重力

ブラックホールの連鎖反応的爆発が宇宙誕生のカギを握る。

2021年12月25日に打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で、宇宙の夜明けとでもいうべき時期の酸素のような重元素ができる段階が想定より早いとか銀河や超巨大ブラックホールが想定より多いという観測結果が得られた。
そこで、従来の理論に見直しの必要が出てくる。
研究が、新しい段階だ。

膨張宇宙論では、宇宙誕生のあとインフレーションがあったとされる。

ということは、宇宙の密度はあまりないはずなのだ。

創世の8億年後とか4億年後には超巨大ブラックホールがあったと言うのは、成長に時間が足りない。

つまり、8億年や4億年後にも宇宙の密度は相当高かったことになる。

さらに酸素のような重元素も、誕生の5億年から7億年の間に今と同じくらいの割合になった。

もちろん銀河の数も、早い段階でたくさん生まれた。

これらの情報が物語るのは、宇宙の密度が誕生の段階でかなり高かったという事実だ。

宇宙には巨大なボイドがいたるところにあり、星々の集まる銀河などはボイドに挟まれた狭い領域に密集している。

これはどういうことなのか。

ボイドに挟まれたから、銀河などの誕生した領域ができたとしたらどうだろう。

つまり傍聴したボイドが物質を圧縮したから、私たちの宇宙が生まれたのだ。

ではなぜ、ボイドの膨張が始まったかだ。

私は、ブラックホールの爆発による衝撃波こそ原因になったと見ている。

重力は物質の持っている物質波によって生じ、無限の空間に光速度で伝わっている。

重力波の式は電磁波の式と、似た形式になる。

それは、引力は何らかの対になる作用と交互に発生していることを示している。

ブラックホールと対で発生するはずのホワイトホールは、見つかっていない。

もし、重力波が引力と斥力か交互に発生しながら伝播しているとしたらどうだろう。

物質は、ある範囲より先には収縮できないとなる。

極限まで圧縮された気体が爆発的な膨張をするように、極限まで圧縮された空間もまた爆発的な膨張をする。

これが連鎖反応的に全宇宙のブラックホールで起きれば、強力な衝撃波が生じる。

そして全天に無数のボイドと無数の圧縮された領域が生じ、圧縮された領域が天体を生じる。

そうしたら、高密度な空間なのでたくさんの銀河や多くの超巨大ブラックホールがうまれてもおかしくない。

物理法則から見ても、自然な筋書きなはず。

どうだろうか。

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実はブラックホールとホワイトホールは表裏一体なのだ。

ブラックホールとホワイトホールの関係というけれど、作用反作用の関係と考えたら実はそのまま重力の発生メカニズムではないだろうか。

物質が空間を歪めているエネルギーがホワイトホールに、出てきた現象がブラックホールに対応するとみていいのではないだろうか。

物質が空間を歪めているエネルギーがホワイトホールに出てきた現象がブラックホールに対応するとしたら、これを一般化すればどうなるか。

重力は、物質が空間を歪めるエネルギーである斥力とこれによって引き出された引力からなるということになる。

遠方の光の赤方偏移とは、遠方まで累積された斥力としての重力のエネルギーが原因だ。

遠方まで積分された物質が空間を歪めた斥力のエネルギーが、遠方から来ている光のエネルギーを減衰させる。

光のエネルギーの減衰は周波数の減少になるしかないので、当然ながら赤方偏移が起こる。

物質が空間を歪めて生成する斥力のエネルギーは、遠方に行くほど累積するのでエネルギーの減衰した光の赤方偏移はどんどん大きくなる。

