天文

ブラックホールの連鎖反応的爆発が宇宙誕生のカギを握る。

2021年12月25日に打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で、宇宙の夜明けとでもいうべき時期の酸素のような重元素ができる段階が想定より早いとか銀河や超巨大ブラックホールが想定より多いという観測結果が得られた。
そこで、従来の理論に見直しの必要が出てくる。
研究が、新しい段階だ。

膨張宇宙論では、宇宙誕生のあとインフレーションがあったとされる。

ということは、宇宙の密度はあまりないはずなのだ。

創世の8億年後とか4億年後には超巨大ブラックホールがあったと言うのは、成長に時間が足りない。

つまり、8億年や4億年後にも宇宙の密度は相当高かったことになる。

さらに酸素のような重元素も、誕生の5億年から7億年の間に今と同じくらいの割合になった。

もちろん銀河の数も、早い段階でたくさん生まれた。

これらの情報が物語るのは、宇宙の密度が誕生の段階でかなり高かったという事実だ。

宇宙には巨大なボイドがいたるところにあり、星々の集まる銀河などはボイドに挟まれた狭い領域に密集している。

これはどういうことなのか。

ボイドに挟まれたから、銀河などの誕生した領域ができたとしたらどうだろう。

つまり傍聴したボイドが物質を圧縮したから、私たちの宇宙が生まれたのだ。

ではなぜ、ボイドの膨張が始まったかだ。

私は、ブラックホールの爆発による衝撃波こそ原因になったと見ている。

重力は物質の持っている物質波によって生じ、無限の空間に光速度で伝わっている。

重力波の式は電磁波の式と、似た形式になる。

それは、引力は何らかの対になる作用と交互に発生していることを示している。

ブラックホールと対で発生するはずのホワイトホールは、見つかっていない。

もし、重力波が引力と斥力か交互に発生しながら伝播しているとしたらどうだろう。

物質は、ある範囲より先には収縮できないとなる。

極限まで圧縮された気体が爆発的な膨張をするように、極限まで圧縮された空間もまた爆発的な膨張をする。

これが連鎖反応的に全宇宙のブラックホールで起きれば、強力な衝撃波が生じる。

そして全天に無数のボイドと無数の圧縮された領域が生じ、圧縮された領域が天体を生じる。

そうしたら、高密度な空間なのでたくさんの銀河や多くの超巨大ブラックホールがうまれてもおかしくない。

物理法則から見ても、自然な筋書きなはず。

どうだろうか。

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実はブラックホールとホワイトホールは表裏一体なのだ。

ブラックホールとホワイトホールの関係というけれど、作用反作用の関係と考えたら実はそのまま重力の発生メカニズムではないだろうか。

物質が空間を歪めているエネルギーがホワイトホールに、出てきた現象がブラックホールに対応するとみていいのではないだろうか。

物質が空間を歪めているエネルギーがホワイトホールに出てきた現象がブラックホールに対応するとしたら、これを一般化すればどうなるか。

重力は、物質が空間を歪めるエネルギーである斥力とこれによって引き出された引力からなるということになる。

遠方の光の赤方偏移とは、遠方まで累積された斥力としての重力のエネルギーが原因だ。

遠方まで積分された物質が空間を歪めた斥力のエネルギーが、遠方から来ている光のエネルギーを減衰させる。

光のエネルギーの減衰は周波数の減少になるしかないので、当然ながら赤方偏移が起こる。

物質が空間を歪めて生成する斥力のエネルギーは、遠方に行くほど累積するのでエネルギーの減衰した光の赤方偏移はどんどん大きくなる。

結果として、遠方の光ほど赤方偏移が大きくなるので遠方の宇宙空間ほど見かけの加速度が大きくなる。

重力には引力しかないと思い込んでいるから、宇宙空間は遠方の方ほど膨張していると錯覚してしまったというのが現実ではないだろうか。

