、熊がカムイの転訛だからかも知れないですね。

それはさておき、熊野を名乗る神社は各地にあるけど、香川にも面白い土地があります。

温泉施設が数多く点在する塩江温泉郷、熊野権現神社や岩部八幡神社があるのです。

塩江温泉郷は約1,300年前の奈良時代に僧行基によって発見され、弘法大師空海が湯治の地として伝えたという由緒正しき温泉地の総称です。

県内最古の温泉郷で「高松の奥座敷」として親しまれています。

塩江温泉の泉質は、単純硫化水素泉です。

硫化水素イオンは硫化水素を水酸化 アルカリなどの塩基性水溶液に溶解することでも発生するのです。

これらは酸化されやすく、還元剤となるのです。

遷移金属塩の水溶液は硫化物 (H 2 S, NaSH, Na 2 S 等) と反応して、固体の塩を沈澱するのです。

この塩が、塩江の名の由来になったのです。

塩が取れるところに熊野神社、どうやら熊野神社自身も塩と縁があるようです。

そして塩が取れる塩江に秦氏ゆかりの八幡神社、流石はビジネス豪族秦氏ですよね。

そう思って見ると、熊野八幡神社は全国各地にあるし、熊野古道の三重県でも熊野神社からそう遠くない地に八幡神社はあるのです。

秦氏と言えば機織りの印象が強いが、秦氏と塩も注目してみても面白そうですね。

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猿田彦は塩の神様だったのでしょうか。

天孫降臨で、天照大御神が地上に遣わした人物の名ニニギノミコトも日本語としては意味をなさない名前だが、ニニギノミコトを案内した猿田彦も同じように日本語としては意味をなさない名前ではないでしょうか。

 

しかも、猿田彦は猿田彦神社の祭神とされるが、神社に伝わる猿田彦の顔は日本人としては異様なまでに鼻が高いのです。

 

日本語は時代を遡ると二重母音になるが、旧仮名遣いをみるとワ行母音に近かったと思われます。

 

そうなると、サルタヒコのサルタはソルトに近くなりはしないかと想像しました。

 

伊勢志摩は思った通り、塩の産地なようです。

 

時代をどこまでさかのぼれるのか、興味がそそられます。

 

猿田彦と塩の繋がりについて検索をかけたら、面白い情報が出ました。

 

日南海岸の野島神社の塩筒大神(塩槌翁)と猿田彦(白髭大明神)の複合が肥後にも、見えると言うのです。

 

猿田彦を祭る神社の名前に、塩の付くものが結構あるのです。

 

塩釜神社、塩浜神社、塩屋神社、中之塩屋大神宮、など思った通りサルタ彦はソルト彦の転化である可能性が見えてきたのです。

 

猿田彦崇拝は、九州から伊勢志摩に製塩技術と共にもたらされたのかもしれません。

 

そう言えば熊野神社は、九州にもあります。

 

熊野と猿田彦と塩で調べていくと、何か面白いことが見えてくるかもしれません。

 

さらに、猿田彦の異様に高い鼻と、サルタがソルトの転化である可能性をみると、案内されたニニギノミコトも西方出身者であると考える方が自然でしょう。

 

ニニギは、一体何の転化である可能性がある名前なのでしょう。

 

どうも気になります。

 

何とかして、情報を集めてみたいものです。

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