結果として、遠方の光ほど赤方偏移が大きくなるので遠方の宇宙空間ほど見かけの加速度が大きくなる。

重力には引力しかないと思い込んでいるから、宇宙空間は遠方の方ほど膨張していると錯覚してしまったというのが現実ではないだろうか。

通常の重力の発生メカニズムのモデルは、二次元近似だ。

だが実際に重力の発生しているのは三次元空間だから、重力の発生メカニズムは本来ならば三次元で考えないといけない。

視覚的にわかりやすいので二次元近似モデルは魅力的だが、厳密さには欠ける。

厳密さに欠けた二次元近似モデルでばかり考えていたから、物質が空間を歪めるエネルギーの存在を見落としていたのだ。

重力波の式と電磁波の式は、似た形式になる。

言い換えれば、どちらも似たメカニズムで発生している波ということになる。

電磁波が振動する電荷から出てきたのなら、重力波は振動する物質から出てきたとなる。

絶対零度でも止まらない物質の振動と言えば、物質波がある。

この物質波が、物質が空間を歪めて発生している斥力を遠方に次々と送り出して空間から引力を引き出しているのではないか。

だからこそ、電磁波と重力波の式の形式は似ているのではないか。

ブラックホールとホワイトホールが一つの現象の表と裏としたら、ブラックホールから特異点などは本質的に消えてしまう。

むしろ、圧縮限界に達したブラックホールはいつか爆発すると見た方が良い。

連鎖反応的に爆発したブラックホールの発した衝撃波が、ボイド構造を作ったのではないか。

無数のブラックホールによるボイドに挟まれた空間で、私たちの銀河を含む天体は生まれた。

この空間で起きた現象は、膨張宇宙論で展開されたものと基本的には変わらない。

決定的な差は、空間の膨張を考慮していないところだ。

無数のボイドに挟まれた無数の領域で、無数の宇宙空間が生まれた。

だから、無数の泡宇宙モデルとか平行宇宙とかパラレルワールドとか、SFまがいな解釈が生まれたのではないか。

このプロセスは無限に繰り返す可能性を持っているので、振動宇宙モデルも出てくることになる。

どうだろうか。

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電磁波の式も重力波の式も作用反作用で理解できる。

重力波は、電磁波と同じ形式の式で表現ができる。

縦波である重力が横波で表せて電磁波と同じ形式の式にできるのは、エネルギーの大きさの変化の仕方を最大値と最小値の変化の曲線で表せるからなのだ。

重力波は電磁波と同じ形式の式になるなら、発生の基本的なメカニズムも類似なはずである。

重力波を電磁波と比べると、波のタイプはどちらも横波、伝搬の速さはどちらも光速のC、振動の向はどちらも伝搬方向と垂直な方向、振動するのは電磁波は電界と磁界だが重力波は2次元空間な点だけが異なる。

では、重力波で振動している2次元空間とはどういう状態か。

重力を振動させれば、正の重力と負の重力が当然のことながら生じる。
この負の重力とは何かといえば、当然のことながら反引力なはずなのだから斥力でなければならない。

この基本的な物理原則を無視するから、おかしくなるのだ。

電磁波は電場が磁場を産み磁場が電場を産む無限の反復なのだから、重力波は斥力が引力を産み引力が斥力を産む無限反復であって何がおかしい。
重力を時空から生み出した斥力こそ、赤方偏移の原因とされる宇宙定数にほかならない。

ハッブルが見つけたのは赤方偏移であって、宇宙の膨張ではない。
赤方偏移の解釈は、アインシュタインの導入した宇宙定数であってもよかった。
宇宙定数の検出に成功と判断されていたら、膨張宇宙論は対抗仮説でしかないことになる。
作用反作用で解釈可能な宇宙定数の方に、膨張宇宙より分がある。