通常の重力の発生メカニズムのモデルは、二次元近似だ。

だが実際に重力の発生しているのは三次元空間だから、重力の発生メカニズムは本来ならば三次元で考えないといけない。

視覚的にわかりやすいので二次元近似モデルは魅力的だが、厳密さには欠ける。

厳密さに欠けた二次元近似モデルでばかり考えていたから、物質が空間を歪めるエネルギーの存在を見落としていたのだ。

重力波の式と電磁波の式は、似た形式になる。

言い換えれば、どちらも似たメカニズムで発生している波ということになる。

電磁波が振動する電荷から出てきたのなら、重力波は振動する物質から出てきたとなる。

絶対零度でも止まらない物質の振動と言えば、物質波がある。

この物質波が、物質が空間を歪めて発生している斥力を遠方に次々と送り出して空間から引力を引き出しているのではないか。

だからこそ、電磁波と重力波の式の形式は似ているのではないか。

ブラックホールとホワイトホールが一つの現象の表と裏としたら、ブラックホールから特異点などは本質的に消えてしまう。

むしろ、圧縮限界に達したブラックホールはいつか爆発すると見た方が良い。

連鎖反応的に爆発したブラックホールの発した衝撃波が、ボイド構造を作ったのではないか。

無数のブラックホールによるボイドに挟まれた空間で、私たちの銀河を含む天体は生まれた。

この空間で起きた現象は、膨張宇宙論で展開されたものと基本的には変わらない。

決定的な差は、空間の膨張を考慮していないところだ。

無数のボイドに挟まれた無数の領域で、無数の宇宙空間が生まれた。

だから、無数の泡宇宙モデルとか平行宇宙とかパラレルワールドとか、SFまがいな解釈が生まれたのではないか。

このプロセスは無限に繰り返す可能性を持っているので、振動宇宙モデルも出てくることになる。

どうだろうか。

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宇宙定数の正体は質量による斥力だった。

ダークエネルギーの分布を可視化に成功という図を見たが、天体の質量の存在によって歪みのエネルギーがたまっている時空の領域が可視化されているようにしか見えないのだ。

そもそも質量の存在がどのようなメカニズムで時空を歪めるか、だれも考えてないのではないだろうか。

時空を質量がゆがめるメカニズムで、もっとも自然なのは斥力によるものだ。

質量が斥力によって歪めた時空に発生した現象が、引力である。

アインシュタインは自分のモデルだと瞬時に時空が潰れるので、辻褄を合わすために宇宙定数を引力と大きさが同じで反対向きの作用として導入したという。

引力を時空に生じた歪みであるとしながら、発生のメカニズムを考察し忘れたからそういうことになる。

二次元近似モデルで質量が時空を歪める有様を描写したまではよかったけれど、質量が時空を歪める力がどこからどのように作用したのかまでは見落とされたのだ。

地上で考察された二次元モデルを、そのまま宇宙空間に持って行ってしまうケアレスミスを犯してしまったのだ。

地上では地球の重力が働き二次元時空は歪むけど、地球の重力圏を脱すれば質量が二次元時空に接しはするが乗ることはない。

地球の重力が及ばないなら、時空は歪まなくなってしまう。

だが実際は時空は歪むのだから、別のメカニズムがなければならない。

それが、質量が時空に及ぼす斥力にほかならない。

天体では質量の大きさが半端ではないので、時空は相当な範囲にまで歪みのエネルギーがたまる。

天体の質量によってもたらされた斥力が生じさせた歪みエネルギーが可視化されたら、天体の周囲に高密度のエネルギーがたまっていて自然なのだ。

ダークエネルギーの正体とは、これまで見落とされてきた重力の発生源である斥力だったのだ。

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原子や分子が安定的に存在できているのは、赤方偏移の原因が宇宙定数であって宇宙の膨張ではないからだろう。