ハッブルが赤方偏移の原因を宇宙膨張と捉えたのは、重力で見つかっているのは引力だけだからと言うだけの理由なのだ。

経験のないものより経験のある方が、理解しやすいからなのだ。

だが今や宇宙には、正体不明の斥力が働いていることがわかっている。

この正体不明な斥力はビッグバンの延長上に働いているとみられているが、近年の研究では宇宙定数との関係が注目されているのだ。

だが元々宇宙定数の導入は、アインシュタインが自分のモデルで宇宙が瞬時に潰れるので応急処置で引力と大きさが同じで向きが反対な作用が必要になったからである。

引力と大きさが同じで向きが反対な作用と言えば、宇宙定数と引力はまさに作用反作用の関係ではないだろうか。

そして宇宙定数は斥力として、作用している。

電磁波と重力波は同じ形式で式が書けるなら、電磁波では電界と磁界が直交しているように重力波でも正の重力と負の重力の直交であるはずだ。

ここで疑問が生じるのは、電界は発散し電荷の担い手があるが磁界は発散しないし磁荷の担い手がないのはなぜかということだ。

結論から言えば、作用反作用の関係にあり半波長ずれているだけだからなのだ。

見やすくするための工夫として、直交する波として表現されているだけだ。

電界が作用で磁界が反作用の関係になる。

なぜ引力は質量の周りを取り巻く形でしか表せないのかと言えば、反作用に過ぎないからなのだ。

その点宇宙定数は、発散する形で表せる。

そして宇宙定数は斥力として働いているのだから、斥力が作用で引力が反作用なのだ。

重力波と電磁波は作用反作用の関係を表した式であり、重力波では作用が斥力で反作用が引力になり電磁波では作用が電界で反作用が磁界となる。

重力波と電磁波を比較して、連立方程式を解くように読み解いたらスッキリする解釈にたどり着いた。

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宇宙定数の正体は質量による斥力だった。

ダークエネルギーの分布を可視化に成功という図を見たが、天体の質量の存在によって歪みのエネルギーがたまっている時空の領域が可視化されているようにしか見えないのだ。

そもそも質量の存在がどのようなメカニズムで時空を歪めるか、だれも考えてないのではないだろうか。

時空を質量がゆがめるメカニズムで、もっとも自然なのは斥力によるものだ。

質量が斥力によって歪めた時空に発生した現象が、引力である。

アインシュタインは自分のモデルだと瞬時に時空が潰れるので、辻褄を合わすために宇宙定数を引力と大きさが同じで反対向きの作用として導入したという。

引力を時空に生じた歪みであるとしながら、発生のメカニズムを考察し忘れたからそういうことになる。

二次元近似モデルで質量が時空を歪める有様を描写したまではよかったけれど、質量が時空を歪める力がどこからどのように作用したのかまでは見落とされたのだ。

地上で考察された二次元モデルを、そのまま宇宙空間に持って行ってしまうケアレスミスを犯してしまったのだ。

地上では地球の重力が働き二次元時空は歪むけど、地球の重力圏を脱すれば質量が二次元時空に接しはするが乗ることはない。

地球の重力が及ばないなら、時空は歪まなくなってしまう。

だが実際は時空は歪むのだから、別のメカニズムがなければならない。

それが、質量が時空に及ぼす斥力にほかならない。

天体では質量の大きさが半端ではないので、時空は相当な範囲にまで歪みのエネルギーがたまる。

天体の質量によってもたらされた斥力が生じさせた歪みエネルギーが可視化されたら、天体の周囲に高密度のエネルギーがたまっていて自然なのだ。

ダークエネルギーの正体とは、これまで見落とされてきた重力の発生源である斥力だったのだ。

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宇宙定数と重力波を考える。

膨張宇宙論で宇宙定数が注目されるようだが、アインシュタインが引力で速攻で潰れないよう苦し紛れに入れた引力と大きさが同じで向きが反対な作用。
これって、作用反作用の法則と違うのって誰も突っ込まないのが謎すぎる。

物質が時空をゆがめると言うが、どうやって歪めるのか誰もメカニズムを問題にしないのも謎すぎる。

宇宙定数は、引力を生じさせる時空の歪みと関係ないのか?
引力と宇宙定数が作用反作用の法則でつながる可能性は、ないのか?

そもそもブラックホールは、二次元で近似された時空の蟻地獄みたいな図が有名だが時空は3次元の空間と1次元の時間が合わさったもんだろ。
ブラックホールは無限に深い穴ではなく、極限まで圧縮された時空を大質量天体の周囲に描くのが物理的には本当じゃないのか。

なんで物質の周囲で宇宙定数が測定できないかと言えば、ベクトル合成で引力しか現象してないように見えるからだろ。
重力波と電磁波は似た形式の式になると、聞く。
引力と宇宙定数が作用反作用の法則で繋がれば、電磁波と同じ形式で重力波の式が書けても不思議じゃない。

電場と磁場も、作用反作用の法則とみていいはずだ。
作用が電場で、反作用が磁場だろうか。
電場を持つ素粒子のスピンで、磁場ができるのだから。
物質の零点振動が宇宙定数を産み、時空から反作用として引力が生じるのだろう。
時空の歪みが引力なのだから。

電場の回転の歪みが磁場を産み、物質の零点振動が宇宙定数と引力を産むのだろうか。
これは、想像に過ぎないけどね。
電子はあまりにも小さいので数学の点のように見ていいとみられているが、質量を持つ以上どんなに小さくても大きさがありスピンは実際に回転しているはず。
そして、時空にねじれを産んで横波の電磁波が生じる。
物質は零点振動しているので周囲に粗密波が産まれ、重力波が生じる。

零点振動の、正の方向で宇宙定数が負の方向で引力が交互に生じて伝播しているのが重力波ではないか。
これはまだ、仮説だが物理的には無理がないはずだ。

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原子や分子が安定的に存在できているのは、赤方偏移の原因が宇宙定数であって宇宙の膨張ではないからだろう。

膨張宇宙論でいつも引っかかっているのは、時空が膨張していると言うなら何で原子の中の時空は安定的なんだと言う疑問だ。

宇宙に存在している物質を取り巻くように、ダークマターやダークエネルギーがあるからだと返答が来る。

ならばダークマターやダークエネルギーとは何かと言えば、まだわからないと返答が来る。

ここで私は、アインシュタインが自分の議論では瞬間的に時空がつぶれるから宇宙定数を導入した逸話を思い出す。

宇宙定数とは引力と大きさが同じで反対向きに働く作用だが、力学の基礎理論には宇宙定数とそっくりなものがある。

作用と反作用だ。

ならば、引力と宇宙定数のどちらが作用でどちらが反作用なのだろうか。

物質が時空を歪める場合に、物質はどういう形で作用を時空に及ぼすのが自然だろうか。

押しのける作用では、ないだろうか。

ならば、宇宙定数こそが物質が時空に及ぼす作用の正体ではないだろうか。

宇宙定数は発散しているのに対して、時空が歪んだので生じる引力は中心に向かって収束している。

差引で現象として残りやすいのは、相対的に大きな作用である引力の方だろう。

物質と時空の間には、静的な安定ではなく動的な安定があり絶えず重力波が発生している。

通常の重力波は微細過ぎるので観測は容易ではないから、大きな重力波の発生するイベントにどうしても注目が集まっている。

引力でさえ微細なのだから、発散してしまう宇宙定数はなおさら微細なはずだ。

あまりに微細な宇宙定数でも、累積すれば馬鹿にならない大きさの作用になる。

それが膨張宇宙論の根拠とされている、赤方偏移ではないだろうか。

最近、原始ブラックホールの存在するかどうか議論になっている。

宇宙の質量の大きさなど、説明しやすいからだ。

宇宙が誕生した際の物質の分布に十分な大きさの揺らぎがあれば、可能性はもちろんあり得る。

しかし、原始ブラックホールが例え見つかるとしても膨張宇宙論の証拠だろうか。

見つかっている赤方偏移が宇宙定数の見せているいたずらで説明可能なら、膨張宇宙論の出る幕は無い。

 

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天体からの光や電磁波の赤方偏移は重力波のいたずらだ。 The redshift of light and electromagnetic waves from celestial bodies is a prank of gravitational waves.

天体からやってくる光や電磁波の赤方偏移は、宇宙膨張の証拠ではない。

The redshift of light and electromagnetic waves from celestial bodies is not evidence of the expansion of the universe.

波とは、運動状態が移動している現象であり結果として運動エネルギーが運ばれている現象である。

A wave is a phenomenon in which the state of motion is moving, and as a result, kinetic energy is carried.