膨張宇宙論でいつも引っかかっているのは、時空が膨張していると言うなら何で原子の中の時空は安定的なんだと言う疑問だ。

宇宙に存在している物質を取り巻くように、ダークマターやダークエネルギーがあるからだと返答が来る。

ならばダークマターやダークエネルギーとは何かと言えば、まだわからないと返答が来る。

ここで私は、アインシュタインが自分の議論では瞬間的に時空がつぶれるから宇宙定数を導入した逸話を思い出す。

宇宙定数とは引力と大きさが同じで反対向きに働く作用だが、力学の基礎理論には宇宙定数とそっくりなものがある。

作用と反作用だ。

ならば、引力と宇宙定数のどちらが作用でどちらが反作用なのだろうか。

物質が時空を歪める場合に、物質はどういう形で作用を時空に及ぼすのが自然だろうか。

押しのける作用では、ないだろうか。

ならば、宇宙定数こそが物質が時空に及ぼす作用の正体ではないだろうか。

宇宙定数は発散しているのに対して、時空が歪んだので生じる引力は中心に向かって収束している。

差引で現象として残りやすいのは、相対的に大きな作用である引力の方だろう。

物質と時空の間には、静的な安定ではなく動的な安定があり絶えず重力波が発生している。

通常の重力波は微細過ぎるので観測は容易ではないから、大きな重力波の発生するイベントにどうしても注目が集まっている。

引力でさえ微細なのだから、発散してしまう宇宙定数はなおさら微細なはずだ。

あまりに微細な宇宙定数でも、累積すれば馬鹿にならない大きさの作用になる。

それが膨張宇宙論の根拠とされている、赤方偏移ではないだろうか。

最近、原始ブラックホールの存在するかどうか議論になっている。

宇宙の質量の大きさなど、説明しやすいからだ。

宇宙が誕生した際の物質の分布に十分な大きさの揺らぎがあれば、可能性はもちろんあり得る。

しかし、原始ブラックホールが例え見つかるとしても膨張宇宙論の証拠だろうか。

見つかっている赤方偏移が宇宙定数の見せているいたずらで説明可能なら、膨張宇宙論の出る幕は無い。

 

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天体からの光や電磁波の赤方偏移は重力波のいたずらだ。 The redshift of light and electromagnetic waves from celestial bodies is a prank of gravitational waves.

天体からやってくる光や電磁波の赤方偏移は、宇宙膨張の証拠ではない。

The redshift of light and electromagnetic waves from celestial bodies is not evidence of the expansion of the universe.

波とは、運動状態が移動している現象であり結果として運動エネルギーが運ばれている現象である。

A wave is a phenomenon in which the state of motion is moving, and as a result, kinetic energy is carried.

そして波とは、励起されたエネルギーが解放される現象であると共にエネルギーが伝播する現象でもある。

Waves are both a phenomenon in which excited energy is released and energy is propagated.

つまり、全ての波は運動エネルギーの運ばれている現象としては疎密波すなわち縦波として振る舞うのである。

In other words, all waves behave as dense waves, or longitudinal waves, as a phenomenon of kinetic energy carried.

従って波は、進行方向に圧力を加える現象でもある。

Therefore, waves are also a phenomenon that applies pressure in the direction of travel.

アインシュタインは引力を物質によって歪まされた時空の状態としてとらえたが、物質がどのように時空を歪めているのかまでは考えていなかった。

Einstein saw attraction as a state of space-time distorted by matter, but he did not consider how matter distorts space-time.

だから苦し紛れに導入した宇宙項が何を意味するのか、理解できなかったのだ。

So he couldn't understand what the agonizing cosmology term meant.

宇宙項の正体とは、エネルギーの疎密波としての重力波だったのだ。

The true nature of the cosmological term was gravitational waves as dense waves of energy.

そこに気が付けなかったので、宇宙からやってくる光の赤方偏移を宇宙膨張の証拠と見誤ったのだ。

He didn't notice this, so he mistook the redshift of light coming from space as evidence of cosmic expansion.

宇宙からやってくる光の赤方偏移は、重力波が光に及ぼしている圧力を考えるなら説明できるのだ。

The redshift of light coming from space can be explained by considering the pressure that gravitational waves exert on light.

光の速度は一定なので、エネルギーの減衰は波長の伸びとしてしか現象しようがないのだ。

Since the speed of light is constant, energy attenuation can only be realized as an elongation of wavelength.

天体からの光や電磁波の赤方偏移とは、宇宙をまとめるために頑張っている重力波がやらかしたいたずらに過ぎなかったのだ。

The redshift of light and electromagnetic waves from celestial bodies was nothing more than a prank made by gravitational waves working hard to hold the universe together.

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重力波の正体は電磁波なのか。 Are gravitational waves really electromagnetic waves?

重力は、電磁力に還元出来る。

Gravity can be reduced to an electromagnetic force.