そして波とは、励起されたエネルギーが解放される現象であると共にエネルギーが伝播する現象でもある。

Waves are both a phenomenon in which excited energy is released and energy is propagated.

つまり、全ての波は運動エネルギーの運ばれている現象としては疎密波すなわち縦波として振る舞うのである。

In other words, all waves behave as dense waves, or longitudinal waves, as a phenomenon of kinetic energy carried.

従って波は、進行方向に圧力を加える現象でもある。

Therefore, waves are also a phenomenon that applies pressure in the direction of travel.

アインシュタインは引力を物質によって歪まされた時空の状態としてとらえたが、物質がどのように時空を歪めているのかまでは考えていなかった。

Einstein saw attraction as a state of space-time distorted by matter, but he did not consider how matter distorts space-time.

だから苦し紛れに導入した宇宙項が何を意味するのか、理解できなかったのだ。

So he couldn't understand what the agonizing cosmology term meant.

宇宙項の正体とは、エネルギーの疎密波としての重力波だったのだ。

The true nature of the cosmological term was gravitational waves as dense waves of energy.

そこに気が付けなかったので、宇宙からやってくる光の赤方偏移を宇宙膨張の証拠と見誤ったのだ。

He didn't notice this, so he mistook the redshift of light coming from space as evidence of cosmic expansion.

宇宙からやってくる光の赤方偏移は、重力波が光に及ぼしている圧力を考えるなら説明できるのだ。

The redshift of light coming from space can be explained by considering the pressure that gravitational waves exert on light.

光の速度は一定なので、エネルギーの減衰は波長の伸びとしてしか現象しようがないのだ。

Since the speed of light is constant, energy attenuation can only be realized as an elongation of wavelength.

天体からの光や電磁波の赤方偏移とは、宇宙をまとめるために頑張っている重力波がやらかしたいたずらに過ぎなかったのだ。

The redshift of light and electromagnetic waves from celestial bodies was nothing more than a prank made by gravitational waves working hard to hold the universe together.

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重力波の正体は電磁波なのか。 Are gravitational waves really electromagnetic waves?

重力は、電磁力に還元出来る。

Gravity can be reduced to an electromagnetic force.

重力波は電磁波と同じ形式の式で記述可能なのは、実にそのためなのだ。

This is really why gravitational waves can be described by the same equation as electromagnetic waves.

重力波はなぜ、電磁波と同じ形式の式で記述可能なのか。

Why can gravitational waves be described by equations of the same form as electromagnetic waves?

どちらも、二つの要素の交代によって伝播する波だからなのだ。

Both are waves propagated by the alternation of two elements.

重力波は疎密波、つまり、疎と密の二つの要素からなる波だ。

Gravity waves are sparse and dense waves, i.e., waves composed of two elements, sparse and dense.

一方、電磁波は電場の波と磁場の波の二つの要素からなる波だ。

On the other hand, an electromagnetic wave is a wave composed of two elements: an electric field wave and a magnetic field wave.

それで、どちらも同じ形式の式で記述可能となるのだ。

So, both can be described by the same form of expression.

重力波の疎と密とは、エネルギーの密度である。

Sparse and dense gravitational waves are densities of energy.

では、問題はそのエネルギーの正体である。

The question, then, is what is that energy?

エネルギーは、速度の二乗で表される。

Energy is expressed as the square of velocity.

アインシュタインは、重力波の伝播速度は光速と等しいとしている。

Einstein states that the speed of propagation of gravitational waves is equal to the speed of light.

重力波の伝えているエネルギーは、光速の二乗であると言い換えられる。

The energy transmitted by gravitational waves can be described as the square of the speed of light.

光子は、エネルギーを担う素粒子の仲間である。

Photons are members of the subatomic particles that carry energy.

ならば、重力波の伝えるエネルギーの正体は電磁波のエネルギーであっても差し支えない。

This could mean that the true nature of the energy transmitted by gravitational waves is electromagnetic energy.