重力波は電磁波と同じ形式の式で記述可能なのは、実にそのためなのだ。

This is really why gravitational waves can be described by the same equation as electromagnetic waves.

重力波はなぜ、電磁波と同じ形式の式で記述可能なのか。

Why can gravitational waves be described by equations of the same form as electromagnetic waves?

どちらも、二つの要素の交代によって伝播する波だからなのだ。

Both are waves propagated by the alternation of two elements.

重力波は疎密波、つまり、疎と密の二つの要素からなる波だ。

Gravity waves are sparse and dense waves, i.e., waves composed of two elements, sparse and dense.

一方、電磁波は電場の波と磁場の波の二つの要素からなる波だ。

On the other hand, an electromagnetic wave is a wave composed of two elements: an electric field wave and a magnetic field wave.

それで、どちらも同じ形式の式で記述可能となるのだ。

So, both can be described by the same form of expression.

重力波の疎と密とは、エネルギーの密度である。

Sparse and dense gravitational waves are densities of energy.

では、問題はそのエネルギーの正体である。

The question, then, is what is that energy?

エネルギーは、速度の二乗で表される。

Energy is expressed as the square of velocity.

アインシュタインは、重力波の伝播速度は光速と等しいとしている。

Einstein states that the speed of propagation of gravitational waves is equal to the speed of light.

重力波の伝えているエネルギーは、光速の二乗であると言い換えられる。

The energy transmitted by gravitational waves can be described as the square of the speed of light.

光子は、エネルギーを担う素粒子の仲間である。

Photons are members of the subatomic particles that carry energy.

ならば、重力波の伝えるエネルギーの正体は電磁波のエネルギーであっても差し支えない。

This could mean that the true nature of the energy transmitted by gravitational waves is electromagnetic energy.

重力波の伝える疎密波とは、電磁波のエネルギーの疎密波と置き換えが可能となるのだ。

The sparse and dense waves conveyed by gravitational waves can be replaced by the sparse and dense waves of electromagnetic energy.

重力波の正体が電磁波のエネルギーの疎密波であるならば、当然ながら、光のエネルギーに影響を与えられる。

If the true nature of gravitational waves is that they are sparse waves of electromagnetic energy, they can naturally affect the energy of light.

遠方から来る光ほど、電磁波のエネルギーの疎密波としての重力波の影響を受けてエネルギーは衰え赤方偏移する。

The more distant the light comes from, the more it is affected by gravitational waves as a sparse wave of electromagnetic energy, which diminishes its energy and red-shifts it.

つまり、宇宙の膨張を想定しなくとも遠方の光ほど赤方偏移が大きい理由は重力波の働きによって説明できる。

In other words, gravitational waves can explain why the redshift is greater for more distant light without assuming the expansion of the universe.

ダークマターやダークエネルギーも、重力波の伝えるエネルギーやその質量への換算で説明可能となるだろう。

Dark matter and dark energy could also be explained in terms of the energy transmitted by gravitational waves and its conversion into mass.

磁場の強い天体ほど質量が小さな値になるのかも、おそらく説明可能になるだろう。

It will probably also be possible to explain why objects with stronger magnetic fields have smaller mass values.

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重力は引力と斥力からなると考えれば問題はシンプルになる。 If we consider gravity as consisting of attraction and repulsion, the problem is simple.

興味深いのは、重力に関する式が電気や電磁場に関する式と極めて似た形式で書けることだ。

It is interesting to note that the equations for gravity can be written in a very similar format to those for electricity and electromagnetic fields.

だが、電気には正と負があり磁気にはSとNがあるのに対し、重力には引力しか見つかっていないと言う難題が立ちはだかる。

However, the conundrum lies in the fact that electricity has positive and negative powers and magnetism has S and N, while gravity only has an attractive force.

とは言え、この問題を解く手がかりはある。

However, there are clues to solving this problem.

引力は集中するのに対して斥力は発散する、引力は弱いと言えども強まっていくのでそれなりに実感しやすいのに対して斥力はただでさえ弱い上に発散によってさらに弱まるので実感困難になると考えれば良いのだ。

While the attraction is concentrated, the repulsive force diverges, and even if the attraction is weak, it is strengthened and is easy to feel, while the repulsive force is already weak and further weakened by divergence, so it is difficult to feel.

宇宙の観測で見つかった赤方偏移が宇宙膨張の証拠と見られたのも無理はない、重力が引力と斥力と考えるのは当時も今も困難だからだ。

No wonder the redshift found in observations of the universe was seen as evidence of the expansion of the universe, because it was and still is difficult to think of gravity as attraction and repulsion.

重力と加速度が区別がつかないと言う考えは斬新過ぎて十分に普及していたとは言い難い段階で、見つかってもいない斥力を加速度と区別がつかないと考えると言うのはハードルが高過ぎるのだ。

The idea that gravity and acceleration are indistinguishable is too novel to be widely used, and it is too high a hurdle to think that an undiscovered repulsion force is indistinguishable from acceleration.

ブラックホールは蒸発によって消えると言う説があるが、斥力を想定すればブラックホールは爆発によって消える。

There is a theory that black holes disappear by evaporation, but assuming repulsion, black holes disappear by explosion.

銀河の中心には巨大ブラックがあるとわかってきたが銀河は銀河団を構成するので、一つの巨大ブラックホールの爆発は衝撃波によって連鎖的にそれぞれの銀河中心にある巨大ブラックホールを崩壊させないだろうか。

It has been found that there is a supermassive black at the center of the galaxy, but since galaxies constitute a galaxy cluster, will the explosion of a single supermassive black hole cause the collapse of the supermassive black hole at the center of each galaxy in a chain reaction by a shock wave?

いくつもの銀河団の崩壊はやがていくつもの超銀河船団の崩壊に繋がり、衝撃波は圧縮された時空とボイドを生み出す。

The collapse of several galaxy clusters eventually leads to the collapse of several supergalactic fleets, and the shock waves create compressed space-time and voids.

膨張宇宙論で考えられている時空膨張の正体とは、ボイドの発生と膨張の事だったのだ。

The true nature of space-time expansion as considered in expansion cosmology was the generation and expansion of voids.

圧縮された時空からは物質が析出して私達の宇宙が生まれるが、私達の宇宙に満ちる引力は物質と時空のせめぎ合いによって生じ零点振動となって観測される作用によって斥力と共に生まれる。

From the compressed space-time, matter precipitates and our universe is born, but the gravitational attraction that fills our universe is generated by the conflict between matter and space-time, and is born with repulsive force by the action observed as a zero oscillation.

膨張宇宙論を生み出す原因となった赤方偏移は、アインシュタインによって宇宙定数として認識された斥力の悪ふざけだったのだ。

The redshift that gave rise to the expansion cosmology was a repulsive prank recognized by Einstein as a cosmological constant.

恐らく、ダークマターやダークエネルギーの問題もこの解釈で説明可能となるだろう。

Perhaps the problem of dark matter and dark energy can also be explained by this interpretation.

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引力の宇宙定数の関係を見れば時空の新たな構造が見える可能性がある。 If we look at the relationship between the gravitational cosmological constant, we may be able to see a new structure of space-time.

重力波と電磁波は、似た形式の方程式で書けると指摘される。

It is pointed out that gravitational waves and electromagnetic waves can be written by equations of similar form.

電磁波は電場と磁場からなる、だとすれば、重力波も二つの直行する波を考えて良い。

Just as electromagnetic waves are made up of electric and magnetic fields, gravitational waves can be thought of as two orthogonal waves.

磁場の動きが電場を生み電場の動きが磁場を生むなら、宇宙定数の動きが引力を生み引力の動きが宇宙定数を生んでも良いはずだ。

Just as the motion of the magnetic field creates the electric field and the motion of the electric field creates the magnetic field, the motion of the cosmological constant creates the gravitational force and the motion of the gravitational force creates the cosmological constant.

膨張宇宙は幻に過ぎない。

The expanding universe is just an illusion.

引力が宇宙をまとめているなら、そして引力と宇宙定数がペアであるなら、宇宙定数もまた宇宙に満たされ光に影響を与えているはずだ。

If gravitation holds the universe together, and if gravitation and the cosmological constant are a pair, then the cosmological constant must also fill the universe and affect light.