重力波の伝える疎密波とは、電磁波のエネルギーの疎密波と置き換えが可能となるのだ。

The sparse and dense waves conveyed by gravitational waves can be replaced by the sparse and dense waves of electromagnetic energy.

重力波の正体が電磁波のエネルギーの疎密波であるならば、当然ながら、光のエネルギーに影響を与えられる。

If the true nature of gravitational waves is that they are sparse waves of electromagnetic energy, they can naturally affect the energy of light.

遠方から来る光ほど、電磁波のエネルギーの疎密波としての重力波の影響を受けてエネルギーは衰え赤方偏移する。

The more distant the light comes from, the more it is affected by gravitational waves as a sparse wave of electromagnetic energy, which diminishes its energy and red-shifts it.

つまり、宇宙の膨張を想定しなくとも遠方の光ほど赤方偏移が大きい理由は重力波の働きによって説明できる。

In other words, gravitational waves can explain why the redshift is greater for more distant light without assuming the expansion of the universe.

ダークマターやダークエネルギーも、重力波の伝えるエネルギーやその質量への換算で説明可能となるだろう。

Dark matter and dark energy could also be explained in terms of the energy transmitted by gravitational waves and its conversion into mass.

磁場の強い天体ほど質量が小さな値になるのかも、おそらく説明可能になるだろう。

It will probably also be possible to explain why objects with stronger magnetic fields have smaller mass values.

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重力の発生メカニズムは、浮力の発生メカニズムと似ている。 The mechanism of the generation of gravity is similar to the mechanism of the generation of buoyancy.

重力方程式の解には、膨張解もあると解釈されてきた。

Solutions to the gravity equation have been interpreted to include expansion solutions.

だが、斥力と解釈して重力には引力と斥力があるとしたらどうだろうか。

But what if we interpret this as an exclusive force and say that gravity has an attractive force and a repulsive force?

これまで赤方偏移は、宇宙膨張の証拠とされてきた。

Until now, redshifts have been regarded as evidence of cosmic expansion.

近づけば波長は短くなり、遠ざかれば波長は長くなる。

As you move closer, the wavelength gets shorter; as you move away, the wavelength gets longer.

それならば近づけば青方偏移が起き、遠ざかれば赤方偏移が起きるはずであるとされて膨張宇宙論の証拠と見なされたのだ。

It was considered evidence for the cosmic expansion theory because it should shift blue when approaching and red when moving away.

重力は質量の存在によって時空が歪んだ結果の現象だとしたら、質量はどのような作用によって時空を歪めるのだろうか。

If gravity is a phenomenon resulting from the distortion of spacetime due to the presence of mass, what action does mass have that distorts spacetime?

水中での浮力は、質量が排斥した水の体積が元の位置に戻ろうとして生じる力だ。

Buoyancy in water is the force produced when a volume of water eliminated by a mass tries to return to its original position.

同様に、重力は質量が排斥した時空の体積が元の位置に戻ろうとして生じる力と見ても良い。

Similarly, gravity can be viewed as a force produced by a volume of spacetime from which mass has been excluded, as it attempts to return to its original position.

重力方程式の膨張解の正体とは、質量が時空を排斥した作用が反映されたものだったのだ。

The identity of the extended solution of the gravity equation was a reflection of the action of mass eliminating space-time.

質量が時空を排斥した作用が重力を生み、重力が圧縮した時空のエネルギーに相当する質量が時空をさらに排斥したのだ。

The action of mass eliminating space-time creates gravity, and the mass corresponding to the energy of space-time compressed by gravity further eliminates space-time.

この無限連鎖が、重力波方程式の形式を電磁場方程式の形式と似たものにしたのだ。

This infinite chain makes the form of the gravitational wave equation similar to the form of the electromagnetic field equation.

銀河団を取り巻く謎の質量とは、重力エネルギーの高密度な状態なのではないだろうか。

Because of this infinite chain, the form of the gravitational wave equation resembles the form of the electromagnetic field equation. The mysterious mass surrounding a galaxy cluster may be a dense state of gravitational energy.