引力が加速度と区別出来ないなら、宇宙定数もまた加速度と区別出来ないと見る方が自然である。

It is natural to see that the cosmological constant is indistinguishable from acceleration in the same way that gravity is indistinguishable from acceleration.

膨張宇宙の証拠とされる赤方偏移は、宇宙定数の見せている現象に過ぎない。

The redshift, which is evidence of the expanding universe, is nothing more than a phenomenon that the cosmological constant shows.

宇宙定数は、引力が宇宙を瞬間的に潰してしまう事態を救うために導入された膨張作用だからだ。

This is because the cosmological constant is an expansion effect that was introduced to save the situation where gravitational force instantly crushes the universe.

全ての物質には絶対零度でも止まる事が無い零点振動があるが、ならば、物質の表面は常に微細な振動をしているはずだ。

All matter has a zero-point oscillation that does not stop even at absolute zero.

If so, the surface of all substances must be vibrating finely all the time.

その振動は常に時空を揺さぶって、重力波を発生させる。

Its vibrations constantly shake space-time and generate gravitational waves.

その通常の重力波の検出は困難だが、表面に起こる何らかの変化が引き起こす重力波の変化の検出ならば何らかの量子の揺らぎの変化として可能性はある。

It is difficult to detect ordinary gravitational waves, but it is possible to detect changes in gravitational waves caused by some changes on the surface of matter as changes in quantum fluctuations.

量子もつれを用いて、微細な重力波の変化の検出が出来るかもしれない。

Quantum entanglement could potentially be used to detect minute changes in gravitational waves.

時空の歪みも量子化されているからこそ、重力波が生まれるとするなら何者かが励起されて重力波が出てくると考えられる

Since the distortion of space-time is also quantized, it is good to think that generating gravitational waves excites some entity and generates gravitational waves.

時空も、量子で満たされているのだろうか。

Space-time may also be filled with quanta.

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ホログラフィック理論は本当か。 Is the holographic theory true?