だからこそ、銀河団を取り巻くダークマターが銀河団を安定させる存在として認識されたのだ。

That is why dark matter surrounding a galaxy cluster was recognized as the stabilizing agent of the cluster.

 

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重力は引力と斥力からなると考えれば問題はシンプルになる。 If we consider gravity as consisting of attraction and repulsion, the problem is simple.

興味深いのは、重力に関する式が電気や電磁場に関する式と極めて似た形式で書けることだ。

It is interesting to note that the equations for gravity can be written in a very similar format to those for electricity and electromagnetic fields.

だが、電気には正と負があり磁気にはSとNがあるのに対し、重力には引力しか見つかっていないと言う難題が立ちはだかる。

However, the conundrum lies in the fact that electricity has positive and negative powers and magnetism has S and N, while gravity only has an attractive force.

とは言え、この問題を解く手がかりはある。

However, there are clues to solving this problem.

引力は集中するのに対して斥力は発散する、引力は弱いと言えども強まっていくのでそれなりに実感しやすいのに対して斥力はただでさえ弱い上に発散によってさらに弱まるので実感困難になると考えれば良いのだ。

While the attraction is concentrated, the repulsive force diverges, and even if the attraction is weak, it is strengthened and is easy to feel, while the repulsive force is already weak and further weakened by divergence, so it is difficult to feel.

宇宙の観測で見つかった赤方偏移が宇宙膨張の証拠と見られたのも無理はない、重力が引力と斥力と考えるのは当時も今も困難だからだ。

No wonder the redshift found in observations of the universe was seen as evidence of the expansion of the universe, because it was and still is difficult to think of gravity as attraction and repulsion.

重力と加速度が区別がつかないと言う考えは斬新過ぎて十分に普及していたとは言い難い段階で、見つかってもいない斥力を加速度と区別がつかないと考えると言うのはハードルが高過ぎるのだ。

The idea that gravity and acceleration are indistinguishable is too novel to be widely used, and it is too high a hurdle to think that an undiscovered repulsion force is indistinguishable from acceleration.

ブラックホールは蒸発によって消えると言う説があるが、斥力を想定すればブラックホールは爆発によって消える。

There is a theory that black holes disappear by evaporation, but assuming repulsion, black holes disappear by explosion.

銀河の中心には巨大ブラックがあるとわかってきたが銀河は銀河団を構成するので、一つの巨大ブラックホールの爆発は衝撃波によって連鎖的にそれぞれの銀河中心にある巨大ブラックホールを崩壊させないだろうか。

It has been found that there is a supermassive black at the center of the galaxy, but since galaxies constitute a galaxy cluster, will the explosion of a single supermassive black hole cause the collapse of the supermassive black hole at the center of each galaxy in a chain reaction by a shock wave?

いくつもの銀河団の崩壊はやがていくつもの超銀河船団の崩壊に繋がり、衝撃波は圧縮された時空とボイドを生み出す。

The collapse of several galaxy clusters eventually leads to the collapse of several supergalactic fleets, and the shock waves create compressed space-time and voids.

膨張宇宙論で考えられている時空膨張の正体とは、ボイドの発生と膨張の事だったのだ。

The true nature of space-time expansion as considered in expansion cosmology was the generation and expansion of voids.

圧縮された時空からは物質が析出して私達の宇宙が生まれるが、私達の宇宙に満ちる引力は物質と時空のせめぎ合いによって生じ零点振動となって観測される作用によって斥力と共に生まれる。

From the compressed space-time, matter precipitates and our universe is born, but the gravitational attraction that fills our universe is generated by the conflict between matter and space-time, and is born with repulsive force by the action observed as a zero oscillation.

膨張宇宙論を生み出す原因となった赤方偏移は、アインシュタインによって宇宙定数として認識された斥力の悪ふざけだったのだ。

The redshift that gave rise to the expansion cosmology was a repulsive prank recognized by Einstein as a cosmological constant.

恐らく、ダークマターやダークエネルギーの問題もこの解釈で説明可能となるだろう。

Perhaps the problem of dark matter and dark energy can also be explained by this interpretation.

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