ブラックホールを議論する際に、二次元モデルは愛用される。
Two-dimensional models are favored when discussing black holes.
だが本来の重力は四次元時空の現象なので、どこまでも沈み込む時空などあり得ないことだ。
However, the original gravity is a four-dimensional space-time phenomenon, so it is impossible for a space-time to sink forever.
ブラックホールの周囲の時空は、時間が永遠に近く引き伸ばされた極限状態まで圧縮されていると見る方が自然だ。
It is more natural to view the space-time around a black hole as compressed to the extreme, where time is stretched out to near eternity.
時間は重力が大きくなるほど遅れるのが相対性理論から導き出される答えであるが、最先端技術の光格子時計でも実験で確かめられている。
The answer derived from the theory of relativity is that time slows down as the gravity increases, but this has been confirmed by experiments with the latest optical lattice clock technology.
ブラックホールから光でさえも脱出不能とされているけれど、重力の大きさゆえにブラックホール本体にたどり着くまでに永遠に近く時間がかかるのでいつ復路に行き着くのか予測不能と言う方が妥当である。
It is said that even light cannot escape from a black hole, but because of the magnitude of gravity, it takes almost forever to reach the black hole itself, so it is more appropriate to say that it is unpredictable when it will return.
ブラックホールに飲み込まれた物質の情報はもちろん保存される、ブラックホールに飲み込まれた状態でいる限り破壊されることはない。
Of course, the information of matter swallowed by the black hole is preserved, and it cannot be destroyed as long as it is swallowed by the black hole.
極限にまで圧縮されるので原型を留める事はないが、素粒子の姿まで失われるわけではないのだ。
It's compressed to the limit, so it doesn't retain its original form, but it doesn't mean that even the form of elementary particles is lost.
ブラックホールに閉じ込められた物質や情報は、ブラックホールが崩壊するまで解放される事はない。
Matter and information trapped in a black hole cannot be released until the black hole collapses.
ブラックホールが放出しているエネルギーは熱と電磁波があるが、情報が得られるのは電磁波だけである。
The energy emitted by a black hole consists of heat and electromagnetic waves, but information can only be obtained from electromagnetic waves.
だが電磁波から得られる情報は、発生源の状態や種類までである。
However, the information obtained from electromagnetic waves is limited to the state and type of the source.
厳密にはブラックホール本体から熱が、ブラックホールの周囲から電磁波が出てくるのだが。
Strictly speaking, heat is emitted from the black hole itself, and electromagnetic waves are emitted from the surroundings of the black hole.
ホログラフィック理論は魅力的仮説ではあるが、仮説でしかないことを記憶しておくべきなのだ。
Holographic theory is an attractive hypothesis, but it should be remembered that it is only a hypothesis.
ブラックホールに飲み込まれた物質の同行者の時間は永遠に近く遅れるが、ブラックホールの外から見たらその物質は永遠に時空の地平線に留まるように見える。
The time of the companion of matter swallowed by the black hole is almost forever delayed, but when viewed from the outside of the black hole, the matter seems to stay on the space-time horizon forever.
それは時空の歪みが極限まで行った結果であり、外からの観測者から見た時空が極端に引き伸ばされたために時間の経過がもはや測定不能になったからに過ぎないのであって何ら新しい理論を投入する必要などないのだ。
It is the result of the distortion of space-time to the limit, and it is only because the passage of time is no longer measurable because the space-time seen from the observer from the outside is stretched so much that no new theory is introduced. You don't have to.
量子論の人達は相補性で説明可能と言いたいようだが、相対性理論の原則を貫き通すだけで説明可能になるのだ。
Quantum theorists seem to want to say that it can be explained by complementarity, but it can be explained simply by sticking to the principles of relativity theory.
むしろ問題は、相対性理論の専門家がブラックホールにおびえ過ぎる事にある。
Rather, the problem is that relativity experts are too frightened of black holes.
それはいつまでたっても、扱いやすいからと二次元モデルに甘えていることに原因がある。
The reason is that it still relies on 2D models that are easy to work with.
現実の重力は、4次元の時空の現象であるにもかかわらずだ。
This is despite the fact that real gravity is a four-dimensional space-time phenomenon.
次から次へと新しい説明を採用してどんどん理論を複雑にしているさまは、天動説の末期症状を連想させる。
Adopting new explanations one after another and making the theory more and more complicated reminds us of the terminal phase of the Ptolemaic theory.
ここら辺で、もっとシンプルな理論を追求した方が良い。
Here it is better to pursue a simpler theory.

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重力波分光学は可能か。 Is gravitational wave spectroscopy possible?

重力波の検出は、すでに出来ている。

Gravitational waves have already been detected.

問題は、日常的に発生している微小な重力波の検出が困難な事である。

The problem is that it is difficult to detect minute gravitational waves that occur on a daily basis.

レーザー干渉計型重力波検出器では、まだ大きなイベントによる大きな重力波しか検出出来ていないのである。

Laser interferometer-type gravitational wave detectors can only detect large gravitational waves caused by large events.

ならば、発想の転換が必要ではないだろうか。

If so, isn't it necessary to change the way of thinking?

微小な重力波を、圧力の伝播として検出を試みるのである。
I propose a plan to detect minute gravitational waves as pressure propagation.

量子論を援用すれば、微小な重力波の検出可能な素子を作れるのではないか。

With the help of quantum theory, it may be possible to create devices that can detect minute gravitational waves.

微小な重力波による圧の変化も検出出来る圧電素子が開発出来るなら、不可能ではないはずである。

If we can develop a piezoelectric element that can detect changes in pressure caused by minute gravitational waves, it should not be impossible.

電子の波としての性質を、微小な重力波の検出に使えるのではないか。

It may be possible to use the properties of electrons as waves to detect minute gravitational waves.

電子の波の揺らぎとして、微小な重力波の検出を出来る可能性はないだろうか。

The possibility of detecting minute gravitational waves as electronic wave fluctuations is worth investigating.

レーザー干渉計型重力波検出器を望遠鏡とすると、微小重力波検出器はさしずめ分光光度計に当たるだろう。

If the laser interferometric gravitational wave detector is a telescope, the microgravitational wave detector would be a spectrophotometer.

もし可能になるならば、重力波分光学とでも言いえる新たな分野が開拓される事になる。

If it becomes possible, it will open up a new field of gravitational wave spectroscopy.

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